渡邉理佐さん
夢小説設定
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「なーに見てんのー?」
『んー?これ』
侑が持っていたスマホの画面に映し出されていたのは、友香が出ているドラマ「チェイサーゲームw」だった
仕事の関係でまだ見れてはなかったけど、気にはなってなんだよね。設定が設定だし、なにより友香出てるし。
「これ見てるんだ、面白い?」
『んー、展開がね〜毎週悶絶してる〜』
「へー?」
『この2人の設定めちゃくちゃいいよね〜私も、美人上司にパワハラされてみたいもんですわー』
はっはっは、、なんて笑ってるけど、全然笑い事じゃないんだけど?
私を差し置いていながら他のやつにパワハラされたいだあ?……そんなにされたいならやったげるよ
「そんなにされたいならやったげるよ」
『え、いや、え??』
「まずは雰囲気だよね〜、、オフィスカジュアルっぽい服……あ、これとかいい…はい、これ着て」
『え?』
なにもそこまで本気にならなくても
なんて聞こえてはいたけどやると決めたらやり切る性分だからさ、それに普通にパワハラ?してみたいよね〜……まあ勿論目的はそこじゃないんだけど
「着替え終わった?」
まあ、どうせ脱がすから意味ないけどなぁ、なんてクローゼットから引っ張り出してきたブラウスを着させた侑の方へ振り返る
『ん〜着替えた〜〜…んだけど、、ちょっとさ…なんかどうにかなんない?』
今日に限って少し派手目な下着を着てたらしく、思いっきり透けてる。
なにこれ、ちょーエロいじゃん……
ジャケットかカーディガンでも合わせようかななんて思ってたけど勿体無いからやーめた。
「…いいよ、そのままで」
『え、恥ずかしいんだけど』
「まあまあ、とりあえず静かにしといて?私も着替えるからちょっと待ってて?」
まさかここまで本気になるとは…
たかだか冗談じゃないか、なんて思ったけど理佐さんの嫉妬深さは海よりも深く山よりも高いの忘れてた。
なにも女優さんのこと言ったんじゃなくて、役柄について言及したまでなのにさ、ここまで嫉妬してくれるもんかね〜〜?
「ごめん、遅くなった」
『…待って、かっこよ』
「ん?」
『いや…』
前髪を真ん中で分けて、わざわざ例のパワハラ上司に似せてて負けず嫌いでちゃってるよ。
にしても、男前すぎる。これさ、理佐さんが男に生まれてたら一夫多妻制創設のきっかけになったんじゃない?ってくらいにかっこいい。
黒のセットアップは理佐さんのスタイルの良さを際立たせていて、いつも以上の威圧感が心を怯ませる。
「もしかして惚れちゃったー?」
惚れるだなんて、とっくの前に惚れちゃってるよ。けど、さらに惚れ直しちゃったかも。
『えーどうだろ。てか、めっちゃ手込んでるじゃん〜』
「思ったりより楽しくて、あ、ねえ、パワハラしたげるよ」
『え〜いいよ。求めてないから』
「こんなこともできないって…本当に使えないね〜〜………だからさ、お仕置きね?」
『え、?や、、どういう…っ?!!』
別に求めてもいない突然のパワハラ宣言に驚きつつ、なぜかキスしてくる理佐さん。
いやいやいや、パワハラじゃなくてそれはセクハラ!!!!!!
ドラマでもここまでのシーンはなかったでしょ?!
『ね、、!ドラマじゃこんなシーンなかった…!!』
「んーまあ…ないだろうね〜」
ないだろうね〜…じゃないのよ!!絶対パワハラが目的じゃないでしょ…
『ねえ、絶対パワハラが目的じゃないよね』
「お?もうわかったの?物分かりが早くて助かるな〜〜、、せっかくだしこのまましよっか」
『…は?え、?!ちょ!!』
「いやー部屋にデスク置いといてよかった〜〜」
急に押してくるから、体を支えようと手をついたのは理佐さんが、私のために買ってくれたデスクだった。テスト期間でも、喋んなくていいからそばにいてほしい…だなんて言われて、そのときにくれたものなもんで、すっごいいい思い出あるのに……。デスクもきっと本望じゃないよね…。
「オフィスラブって実は憧れてたんだよね〜……OLさんとかさ、絶対会社でいろんなことやってるよね」
なにその偏見。今すぐ全世界のOLさんたちに謝ったほうがいいよ?
『そんなわけない…、っぁ……ねえ、その触り方やだ…』
ブラウスの上から、触れるか触れないかくらいの力加減で撫でてくる。そんなに執拗に腰撫でないでよ…腰に恨みでもあるの??
「どう…?いつもと違う感じ。興奮する?」
『理佐さんのが興奮してるんでしょ?』
「まあ、…しないわけないよね。」
『でも、できることなら私が抱きたいんだけど?』
「…んー、、この格好で?」
『え…いつのまに脱がしたの?!!』
なんかスースーするなぁとは思ってたけど、話してる最中にブラウスを脱がされていたらしい…くっそ、変態おやじめ…ニヤニヤしてんじゃねーよ
「集中しなよ…?これからもっと激しくなるんだからさ…あ、いや…そっか、ちゃんと感じたいとか言ってくれてたよね?だから今日はじっくりしたげるから、ちゃんと感じてね?」
まさか自分の言葉が仇となるとは。
元々シャイな性格してる癖にどんどん心を開いてきてくれて、自分もそういうタイプだし嬉しいなぁなんて思ってたけど、ここまで性に開放的にならなくてもいいんじゃないか…?
『……』
もう観念したと言わんばかりに、体を理佐さんに預ける。
もうしーらない……明日の私頑張ってくれ…
チェイサーゲーム最高ですよね〜
毎週火曜の朝が楽しみでなりません…。
この続きの裏はスキが多かったら考えよっかなぁ……なんて。