渡邉理佐さん
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『どうして理佐さんは私と付き合ってくれたんですか?』
「え?」
土曜の昼下がり、休日出勤から帰ってきた侑はカップ麺を啜っている。
美味しそうだけどさ、体に悪いよ?
「どーゆう意味?」
『いや、さ?理佐さんはアイドルでモデルさんで、私は一般市民でかろうじて公務員じゃん?』
かろうじてって…
「別に、そこは気にしてないよ?好きになったのがたまたまそうだっただけなことだし」
『それに、同性じゃん?私は元から女の子と付き合ったりとかあったけど、理佐さんとか抵抗なかったのかな…って』
そんなこと考えてたんだ…
長年一緒にいても分からないことってあるもんだなって
『あ、あとさ、アイドルなのに付き合っちゃってよかったのかなって、、遠距離になっちゃったし…』
まあ、たしかに東京住みの私からしたら地方住みの侑は滅多に会えない貴重な存在だったけど、それも相まって好きが大きくなったから、別に気にしてない
「侑は深く考えすぎなんじゃない?」
『えー?そうですかね?』
「うん、そうそう」
『うーん』
「いいの、昔のことなんて…今楽しいんだしさ」
侑は私ともっと一緒にいたいって、付き合い始めた頃は一般企業に行ってバリバリ営業職するつもりだったのを
『転勤になって理佐さんと離れるの嫌だから』
なんていう理由で役所勤務の公務員に切り替えた。しかも、地元じゃないくせに
『東京と茨城どっちがいーかな?東京だといつでも会えるけど、茨城だと理佐さんが帰省した時くらいしか会えないもんなぁ』
とか、悩んじゃっててどんだけ私のこと好きなんだって思っちゃう。
結局、私が住んでた部屋に空き部屋があって、同棲できて引っ越ししなくていいならここでいっか、ってことで侑が私の家に転がり込んできた。というか、私が呼んだんだけど
あ、食べたあとすぐ寝ようとしてる
「ねー、食べたあとすぐ寝るの良くないよ」
『理佐さんは私のお母さんみたいなこと言うね笑笑』
「侑が子供みたいなことするからでしょ、ほら、起きなって」
ったく…どうしてそんな不健康な食生活してんのに肌ツヤツヤでスタイル抜群なんだろ…
いっそのことモデルだったら私も諦めつくのに
『じゃああと10分したら寝るね?』
ふあぁあ、とあくびをしながら今度は私が出ているノンノを見始めている
『この理佐さんかわいい…』
『え、なにこの企画…ちょーかわいい…』
『はあ…可愛すぎる』
頭を抱えながら漏れ出る声に顔が赤面してくのが自分でもわかる
恥ずかしいから…ほんとに、、、
『こんな綺麗でかわいい人が家じゃ優しくて、あったかい人って知ってるのは私だけだもんね』
んふふ
うん、漏れ出てるから…ほんとに、、、恥ずかしい…
『てか、今月のノンノ表紙なの祝えてないから今日の夜ご飯食べに行こうよ』
「え、いいの?」
『うん、予約とってあるし、時間はね、、』
え、知らなかったんだけど…
最近繁忙期って聞いてたから…だから今日も休日出勤だったんでしょ?
どれだけ忙しくても私のスケジュール優先してくれて、申し訳ないけど
『理佐さんと一緒にいられるだけで幸せだからね』
ってニカって笑う侑を好きになったんだよななって、こういうところに惹かれたんだよなって、
『ねえ、聞いてる?』
「あ、ごめん、、、もう一回…」
『もう…、18時に予約してるから17時には出よっかなって』
「え、近いのに出る時間早くない?」
なんなら電車で二駅のところだからもう少しゆっくりでも良さそうだけど…
『寄るとこあんの、だから、車で行くし、ちょっと早めがいっかなって』
なるほどね〜
まあとにかくもう少し時間あるしゆっくり準備でもしよっかな、、
『理佐さん、そろそろ起きて…』
「え?、、、今何時?16時30分、、間に合いそう?」
え、いつの間にて寝てたんだろ…しかも時間やばいし
「ごめん、気づいたら寝てて、もう出れるはず」
『いいよ、気にしないで。疲れてたんだよ、最近理佐さん毎日忙しかったし、ね?』
こんな時まで気遣ってくれる侑はきっと私の年下じゃない。うん、きっと何かの間違いで私より後に生まれちゃっただけできっと同い年なんだ…ってそんなわけないよね
よし
「ごめんね、もう出れるよ」
『はーい、じゃあいこっか』
車を走らせて数十分。あれ?侑どこか寄るって言ってなかったっけ?
