小林由依さん
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『ぐすっ、ふっ、、うぅっ』
彼氏に振られた。あっちが振ってきた、しかも浮気されてたし。ついてなさすぎん?なんて思うのは今日3回目。1回目はバスに乗り遅れて2回目は彼の浮気現場を目撃。はあ、、厄年かなんかなの?
ーピコン
着信を告げる携帯に意識を向けつつ、未だ整理しきれない状況にうんざりする。やっとのことでメールを確認すると幼馴染の由依だった。
ー今暇?
なんてことないメールに笑みが溢れる。由依はやっぱりなんか落ち着くななんて。だけどあいにく今日は由依の相手なんてしてらんない
ーごめん、今日忙しいんだ
ーそっか、彼氏とデート?
うぉっ、傷口抉られる。まあ、由依しんないからいいんだけど。
ーまあ、そんなとこ。
ーふーん、そ。侑昔からお人好しなことあるんだからさ、変なやつって思ったらちゃんと決断しなよ?
『ふっ、、、』
どうやら長年連れ添ってきた幼馴染には大抵のことがわかるようだ。
ー由依、今電話かけていい?
ー急だね、まあいいよ。
私はたまらなくなって由依に電話をかけた。
「どしたの?珍しいじゃん。もしかして彼氏に振られたとか?」
『…』
「は?マジで?」
何も言い返せないでいる私に由依は痺れを切らした。
「よし、そんな男忘れて今日はパーっと遊びに行こう。どうせ予定ないんでしょ?」
なんていうから。
「また、負けた…」
『由依インドアのくせにゲーム弱すぎ笑、っだ!もう、叩くなよ〜』
「元気ないと思って誘ってやったのに、損した。」
『まあまあ、そんなこと言ってないで楽しもうよ〜。』
「っ…はいはい、次何する?」
『プリ撮りに行こうよ!久々じゃない?!』
由依と久々にゲーセンにきてすごく楽しい。なんやかんや2人とも同じ高校なんだけどクラスが違って話すことも少なく滅多に遊びにいったりはしない。そんな感じなのが案外寂しかったもんだから嬉しかった。
『いえーい』
「ね、ちょっとひっつきすぎだよ」
『もう…由依は恥ずかしがり屋なんだからっ…、っでっ!いったーぁい。ひどいなぁ、由依、今日2回目じゃん。』
「侑が悪い…んじゃん」
『そ、そっか…ごめんやり過ぎた』
テンション上がり過ぎて由依を傷つけちゃった…気まずい。
「いいよ,,もう私もやり過ぎたし。仲直りしよ?」
『うん!ごめんね?』
「よし!じゃあ楽しも?」
『そだね!』
『はー、疲れたー。』
「ね、久々にこんなに外で遊んだかも」
『今日はありがと。元気出た。』
「んーん。」
『また今度遊びに行こ?』
「気が向いたらね…」
『はーい』
「ねえ、侑??」
『ん?どした?』
帰り道今日のことを振り返っていると由依が突然真剣な顔をして私の名前を呼んだ。
「私じゃダメなの?」
『へっ?』
あまりに突然の出来事すぎて間抜けな声が出てしまう。てかそんなことは今どうでもよくて…
『その、そういうこと、、だよね?』
「うん」
『由依知ってると思うけど私男の人としか付き合ったことないんだよね。』
「うん。わかってる。だけど今までずっと苦しんできたのすぐそばでずっとずっと何もできないで見てることしか出来なかった…私ならもっと幸せにできるのにって…何度も何度も思ってきた。」
由依が私のことをそんなに大切に思っていることを知って驚いたのと同時に今までそんな辛い思いをさせてたのかと思うとこちらまで何故かつらく思われる。
『そっか…ごめんね、由依が傷ついてるの知らなくて。』
「いいんだよ、そんなの」
『よくないよ…私にとっても由依は大切な存在だから、さ…』
「っ…それって…」
『うん。同性との恋愛ってどんなものかわかんないけど由依となら大丈夫って思えるから。こんな私でよければ、よろしくお願いします。』
ぺこりと由依の方へお辞儀をしてそんなことを言うと由依にキツく抱きしめられた。
「ほんとにいいの?」
『うん』
「ほんとのほんとに?」
『もちろん。』
「私も恋愛とかよくわかんないよ?」
『じゃあその時は2人で一緒にいろんなこと経験してさ、今よりもっと幸せになろうよ?ね?』
「ぐすっ」
『え、どうして由依が泣いちゃうの〜』
なぜか泣き出した由依を宥めながらこれからの2人のことに幸せに思いを馳せた。
ーもう君なしじゃ生きてけない。
彼氏に振られた。あっちが振ってきた、しかも浮気されてたし。ついてなさすぎん?なんて思うのは今日3回目。1回目はバスに乗り遅れて2回目は彼の浮気現場を目撃。はあ、、厄年かなんかなの?
