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私は人気アイドルグループの一員であった渡邉理佐と付き合っている。
とまあ、こんなこと急に言われても何が何だかわからないだろうから、説明しなきゃですよね…
てことで、それでは、どうど!
あっ
『はぁ、疲れたぁ』
ばふんと音を立てながらソファに飛び込む
大学一年生の春、勉強だけでなく生活費のためにと始めたバイトは思ったよりもしんどかった。
バイト終わりの至福のひとときは、とりあえず家帰って足洗って冷凍みかんかアイスを食べる時。
それ以上に私を癒してくれるのは
『あ、理佐ちゃんからトーク届いてる』
今をときめくアイドルグループ櫻坂の渡邉理佐ちゃん。本当に可愛くて、毎日癒されてる。
『いやぁ、昨日最初で最後のミーグリ行ってなんか嬉しいような、寂しいような。』
なんて今日も独り言を言ってみたりする。
彼女は今のシングル活動を持って卒業する。
私は彼女の恋人になりたいなんて馬鹿げたことを友人に話していた。
「いや、馬鹿なの?」
なんて最初の頃は言われてたけど
「もう、いいや、当分口出ししないよ…頑張れ」
なんて言われるくらい言い続けてる。
いやね?本当に狙ってるから。
『あー、どっかで出会いないかなぁ』
ないとわかっていながらも諦められないのは同じ日本に住んでいて、彼女も1人の人間だという曖昧な共通点に目の前が覆われていて、最も重要な彼女のタイプといったことは全く見えないからだ。
とりあえず、、こっちで頑張るか…
熊本に住んでいる私。彼女に会うには東京に行かないといけない。無理ゲーだとは分かってるだけど…
「おめでとー!」
『ありがとう!』
今日は私の就職採用のお祝いで焼肉を食べにきている。
「いやぁ、でも本当に夢叶えてなりたい職業に就くとは、、、」
『私もびっくりだよ…。まあ、これでとりあえず無職にならなくて済む笑笑』
「ほんとによかったよ、、」
私は諦めてなかった。まだ理佐ちゃんに出会える!なんて強く思ってたんだ。
どんっ
『った、、、大丈夫ですか??』
「、、」
東京の労働局に研修になった私はこの雑音に塗れた都市で毎日毎日目が回るような人混みと格闘することになった。
そして、先程人とぶつかってしまったのだが、相手は何も言わずに立ち去ってしまった
『…、あ』
視線を下にずらすと真っ白な生地にワンポイントの青いモチーフが特徴のハンカチが落ちていた
あの人の忘れ物だろうか?
人混みを振り分けて探してみる
『あ!あの!すみません…!』
「っ?!」
『急にすみません…、これ、落としましたよ?』
「ありがとうございます…」
『っえ?』
「あ、」
いや、嘘だろ、、これって
『渡邉理佐、さん?』
「あの、、」
『あ、いつも応援してます』
「、、ありがとうございます…」
『じゃあ、お仕事頑張ってください…!』
「…、はい…」
な、な、な、なんなんだ!あのかわいさ!限界突破してるよ!怖いよ?なにこれ!
彼女は櫻坂を卒業してから、女優として数多の作品に出演し、今ではバラエティにも引っ張りだこだ。
そんな彼女をまだ追っていた自分としては思ってもみない幸運に見舞われて朝から鼻血びゃーだよ。
なんて下品なこと言いつつ職場へと足をすすめる
『やっば!』
出社時刻までもう5分を切ってる。くっそー、もっと早起きしてればよかった
『っおはようございます!』
「「おはよー」」
ふぅ…、なんとか間に合ったな…、と一息つこうと思ったが
『げ、こんなに今日も書類溜まってんの?!』
定時上がりは厳しそうな現状に一息つく間も無く、泣く泣く仕事に取り掛かった。
「お疲れ様〜」
『お疲れ様です!』
「有馬、」
『はい!』
「この後飲みに行くんだけど、お前も来るか?」
『あー、』
どうしよっかな…、ちょうど仕事終わったし行こっかな…
『ぜひご一緒させてください!』
「『かんぱーい』」
今日飲みに誘ってくれたのは私がこっちに転勤になってからいろいろ教えてくれた上司の方だ。
爽やかで嫌味がなく、まあ、イケメンかと言われると人によってはなんだが、私は結構イケメンな部類だと思ってる。だって、毎年バレンタインめちゃくちゃもらってるって聞いたし。
「もうこっちには慣れた?」
『そうですね…、少しだけ』
「まあ、すぐには厳しいよな…笑笑俺も最初は戸惑ってたし、わからないことあったらいつでも言ってくれて大丈夫だから」
『…ありがとうございます…!』
本当に優しくて、心がジーンとくる
「じゃあ、明日も仕事あるしこの辺でお開きにするか」
『ですね…、今日はありがとうございました!』
「こっちこそありがとう」
『ご馳走様です!それでは、また明日』
「おう、また明日」
上司と別れて帰路に着く。
バタン
『はぁ…』
朝からいろんなことありすぎて疲れたな…。
手早くシャワーを浴びて、心地よい疲労感に身を任せながら眠りについた。
『え、』
「こんにちは」
『…』
「あの、、」
『…』
私がなぜこんなにダンマリをかましているかって?そんなの簡単だよ
渡邉理佐と再会したから
とまあ、こんなこと急に言われても何が何だかわからないだろうから、説明しなきゃですよね…
てことで、それでは、どうど!