「ねえ、寄るとこあったんじゃないの??」
『ん、理佐さん寝てる間に行けたから大丈夫』
なんて無駄のない動きなんだ…感心しちゃうなぁ
「ちなみにどこ行ったの?」
『んー、まあちょっと色々…』
「ふーん…」
『着いたよ~』
侑が予約してくれたお店は和食が美味しいと評判のところだった
「珍しいね、いっつもイタリアンとかそっち系のが多いのに」
『ん?あー、まあね…。てかさ!ここの海老料理、すんごい美味しいらしいからさ、コースじゃなくて単品で頼もうと思うんだけどいいかな?』
「えー、えび??」
『うん、えびだよ〜』
こういう私の好みドストライクなところサラッと持ってきちゃうところも好きなんだよね
『これと、これと、これと、これは1人一つずつ頼む?』
「うん」
『じゃあ、これは2つで、後飲み物は、』
「この日本酒美味しそう…」
『飲んでみよっか?』
「ん」
『じゃあ、これも二つで』
注文が終わるとワクワクとした様子で何か取り出す侑
『理佐さん、、non-noの表紙おめでとう!気持ちばかりだけど受け取ってくれると嬉しい、、』
「!!」
いつ準備したんだってくらいの大きな花束と、プレゼントを渡してくれる侑
「ありがとう、見てもいい?」
『うん』
侑がくれたのは、プライベート使いできそうなアクセサリーだった
「かわいいね」
『よかったあ…そう言ってくれて嬉しい、、』
「けどさ、これブレスレットだと思ったんだけどなんで腕時計なの?」
『んー、まあ、色々?』
何その釈然としない返し笑
まあ、そんなところも出会った頃から変わんないし、私の好きな侑の一部なんだよね
「おっ、りっちゃん久しぶり〜」
「優子さん!お久しぶりです!」
次の撮影の日、優子さんが久しぶりにスタジオに遊びにきてくれていた
「その腕時計かわいいね」
「え~ありがとうございます~、」
帰り支度をしていて、侑からもらった腕時計を付け直しているとそんなことを言われた
「プレゼントでもらったの?」
「はい」
「ふーん、なかなかいいプレゼントしてくれるね」
「え?」
「え?知らない?腕時計って
【貴方と同じ時を過ごしたい】
っていう意味なんだよー」
なにそれ、けど侑らしいや。なんて。
「そうだったんですね」
「うん、もしかして恋人?」
「…はい」
ふぅ〜んなんてニヤニヤしながらいう優子さんを前に、今日は侑のこといつも以上に甘やかしたげようって思った
「え?」
土曜の昼下がり、休日出勤から帰ってきた侑はカップ麺を啜っている。
美味しそうだけどさ、体に悪いよ?
「どーゆう意味?」
『いや、さ?理佐さんはアイドルでモデルさんで、私は一般市民でかろうじて公務員じゃん?』
かろうじてって…
「別に、そこは気にしてないよ?好きになったのがたまたまそうだっただけなことだし」
『それに、同性じゃん?私は元から女の子と付き合ったりとかあったけど、理佐さんとか抵抗なかったのかな…って』
そんなこと考えてたんだ…
長年一緒にいても分からないことってあるもんだなって
『あ、あとさ、アイドルなのに付き合っちゃってよかったのかなって、、遠距離になっちゃったし…』
まあ、たしかに東京住みの私からしたら地方住みの侑は滅多に会えない貴重な存在だったけど、それも相まって好きが大きくなったから、別に気にしてない
「侑は深く考えすぎなんじゃない?」
『えー?そうですかね?』
「うん、そうそう」
『うーん』
「いいの、昔のことなんて…今楽しいんだしさ」
侑は私ともっと一緒にいたいって、付き合い始めた頃は一般企業に行ってバリバリ営業職するつもりだったのを
『転勤になって理佐さんと離れるの嫌だから』
なんていう理由で役所勤務の公務員に切り替えた。しかも、地元じゃないくせに
『東京と茨城どっちがいーかな?東京だといつでも会えるけど、茨城だと理佐さんが帰省した時くらいしか会えないもんなぁ』
とか、悩んじゃっててどんだけ私のこと好きなんだって思っちゃう。
結局、私が住んでた部屋に空き部屋があって、同棲できて引っ越ししなくていいならここでいっか、ってことで侑が私の家に転がり込んできた。というか、私が呼んだんだけど
あ、食べたあとすぐ寝ようとしてる
「ねー、食べたあとすぐ寝るの良くないよ」
『理佐さんは私のお母さんみたいなこと言うね笑笑』
「侑が子供みたいなことするからでしょ、ほら、起きなって」
ったく…どうしてそんな不健康な食生活してんのに肌ツヤツヤでスタイル抜群なんだろ…
いっそのことモデルだったら私も諦めつくのに
『じゃああと10分したら寝るね?』
ふあぁあ、とあくびをしながら今度は私が出ているノンノを見始めている
『この理佐さんかわいい…』
『え、なにこの企画…ちょーかわいい…』
『はあ…可愛すぎる』
頭を抱えながら漏れ出る声に顔が赤面してくのが自分でもわかる
恥ずかしいから…ほんとに、、、
『こんな綺麗でかわいい人が家じゃ優しくて、あったかい人って知ってるのは私だけだもんね』
んふふ
うん、漏れ出てるから…ほんとに、、、恥ずかしい…
『てか、今月のノンノ表紙なの祝えてないから今日の夜ご飯食べに行こうよ』
「え、いいの?」
『うん、予約とってあるし、時間はね、、』
え、知らなかったんだけど…
最近繁忙期って聞いてたから…だから今日も休日出勤だったんでしょ?