ーピコン
着信を告げる携帯に意識を向けつつ、未だ整理しきれない状況にうんざりする。やっとのことでメールを確認すると幼馴染の由依だった。
ー今暇?
なんてことないメールに笑みが溢れる。由依はやっぱりなんか落ち着くななんて。だけどあいにく今日は由依の相手なんてしてらんない
ーごめん、今日忙しいんだ
ーそっか、彼氏とデート?
うぉっ、傷口抉られる。まあ、由依しんないからいいんだけど。
ーまあ、そんなとこ。
ーふーん、そ。侑昔からお人好しなことあるんだからさ、変なやつって思ったらちゃんと決断しなよ?
『ふっ、、、』
どうやら長年連れ添ってきた幼馴染には大抵のことがわかるようだ。
ー由依、今電話かけていい?
ー急だね、まあいいよ。
私はたまらなくなって由依に電話をかけた。
「どしたの?珍しいじゃん。もしかして彼氏に振られたとか?」
『…』
「は?マジで?」
何も言い返せないでいる私に由依は痺れを切らした。
「よし、そんな男忘れて今日はパーっと遊びに行こう。どうせ予定ないんでしょ?」
なんていうから。
「また、負けた…」
『由依インドアのくせにゲーム弱すぎ笑、っだ!もう、叩くなよ〜』
「元気ないと思って誘ってやったのに、損した。」
『まあまあ、そんなこと言ってないで楽しもうよ〜。』
「っ…はいはい、次何する?」
『プリ撮りに行こうよ!久々じゃない?!』
由依と久々にゲーセンにきてすごく楽しい。なんやかんや2人とも同じ高校なんだけどクラスが違って話すことも少なく滅多に遊びにいったりはしない。そんな感じなのが案外寂しかったもんだから嬉しかった。
『いえーい』
「ね、ちょっとひっつきすぎだよ」
『もう…由依は恥ずかしがり屋なんだからっ…、っでっ!いったーぁい。ひどいなぁ、由依、今日2回目じゃん。』
「侑が悪い…んじゃん」
『そ、そっか…ごめんやり過ぎた』
テンション上がり過ぎて由依を傷つけちゃった…気まずい。
「いいよ,,もう私もやり過ぎたし。仲直りしよ?」
『うん!ごめんね?』
「よし!じゃあ楽しも?」
『そだね!』
『はー、疲れたー。』
「ね、久々にこんなに外で遊んだかも」
『今日はありがと。元気出た。』
「んーん。」
『また今度遊びに行こ?』
「気が向いたらね…」
『はーい』
「ねえ、侑??」
『ん?どした?』
帰り道今日のことを振り返っていると由依が突然真剣な顔をして私の名前を呼んだ。
「私じゃダメなの?」
『へっ?』
あまりに突然の出来事すぎて間抜けな声が出てしまう。てかそんなことは今どうでもよくて…
『その、そういうこと、、だよね?』
「うん」
『由依知ってると思うけど私男の人としか付き合ったことないんだよね。』
「うん。わかってる。だけど今までずっと苦しんできたのすぐそばでずっとずっと何もできないで見てることしか出来なかった…私ならもっと幸せにできるのにって…何度も何度も思ってきた。」
由依が私のことをそんなに大切に思っていることを知って驚いたのと同時に今までそんな辛い思いをさせてたのかと思うとこちらまで何故かつらく思われる。
『そっか…ごめんね、由依が傷ついてるの知らなくて。』
「いいんだよ、そんなの」
『よくないよ…私にとっても由依は大切な存在だから、さ…』
「っ…それって…」
『うん。同性との恋愛ってどんなものかわかんないけど由依となら大丈夫って思えるから。こんな私でよければ、よろしくお願いします。』
ぺこりと由依の方へお辞儀をしてそんなことを言うと由依にキツく抱きしめられた。
「ほんとにいいの?」
『うん』
「ほんとのほんとに?」
『もちろん。』
「私も恋愛とかよくわかんないよ?」
『じゃあその時は2人で一緒にいろんなこと経験してさ、今よりもっと幸せになろうよ?ね?』
「ぐすっ」
『え、どうして由依が泣いちゃうの〜』
なぜか泣き出した由依を宥めながらこれからの2人のことに幸せに思いを馳せた。
ーもう君なしじゃ生きてけない。