このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

いっかいだけ

サルガッソーコロニー前

「おい、お前マジかよww「……また薬が欲しい」だぁ?‪wなんかの冗談だろ?‪w」
「……………………」
「……マジなんだな」

無言で下を向く俺を見て、ウルフは俺がかなり本気で言ったという事がわかったみたいだ。

「……別にくれてやるけどよ……今度はタダじゃねぇぜ?」
「………え?」
「心配すんなって‪そんな高くねぇからよ」

「こっち来いや」と言われ、素直に近づいて行くと、ウルフは値段を耳打ちしてきた。

「……な?安いだろ?多分、お前でも払える。」
「………あぁ、その値段だったら…」

ふと、気になる事があった。

「その……次から値上がりって…」
「…?しねぇけど?」

\ピコン/

「今の録音したからな?」
「ちょお前‪wそこまでしてヤクが欲しいのかよ‪w」

「お前は一応敵だからな」と伝えると、ウルフは笑い始めた。

「……なんだよ」
「いや、敵からヤクを買いに来る正義のヒーローってなんなんだろうなって‪w‪w」
「……いいから、早く薬」

俺が急かすと、「ちょっと待ってろって」と言ってコロニーの奥に消えるウルフ。少しして、箱入りの大量の薬を持ってきた。俺はお金を渡して…薬を貰った。
3/6ページ
スキ