どれだけ忙しくても私のスケジュール優先してくれて、申し訳ないけど
『理佐さんと一緒にいられるだけで幸せだからね』
ってニカって笑う侑を好きになったんだよななって、こういうところに惹かれたんだよなって、
『ねえ、聞いてる?』
「あ、ごめん、、、もう一回…」
『もう…、18時に予約してるから17時には出よっかなって』
「え、近いのに出る時間早くない?」
なんなら電車で二駅のところだからもう少しゆっくりでも良さそうだけど…
『寄るとこあんの、だから、車で行くし、ちょっと早めがいっかなって』
なるほどね〜
まあとにかくもう少し時間あるしゆっくり準備でもしよっかな、、
『理佐さん、そろそろ起きて…』
「え?、、、今何時?16時30分、、間に合いそう?」
え、いつの間にて寝てたんだろ…しかも時間やばいし
「ごめん、気づいたら寝てて、もう出れるはず」
『いいよ、気にしないで。疲れてたんだよ、最近理佐さん毎日忙しかったし、ね?』
こんな時まで気遣ってくれる侑はきっと私の年下じゃない。うん、きっと何かの間違いで私より後に生まれちゃっただけできっと同い年なんだ…ってそんなわけないよね
よし
「ごめんね、もう出れるよ」
『はーい、じゃあいこっか』
車を走らせて数十分。あれ?侑どこか寄るって言ってなかったっけ?
「ねえ、寄るとこあったんじゃないの??」
『ん、理佐さん寝てる間に行けたから大丈夫』
なんて無駄のない動きなんだ…感心しちゃうなぁ
「ちなみにどこ行ったの?」
『んー、まあちょっと色々…』
「ふーん…」
『着いたよ~』
侑が予約してくれたお店は和食が美味しいと評判のところだった
「珍しいね、いっつもイタリアンとかそっち系のが多いのに」
『ん?あー、まあね…。てかさ!ここの海老料理、すんごい美味しいらしいからさ、コースじゃなくて単品で頼もうと思うんだけどいいかな?』
「えー、えび??」
『うん、えびだよ〜』
こういう私の好みドストライクなところサラッと持ってきちゃうところも好きなんだよね
『これと、これと、これと、これは1人一つずつ頼む?』
「うん」
『じゃあ、これは2つで、後飲み物は、』
「この日本酒美味しそう…」
『飲んでみよっか?』
「ん」
『じゃあ、これも二つで』
注文が終わるとワクワクとした様子で何か取り出す侑
『理佐さん、、non-noの表紙おめでとう!気持ちばかりだけど受け取ってくれると嬉しい、、』
「!!」
いつ準備したんだってくらいの大きな花束と、プレゼントを渡してくれる侑
「ありがとう、見てもいい?」
『うん』
侑がくれたのは、プライベート使いできそうなアクセサリーだった
「かわいいね」
『よかったあ…そう言ってくれて嬉しい、、』
「けどさ、これブレスレットだと思ったんだけどなんで腕時計なの?」
『んー、まあ、色々?』
何その釈然としない返し笑
まあ、そんなところも出会った頃から変わんないし、私の好きな侑の一部なんだよね
「おっ、りっちゃん久しぶり〜」
「優子さん!お久しぶりです!」
次の撮影の日、優子さんが久しぶりにスタジオに遊びにきてくれていた
「その腕時計かわいいね」
「え~ありがとうございます~、」
帰り支度をしていて、侑からもらった腕時計を付け直しているとそんなことを言われた
「プレゼントでもらったの?」
「はい」
「ふーん、なかなかいいプレゼントしてくれるね」
「え?」
「え?知らない?腕時計って
【貴方と同じ時を過ごしたい】
っていう意味なんだよー」
なにそれ、けど侑らしいや。なんて。
「そうだったんですね」
「うん、もしかして恋人?」
「…はい」
ふぅ〜んなんてニヤニヤしながらいう優子さんを前に、今日は侑のこといつも以上に甘やかしたげようって思った