渡邉理佐さん
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『もういい!理佐さんなんて知らない!!』
「友香〜」
「はいはい、」
突然理佐からLINEがきたかと思えば
「侑と喧嘩した。当分泊まらせて」
なんて言うからとりあえず家に呼び出し話を聞く。
なんで喧嘩したか聞きたいんだけど、理佐が珍しくお酒を飲むのでとりあえず私も一緒に飲む
でさ〜、とはじまったのは侑さんに対する不満にも取れるし惚気にも取れる。
はぁ、早く仲直りすればいいのに…
your friend side
『はぁ、楽しくない…』
「なーに、この世の終わりみたいな顔してんのよ」
『だーぁってぇぇえええ』
「だぁー!暑っ苦しい!!仲直りすればいいじゃん」
『そんな簡単に言わないでよ…できたらとっくの昔にしてるし…』
「いじけんなって〜、ほら、連絡しなよ」
『無理だって、、』
どーも皆さんこんにちは〜。
お前誰やねんおもたあなたもこんにちは〜
私はこのウダウダしてるやつの同僚であり友達です。
急に電話かかってきたかと思えば
『喧嘩した!泊めて!てか家の前にいるから開けて!』
とかほざいてきたので、
「知らん、けぇえれぇぇ!」
とか言ってたんですけど、やつ、本気で泣き始めたのでとりあえず話だけでも聞いてみることに…
まあ、何が原因かはわかんないけど、とりあえず大惨事ゆーことで、泊めたりましたわ
にしても、、、、長い!長すぎる!
いや、ゆーても2日とか長くて1週間かなぁとか思ってたけど、もう3週間いてはりまっせ?
どない?!
てなわけで、仲直りの催促をしてるわけですと。
「もー仲直りしなよ…」
『いいもん、理佐さんなんて知らない…』
「はぁ、ぷいっじゃないのよ、」
「このままだと本当に自然消滅しちゃうよ?」
『…』
何も言わないけど、見てればわかる。どっからどう見ても嫌なんやろうなって。だって寝言言ってると思ったらむにゃむにゃ言いながら、理佐さん…とかほざいてますから。
この前だって、ショーケースの前でぼーっとしてたから
「なーにしてんの、帰るよー」
『ん、』
「何見てんの?って、これ、ペアリングじゃん」
『なんもない…帰ろ…』
それに、最近のやつはミスが多い。
その多さは部署で心配されるほどで…
普段ならノーミスというか、全く欠点のない奴だからこそ、目立っちゃってるんですけどね〜
まあ、とりあえず元に戻ってほしいわけですよ…
your side
はぁ、だめだ…ぜんっぜんだめだ
忘れたいのに忘れらんない
『くっそ〜』
ご飯食べる時も
あ、これ理佐さん好きだったなぁ…ご飯ちゃんと食べてるかな
とか考えちゃうし、、
ペアリング、新しいの欲しいなぁ。あ、このデザイン理佐さん好きそう…
とかもう忘れたくても忘れられない…
けど、素直になるの恥ずかしいし…
けど、別れたくないしぃいぃいい…
はぁ、仲直りしたいなぁ…
理佐:ドライブ行こう
え?
突然そうラインで告げられたかと思えば集合時間と場所が追記される
仲直りしてないのに、、何考えてるんだろ
とはいえ、理佐さんと会うんだし、、、
服とかちゃんとしないとだよね…
「久しぶり、、、」
『ん、ひさ、しぶり』
「元気だった?」
『うん、』
久しぶりに会った理佐さんは少し痩せたような、、。ただでさえ細いから心配になる。
「とりあえず、乗ってよ。行きたいところがあるからさ」
『うん、、お願いします』
ここって…
「久しぶりに来たよね、ここ…。
覚えてる?」
『うん、、。二人で初めて来たお店だよね…』
Risa side
喧嘩してだいぶ経った…
今までも喧嘩したことあるけど1ヶ月は今回が初めて。
口じゃ、もう侑なんて知らない!とか言ってるけど、頭の隅には常に侑がいる
仲直り、したいなぁ
「ねえ、友香?」
「ん?」
トムと戯れてる友香に声をかける
友香にお腹を撫でられているトムは時折喉を鳴らせたり、だいぶくつろいでいるようだ
いいなぁ、トムみたいに私も侑とゆっくり過ごしたい…
「仲直り、ってどうすればいいと思う?」
「うーん…。」
難しいねぇ、と返事が返ってこないトムに向けて友香は言う
「理佐は深く考えすぎなんじゃないかな」
「え?」
トムを触っていた友香は椅子に腰掛けていた私の隣に座って話を続ける
「理佐がさ、大事にしたいものってなに?」
「私が、大切にしたいもの…、、、、、、、っ!」
なんとなくわかったかも…
「ありがとう友香…」
「いいんだよ、理佐」
your side
「あの、さ…」
『ん?』
食事もそこそこに昔の思い出話を花を咲かせている私たち
「なんかさ、離れてる間ずっと侑の存在が大きいなって感じることがあって…」
「侑はさ、付き合った時のこと覚えてるかな?」
『うん、覚えてるよ…』
「あの時さ、約束したじゃん?侑のこと絶対離さないって、一緒に幸せになろうって。なのに、約束守れなくてごめん…」
なんとなく、今日振られるのかな、なんて思ってたからこういう話になると心臓が大きく波打つ
『いいよ、気にしないで…私も守れなかったわけだし…』
本当はあの時さ、私の方が理佐さんを幸せにしようって思って言おうと思ったら、先に、一緒に幸せになろう?って言ってくれたから…
約束守れなかったのはむしろ私の方だし
「あのさ!、、その約束…まだやり直せるかな?」
『うん…、理佐がそうしたいなら、別れ……え?、今なんて?』
あれ、別れるんじゃなかったっけ…、、いや、別れないのが1番なんだけど、
『別れるんじゃないの…?』
「え…、別れたいの……?』
『そんなことない!!』
目の前でしゅんとした顔した理佐さんにそう強く訴える
『けど、こんな私でいいの…?』
「うん、侑じゃなきゃやなの』
『私も…理佐さんじゃなきゃやだ…』
仲直りして2人で帰る2人で同棲してたマンション…。
「おかえり」
『ただいま』
お互い潰れそうになりながら、キツく抱きしめ合い久しぶりのキスをする
『大好き…』
「うん、私も愛してるよ…侑」
「で、理佐たちはなんでそんな喧嘩してたの?」
朱音と仲直りして友香と茜と朱音と食事に来てそんなことを聞かれる
「ん?あー、納豆の醤油先にするか後にするか」
「は?」
「え?」
「そんなくだらないこと?」
『いや!くだらなくないですよ!』
「うんうん。どうせなら美味しく食べたいじゃん?」
「はぁ…」
『けど、そこまで怒らなくてもよかったなあって、、ごめんなさい理佐さん…出張から帰ってきて少し気が立ってた…』
「もういいよ、、仲直りしたんだし…」
まあ、なにはともあれ仲直りできてよかった!