小林由依さん
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「…」
『…』
かれこれ30分この状態が続いている。恋人である侑は、みんなといるとわいわいするタイプだけど2人でいる時は、案外静かだからこうなるのは通常運転なんだけど。付き合い始めて早1ヶ月。もう少し朱音と話をしてみたいななんて思い始めてる。それに、朱音からまだ好きって言ってもらえてないのも気にかかる…
「ねえ… 」
『ん?どしたの由依』
いじっていたスマホをすぐに机に置いて話を聞こうとする侑の様子から別に話すのが嫌なわけなんじゃないんだなと安心を得られる
「…」
『?』
話しかけたはいいものの話す話題がなくて困る
『あれれ?由依ちゃーん?』
目の前の侑はちょっとテンパってるし。
『んー、ご飯食べたいの?』
「赤ちゃんじゃあるまいし」
『ですよね笑笑』
って、違う違う。ツッコミしてる場合じゃない。
今日こそは聞くんだ…。そうだ、話題なんとなくでいいから上手く誘導みたいにして、自然な流れで…!
「侑ってさ、欅坂に入る前付き合ってた人いるの?」
『えっ、えー、んー…。いるよ…』
「どんな人だったの?」
『んー…優しいとは言えないかな…。由依ちゃんとはある意味で違う人だったかな。』
あんまり聞きたくない話題だけど、恋人の過去なんて中々聞くの勇気いるし…せっかくのチャンスなのでもうちょっと踏み込みたくて、話を進める
「付き合うまでは?」
『めっちゃ聞いてくるじゃん笑笑まあいいや、んー、そうだなぁ…あっちが先輩だったんだけど、あ、ここは由依ちゃんと一緒か』
私と侑は4才歳が離れてる。朱音は、年下なんだけど落ち着いているし、周りに合わせられるから子供っぽくも大人っぽくもいられる。そのギャップにやられるメンバーも多いんだけどさ、、
『で、』
「うん」
『私が気になってる人は別の人だったんだけど、その先輩はその人と付き合っちゃって』
「え!」
『そう笑笑で、辛いな〜ってなってるときに弱みにつけ込まれる感じで流れで付き合っちゃったんだよね…まあ、それなりに楽しかったけど、かなり強引で自分勝手で…友達としても今は会いたくないかなぁ』
「え、なんかごめん…そんな嫌な思い出語らせちゃって」
『あー、全然いいよ…今はもうそんなに気にしてないし。今はさ、大好きな由依ちゃんとの時間大事にしたいし、ね?』
「私も…」
…なんか申し訳ないな。こんなに辛い過去なんて。…って!
「いま、好きって…」
『?あれ?あっ、そういえばだね。』
へへっなんて笑う侑にぐーぱんする
『ねー、痛いよー、嬉しいからって殴らないでくださーい』
「別に嬉しくなんかないし…」
『ふーん?』
なんかこっちが嬉しがってるなんて思われるのは癪だからそんなこと言ってみた。
ギュッ
『由依…。』
「えっ、」
侑は急に私の後ろに回り込みそっと抱きしめながら、優しく囁いている。
『好きだよ…ずっと。不安にさせてごめんね?』
「…ばかッ。」
『ふふふっ…由依ちゃんは?』
「私も、好きだよ…」
『じゃあ両思いだー』
わー、なんていう侑は5歳児みたいで
「そーだねー」
『じゃあこのまま寝よっか』
「うん」
手を繋いでベッドまで連れてってくれる侑の背中を見ながら、いつまでもこうしてられたらいいなぁなんて、柄にもないことを思った。
『…』
かれこれ30分この状態が続いている。恋人である侑は、みんなといるとわいわいするタイプだけど2人でいる時は、案外静かだからこうなるのは通常運転なんだけど。付き合い始めて早1ヶ月。もう少し朱音と話をしてみたいななんて思い始めてる。それに、朱音からまだ好きって言ってもらえてないのも気にかかる…
「ねえ… 」
『ん?どしたの由依』
いじっていたスマホをすぐに机に置いて話を聞こうとする侑の様子から別に話すのが嫌なわけなんじゃないんだなと安心を得られる
「…」
『?』
話しかけたはいいものの話す話題がなくて困る
『あれれ?由依ちゃーん?』
目の前の侑はちょっとテンパってるし。
『んー、ご飯食べたいの?』
「赤ちゃんじゃあるまいし」
『ですよね笑笑』
って、違う違う。ツッコミしてる場合じゃない。
今日こそは聞くんだ…。そうだ、話題なんとなくでいいから上手く誘導みたいにして、自然な流れで…!
「侑ってさ、欅坂に入る前付き合ってた人いるの?」
『えっ、えー、んー…。いるよ…』
「どんな人だったの?」
『んー…優しいとは言えないかな…。由依ちゃんとはある意味で違う人だったかな。』
あんまり聞きたくない話題だけど、恋人の過去なんて中々聞くの勇気いるし…せっかくのチャンスなのでもうちょっと踏み込みたくて、話を進める
「付き合うまでは?」
『めっちゃ聞いてくるじゃん笑笑まあいいや、んー、そうだなぁ…あっちが先輩だったんだけど、あ、ここは由依ちゃんと一緒か』
私と侑は4才歳が離れてる。朱音は、年下なんだけど落ち着いているし、周りに合わせられるから子供っぽくも大人っぽくもいられる。そのギャップにやられるメンバーも多いんだけどさ、、
『で、』
「うん」
『私が気になってる人は別の人だったんだけど、その先輩はその人と付き合っちゃって』
「え!」
『そう笑笑で、辛いな〜ってなってるときに弱みにつけ込まれる感じで流れで付き合っちゃったんだよね…まあ、それなりに楽しかったけど、かなり強引で自分勝手で…友達としても今は会いたくないかなぁ』
「え、なんかごめん…そんな嫌な思い出語らせちゃって」
『あー、全然いいよ…今はもうそんなに気にしてないし。今はさ、大好きな由依ちゃんとの時間大事にしたいし、ね?』
「私も…」
…なんか申し訳ないな。こんなに辛い過去なんて。…って!
「いま、好きって…」
『?あれ?あっ、そういえばだね。』
へへっなんて笑う侑にぐーぱんする
『ねー、痛いよー、嬉しいからって殴らないでくださーい』
「別に嬉しくなんかないし…」
『ふーん?』
なんかこっちが嬉しがってるなんて思われるのは癪だからそんなこと言ってみた。
ギュッ
『由依…。』
「えっ、」
侑は急に私の後ろに回り込みそっと抱きしめながら、優しく囁いている。
『好きだよ…ずっと。不安にさせてごめんね?』
「…ばかッ。」
『ふふふっ…由依ちゃんは?』
「私も、好きだよ…」
『じゃあ両思いだー』
わー、なんていう侑は5歳児みたいで
「そーだねー」
『じゃあこのまま寝よっか』
「うん」
手を繋いでベッドまで連れてってくれる侑の背中を見ながら、いつまでもこうしてられたらいいなぁなんて、柄にもないことを思った。