花一輪災の元
リ「どうだ?ジャンニーニ何か解りそうか?」
綱吉と別れた後、リボーンはジャンニーニの所に行っていた。
ジ「ちょっと待っていて下さいね~」
しきりにコンピュータに向かい、リボーンに頼まれてた内容を調べる。
ジ「あ、ありました!
ん~これは厄介なもののようですね。」
横にいたリボーンはデスク上のパソコンを覗き込んだが、読むなり顔を蒼白させながら発狂することとなる。
リ「どんなだ?…………なッ!?何だと―!!!
こんな所にいる場合じゃねぇな。俺はツナの所に行って来るぞ」
ジ「お気をつけてー」
ジャンニーニは強く閉められた扉を背に、もう一度パソコンに目を向けた。
そして、これから起こるであろう事態(破壊活動)を予想し頭を痛めるのであった。
****************
ツ「…と言う訳で、ヒック相手のボスが俺に仕掛けた事は、実は裏で白蘭が仕組んだ…?らしいってことヒック」
「「「「……(白蘭殺す!!!!)」」」」
みんな、顔が険しいんだけど;何もやらかさないでくれ!!
綱吉のそんな願いは、多分叶うことはないだろう
ツ「どうしたら、ヒック、治るんだろ…白蘭を捕まえるしか、ヒックないかなぁ、やっぱり」
正「もちろん僕も手伝うよ!!綱吉くん」
ス「うちも、ボンゴレの力になる」
雲「綱吉を守るのは、僕一人で十分に決まってるでしょ。奴を必ず咬み殺す」
骸「おやおや、君だけでは役不足なのでは?」
何だかんだ言って、団結力を発揮する皆に感動してきたよ…。
ツ「ヒック、みんな…ありがとう!!」
((((∑!!!…////))))
あれ;何か、みんな顔赤くない!?そんなに白蘭に対して怒ってるなんて!!俺は、いい部下を持ったんだなぁ(泣
とんだ勘違いをする綱吉は、もちろんここに居る 部下達の想いなど知るよしもなかった。
ツ「はい!!じゃあ皆で」
グイグイ
「「「「…?」」」」
ツ「白蘭を捕まえるぞぉ~、オー!!」
綱吉は皆の背中を押し円陣をつくり気合いを入れようと叫んだ瞬間、
バリーン!!
「「「「「∑!!!?」」」」」
「綱吉クンつーかまえまた♪」
ツ「ひゃっ」
綱吉の部屋の窓ガラスが割れ、捕まえようとしていた本人が現れたのだ。そして、綱吉の後ろからがっちりホールド状態。
ツ「びゃ…ヒックらん!?何でここに!?」
白「僕を呼ぶカワイイ声が聞こえたからね♪
ふふふ、綱吉クン辛そうだね。」
雲「ちょっと、綱吉から離れなよ!!」
骸「クフフ、そっちから来てくれるなんてね。覚悟はできてるのですか」
正「綱吉君から離れて下さい!!この変態」
白「正チャン変態って…僕泣いちゃうよ?」
ス「ボンゴレ早くこっちへ!変態菌が移る」
白「スパナまで…(泣」
元部下にここまで否定され、ちょっと悲しくなってきた。
ツ「それより、ヒック白蘭これ何とかしてよ!!」
白「んー、そんなの簡単だよ♪」
さっきまで微妙な落ち込みをみせていた白蘭だったが、本題に入るなり不適な笑みを浮かべた。
そして白蘭から耳を疑いたくなるような言葉が放たれた。