あっ
『はぁ、疲れたぁ』
ばふんと音を立てながらソファに飛び込む
大学一年生の春、勉強だけでなく生活費のためにと始めたバイトは思ったよりもしんどかった。
バイト終わりの至福のひとときは、とりあえず家帰って足洗って冷凍みかんかアイスを食べる時。
それ以上に私を癒してくれるのは
『あ、理佐ちゃんからトーク届いてる』
今をときめくアイドルグループ櫻坂の渡邉理佐ちゃん。本当に可愛くて、毎日癒されてる。
『いやぁ、昨日最初で最後のミーグリ行ってなんか嬉しいような、寂しいような。』
なんて今日も独り言を言ってみたりする。
彼女は今のシングル活動を持って卒業する。
私は彼女の恋人になりたいなんて馬鹿げたことを友人に話していた。
「いや、馬鹿なの?」
なんて最初の頃は言われてたけど
「もう、いいや、当分口出ししないよ…頑張れ」
なんて言われるくらい言い続けてる。
いやね?本当に狙ってるから。
『あー、どっかで出会いないかなぁ』
ないとわかっていながらも諦められないのは同じ日本に住んでいて、彼女も1人の人間だという曖昧な共通点に目の前が覆われていて、最も重要な彼女のタイプといったことは全く見えないからだ。
とりあえず、、こっちで頑張るか…
熊本に住んでいる私。彼女に会うには東京に行かないといけない。無理ゲーだとは分かってるだけど…
「おめでとー!」
『ありがとう!』
今日は私の就職採用のお祝いで焼肉を食べにきている。
「いやぁ、でも本当に夢叶えてなりたい職業に就くとは、、、」
『私もびっくりだよ…。まあ、これでとりあえず無職にならなくて済む笑笑』
「ほんとによかったよ、、」
私は諦めてなかった。まだ理佐ちゃんに出会える!なんて強く思ってたんだ。
どんっ
『った、、、大丈夫ですか??』
「、、」
東京の労働局に研修になった私はこの雑音に塗れた都市で毎日毎日目が回るような人混みと格闘することになった。
そして、先程人とぶつかってしまったのだが、相手は何も言わずに立ち去ってしまった
『…、あ』
視線を下にずらすと真っ白な生地にワンポイントの青いモチーフが特徴のハンカチが落ちていた
あの人の忘れ物だろうか?
人混みを振り分けて探してみる
『あ!あの!すみません…!』
「っ?!」
『急にすみません…、これ、落としましたよ?』
「ありがとうございます…」
『っえ?』
「あ、」
いや、嘘だろ、、これって
『渡邉理佐、さん?』
「あの、、」
『あ、いつも応援してます』
「、、ありがとうございます…」
『じゃあ、お仕事頑張ってください…!』
「…、はい…」
な、な、な、なんなんだ!あのかわいさ!限界突破してるよ!怖いよ?なにこれ!
彼女は櫻坂を卒業してから、女優として数多の作品に出演し、今ではバラエティにも引っ張りだこだ。
そんな彼女をまだ追っていた自分としては思ってもみない幸運に見舞われて朝から鼻血びゃーだよ。
なんて下品なこと言いつつ職場へと足をすすめる
『やっば!』
出社時刻までもう5分を切ってる。くっそー、もっと早起きしてればよかった
『っおはようございます!』
「「おはよー」」
ふぅ…、なんとか間に合ったな…、と一息つこうと思ったが
『げ、こんなに今日も書類溜まってんの?!』
定時上がりは厳しそうな現状に一息つく間も無く、泣く泣く仕事に取り掛かった。
「お疲れ様〜」
『お疲れ様です!』
「有馬、」
『はい!』
「この後飲みに行くんだけど、お前も来るか?」
『あー、』
どうしよっかな…、ちょうど仕事終わったし行こっかな…
『ぜひご一緒させてください!』
「『かんぱーい』」
今日飲みに誘ってくれたのは私がこっちに転勤になってからいろいろ教えてくれた上司の方だ。
爽やかで嫌味がなく、まあ、イケメンかと言われると人によってはなんだが、私は結構イケメンな部類だと思ってる。だって、毎年バレンタインめちゃくちゃもらってるって聞いたし。
「もうこっちには慣れた?」
『そうですね…、少しだけ』
「まあ、すぐには厳しいよな…笑笑俺も最初は戸惑ってたし、わからないことあったらいつでも言ってくれて大丈夫だから」
『…ありがとうございます…!』
本当に優しくて、心がジーンとくる
「じゃあ、明日も仕事あるしこの辺でお開きにするか」
『ですね…、今日はありがとうございました!』
「こっちこそありがとう」
『ご馳走様です!それでは、また明日』
「おう、また明日」
上司と別れて帰路に着く。
バタン
『はぁ…』
朝からいろんなことありすぎて疲れたな…。
手早くシャワーを浴びて、心地よい疲労感に身を任せながら眠りについた。
『え、』
「こんにちは」
『…』
「あの、、」
『…』
私がなぜこんなにダンマリをかましているかって?そんなの簡単だよ
渡邉理佐と再会したから
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