炎ツナ

君に会った時…
僕の中で何かが疼いたのと同時に、
どす黒い感情が脳裏を掠める。
胸の高鳴り
でも僕の心臓は痛いんだ。
たくさんの感情が渦巻いて気分が悪い。

一体僕は何を信じたらいい?
自分の気持ちは大きく
まるで切り落とされる前の豆の木の様に左へ右へ行ったり来たりしている…誰か僕を導いて。
この不安な何かから僕を逃して。

アーデルハイトがツナ君の本心を確かめる為に、と言って作戦を実行した。
でも僕はこんな事は意味がないと思ってたんだ。
君は優しいから、絶対に僕の所へ来て安堵の表情を浮かべて…大丈夫?って聞くんだ。

Ⅰ世なんかとは違う!!

僕は君の笑顔も
日に透かすと淡い琥珀色になる髪も
ぱっちりな瞳も
僕に似てダメダメなところも
たまに心強いところも
全て大好きなんだよ?


ツナ君が、Ⅰ世を信じきっているみたいだけれどどうして会った事もない人をそんなに…
綺麗で真っ直ぐな瞳に映しているの?

何だか気にくわないよ。


今度は僕だけを映してよ…僕だけ見て?


ねぇ…?



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「何で君は来てくれなかったの?」

それは僕が君に何百回と呟いた言葉。
でも君は何も答えてくれない、応えもくれなくなっちゃっった。


こんなにアザだらけになっちゃったね、
君が暴れたりするから…今度目が覚めたら一緒にケーキでも食べよう。

そしたら、今度こそ僕だけを見てよね。ツナ君




END.
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今回は炎真くん視点での
SSでした(^^)
彼はただのヤンデレであればいいよ。
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