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『え、』
「こんにちは」
『…』
「あの、、」
『…』
私がなぜこんなにダンマリをかましているかって?そんなの簡単だよ
渡邉理佐と再会したから
『本日担当させていただきます、有馬と申します。本日は、労災の方に関してとお伺いしたのですが、』
名刺を交換して相手の方を見遣ると、労災認定が必要と思われるような怪我は見たところなく、精神的なものかなぁなんて、観察していると、
「あー、すみません…」
『?はい?』
「私本人じゃなくて。本人仕事で忙しいので、まだ来れないんですよ…、代理でも大丈夫ですかね?」
『あー…、事実確認は本人様の方に取らさせていただくようになってますので、ご都合つく時でよろしいのででまた別日に…』
「…はぁっ、すみません!まだ時間大丈夫ですかね?!」
『へっ!?』
「すみません、仕事の後に病院寄ってたら遅れちゃって。、あ、渡邉です。」
『あ、えっと今回担当させていただく有馬と申します。』
え、これって渡邉理佐だよな…?
『本日は労災の件でとお伺いしています。』
「はい、そうなんです」
彼女の右腕は痛々しそうに処置されていて、一体何があったんだと思わせてしまう、それほどまでにひどい状態だった。
「撮影中にこれ、この怪我をしたんですけど」
『はい』
この仕事はメモをしてないと大変なことになるからメモをしながら話を聞く
一通り話を聞き終わって、結論を話し終える。
『…ということになるので、こちらで対処させていただく形になると思います。』
「はい、わかりました」
『提出書類はこちらにあるものになります。ご不明な点がございましたら遠慮なくお申し付けください。』
「ありがとうございます。」
他にもまた被災した場所への聞き取りも残っているが、今はとりあえず被災者である渡邉さんと少しでも話しやすい環境を築けるように心がける。それにしても、、、、 緊張した
額にかいた若干の汗を拭いながらチラリと書類に目を通している渡邉さんに目をやる
「…、どうかしましたか?」
『あっ、いえ!なんもないです…』
やっぱり芸能人なだけあってオーラがあるよなぁ。職業柄たまに演技中での怪我や機材の損傷や経年劣化による破損による芸能人の労災はこちらに来てから間もないが2、3回程度は経験している。ただ、今回は私の推しだからなんかいつもとは違う、変な緊張感がある、、
『あの、、いつも応援してます。」
「あー、ありがとうございます」
別に仕事中だし。そのくらいしか言葉はかけられないが、普通かけちゃダメだからまあしょうがない。公私混同は良くないと思っても声かけちゃうよ。でもさ、握手とかサインとか写真とか求めたわけじゃないし。なんて1人で言い訳してたら。特段質問もなかったようで、ぺこっとしてから立ち去る理佐さんを眺めていた
「あ!」
急に大声を出したかと思えば次の瞬間にはこっちにずんずんと突き進んでくる彼女
『へっ?!』
「この前ハンカチ拾ってくれた方ですよね?」
『あー、そんなこともあったかなぁ』
はははなんて柄にもなく愛想笑いしてみる
「あの時はお礼できなくてすみません…」
『いえ、全然…!そんなの気にしないでください!』
「もしよかったらなんですけど…」
『え?』
「 ねぇ、有馬さんなんかすごい難しい顔してない?」
「ですね、なんか煮詰まってるんですかね?」
内緒ですよ?なんてイタズラっぽく笑う理佐さんから受け取ったLINEのIDらしき数字の羅列と向き合って死闘を続けることおよそ30分
貴重なお昼時間はもう終わりに差し掛かっている
『ひょえっ?!』
「ぷはははっ!ごめんごめん、そんな驚くとは…」
『急に何するんですかぁ!』
うーんと、うなっていると途端に感じた冷触感に変な声が出た。てか、会社なのにはずかし
「なんか詰まってるように見えたからさ、これ」
『あ、すみません、ありがとうございます』
「いーえー、で、どうしたの?」
この前飲みに誘ってくれた頼れる上司永沼さんに、先ほどのことを話すと
「うぇっ!?」
なんて、私以上に驚くので自分が焦っていたのがちっぽけに思えてきた。
「まあさ、せっかくなんだし仲良くさせてもらったらいいんじゃないかな?」
『ですね、、、連絡してみます!』
「おう!またなんかあったら言えよー」
『ありがとうございます!』
「こんにちは」
『…』
「あの、、」
『…』
私がなぜこんなにダンマリをかましているかって?そんなの簡単だよ
渡邉理佐と再会したから
『本日担当させていただきます、有馬と申します。本日は、労災の方に関してとお伺いしたのですが、』
名刺を交換して相手の方を見遣ると、労災認定が必要と思われるような怪我は見たところなく、精神的なものかなぁなんて、観察していると、
「あー、すみません…」
『?はい?』
「私本人じゃなくて。本人仕事で忙しいので、まだ来れないんですよ…、代理でも大丈夫ですかね?」
『あー…、事実確認は本人様の方に取らさせていただくようになってますので、ご都合つく時でよろしいのででまた別日に…』
「…はぁっ、すみません!まだ時間大丈夫ですかね?!」
『へっ!?』
「すみません、仕事の後に病院寄ってたら遅れちゃって。、あ、渡邉です。」
『あ、えっと今回担当させていただく有馬と申します。』
え、これって渡邉理佐だよな…?
