オンボロ寮の監督生　ユウ
デフォルトネーム・ユウ
（英語で『あなた』を意味する→Ｙｏｕ）

学年・クラス　１年Ａ組９番
　　　誕生日　６月６日（双子座）
　　　　年齢　１６歳
　　　　身長　１５４cm
　　　利き手　右
　　　　出身　異世界（日本）
　　　　部活　美食研究会
　　得意科目　魔法史
　　　　趣味　写真撮影
　嫌いなこと　食べ物を粗末に扱う
好きな食べ物　エビフライ
嫌いな食べ物　セロリ
　　　　特技　DIY（寮の修繕・改装）
イメージＣＶ　早見沙織さん

　小エビちゃん、草食動物などと呼ばれる事も納得の小柄。純日本人な黒髪黒目、髪は異世界に来てからバッサリ切ったのでショートヘア、前髪とモミアゲだけやたら長い。
　悲しんでいるひとを放って置けない、困っているひとには迷いつつも手を差し伸べてしまう、筋金入りのお人好し。他人を嫌う事すら珍しいが、食べ物を粗末にするひとだけは絶対許さない。
　非常に肝が座っており、下手な脅しでは動じない。思った事は物怖じせずズバッと口に出してしまう。長所であり短所。マブな友人たちの影響か、とりあえず拳で解決しようとする節もある。
　男装している女の子。特にこだわって性別を隠している訳ではない。ナイトレイブンカレッジが男子校であり、男性用の制服しかない事、女性である事が知られると余計に目立つ為、いちおう男装している。例えバレても「あまり自分の噂を広めないでほしい」と言うだけで、気にしない。そのせいか男性扱いには慣れているが、女性扱いには全く慣れていないのですぐに照れてしまう。学園長を始めとする教師陣は把握済み、仲の良い生徒たち（主要キャラの皆さん）にも大体バレてる。
　獣人や人魚、ドラゴンなどと言ったファンタジーな生き物に強い憧れを持っている。ぜひお近付きになりたいし、出来れば触ってみたいし、あわよくば同じような姿に変身してみたい。特にグリムが大好き。毎日モフモフしたり吸ったりさせてもらっている。
　マブな友人たちから「良いお嫁さんになれる」と褒められる程度には家庭的。少しでも食費を抑える為になるべく自炊、お昼も出来る限り弁当を持参する。得意料理はツナのクリームパスタ。彼女に胃袋を掴まれている生徒は多いらしい。オンボロ寮を少しずつ掃除したり直したり、ピカピカにする事が最近の趣味。
　本当は「元の世界に帰りたい」なんて願っていないらしい。どうやら元の世界に良い思い出があまりないようで、自分の過去も語りたがらない。出来れば今の世界で生きたいと願うが、＂何者でもない＂自分は何処へも行けはしないのだと、時折悲観的な諦めの表情を見せる。

台詞
「じゃあ全員仲良く退学ってことで」
「大丈夫？　私のお弁当、はんぶん分けてあげるよ。お口に合うと良いな」
「わああっ、さすが先輩！　その姿もとっても格好良いです、素敵です！！」
「グリム、私ね、本当はね。みんなと、一緒に。この世界に、居たいよ……」



（※別シリーズ『緑の帽子屋と寮母さんの話』と同じ世界線のため、オンボロ寮の寮母さん「アイ」も時折登場します）