『本日は労災の件でとお伺いしています。』
「はい、そうなんです」
彼女の右腕は痛々しそうに処置されていて、一体何があったんだと思わせてしまう、それほどまでにひどい状態だった。
「撮影中にこれ、この怪我をしたんですけど」
『はい』
この仕事はメモをしてないと大変なことになるからメモをしながら話を聞く
一通り話を聞き終わって、結論を話し終える。
『…ということになるので、こちらで対処させていただく形になると思います。』
「はい、わかりました」
『提出書類はこちらにあるものになります。ご不明な点がございましたら遠慮なくお申し付けください。』
「ありがとうございます。」
他にもまた被災した場所への聞き取りも残っているが、今はとりあえず被災者である渡邉さんと少しでも話しやすい環境を築けるように心がける。それにしても、、、、 緊張した
額にかいた若干の汗を拭いながらチラリと書類に目を通している渡邉さんに目をやる
「…、どうかしましたか?」
『あっ、いえ!なんもないです…』
やっぱり芸能人なだけあってオーラがあるよなぁ。職業柄たまに演技中での怪我や機材の損傷や経年劣化による破損による芸能人の労災はこちらに来てから間もないが2、3回程度は経験している。ただ、今回は私の推しだからなんかいつもとは違う、変な緊張感がある、、
『あの、、いつも応援してます。」
「あー、ありがとうございます」
別に仕事中だし。そのくらいしか言葉はかけられないが、普通かけちゃダメだからまあしょうがない。公私混同は良くないと思っても声かけちゃうよ。でもさ、握手とかサインとか写真とか求めたわけじゃないし。なんて1人で言い訳してたら。特段質問もなかったようで、ぺこっとしてから立ち去る理佐さんを眺めていた
「あ!」
急に大声を出したかと思えば次の瞬間にはこっちにずんずんと突き進んでくる彼女
『へっ?!』
「この前ハンカチ拾ってくれた方ですよね?」
『あー、そんなこともあったかなぁ』
はははなんて柄にもなく愛想笑いしてみる
「あの時はお礼できなくてすみません…」
『いえ、全然…!そんなの気にしないでください!』
「もしよかったらなんですけど…」
『え?』
「 ねぇ、有馬さんなんかすごい難しい顔してない?」
「ですね、なんか煮詰まってるんですかね?」
内緒ですよ?なんてイタズラっぽく笑う理佐さんから受け取ったLINEのIDらしき数字の羅列と向き合って死闘を続けることおよそ30分
貴重なお昼時間はもう終わりに差し掛かっている
『ひょえっ?!』
「ぷはははっ!ごめんごめん、そんな驚くとは…」
『急に何するんですかぁ!』
うーんと、うなっていると途端に感じた冷触感に変な声が出た。てか、会社なのにはずかし
「なんか詰まってるように見えたからさ、これ」
『あ、すみません、ありがとうございます』
「いーえー、で、どうしたの?」
この前飲みに誘ってくれた頼れる上司永沼さんに、先ほどのことを話すと
「うぇっ!?」
なんて、私以上に驚くので自分が焦っていたのがちっぽけに思えてきた。
「まあさ、せっかくなんだし仲良くさせてもらったらいいんじゃないかな?」
『ですね、、、連絡してみます!』
「おう!またなんかあったら言えよー」
『ありがとうございます!』
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