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ネタメモ系

発狂中に打ち殴ってあった怪文書1

うちのさにわが執拗に加州と恋愛関係ではないと主張するのはさにわがただ単にジェンダー面で問題を抱えているので性愛で上手く立ち回ることが出来ないという点もあるんだけど、それ以上にメンタル面で誰かに愛し愛されるということが理解できないっていうのが主な問題であると思う。
さにわが加州に向けるのは崇拝であり執着であり偏愛ではあるんだけど、そこに自身という異物の存在が必須となることが耐えきれない苦痛となるっていうクソみたいな性質のせいで正道的な深い関係、を結べないんだな。
だから代わりに「死」というファクターを用いてそれほどの思いであることを述べようとしている。
さにわにとって死とは近しいもので、救いであって、得られないもので、それはほぼ愛と同意義であって、それを与えてくれる人、つまり愛してくれる人、ついでに一緒に愛されて(死んで)くれる人、がほしい。肉の問題ではなく、一生という自我においての永遠関係が欲しい。
ここの加州は自分が求められて求められて愛されている、というのは顕現時にさにわの態度で学んでいて、さらに個体特性としてもう一人になりたくない、取り残されて終わりたくない、ずっとずっと愛され(使われ)たい、と望んでいた。恋愛という機能は刀としての意識には含まれていなかった。
だから一緒に終わりたい、最後まで愛し合っていたい、という点が死で合意してしまった。
「俺が主を切って、主が俺を折る」
っていう約束はほぼ婚姻と相似なんだけどそれを恋愛と取られるとさにわは血反吐を吐いて死ぬし加州も別にときめいたり色々したいとかは無いので違和感がある。
共依存というか信仰
(っていう設定があったりするらしいよ、知らんけど)



発狂中に打ち殴ってあった怪文書2

「俺以外の刀?主には別に必要ないんじゃない。
でも主が俺と居るために、審神者でいるためには戦線に加わってる必要があるでしょ、その手駒が必要だし、それは主のためにも多く強くある必要がある。だから別にいいよ。主の一番は俺なんだし」
「加州以外の刀?みんな大事に思ってるよ。
自分みたいなのが審神者やってられるのも皆のおかげだし、いい子たちばっかりだし、むしろ自分が主でいいのか心配になるくらい。だから感謝してるよ。まあ、加州がいればいいってのは否定しないけど」
「主が俺を喚び出した時、主は俺を見上げてあのいつもは胡乱な眼をめいっぱい見開いて、青い顔なのに頬を紅潮させて、多分俺を握っていた手を前に突き出したままカタカタ震えさせてて、笑ってるのか強張ってるのか微妙な顔で、俺が名乗りを上げたら碌に返事も出来なくて、堪え切れないみたいにみっともない顔で笑って、「加州だ」って泣き始めて、「かわいい」って繰り返して、「きれい」って縋って、「俺の加州だ」ってきつく抱き締めてくれた」
「加州が降りてきてくれた時、握っていたはずの加州の本体が俺の手の中からなくなって、目の前にふわりと桜とあの黒いコートが翻って、鮮烈な赤いマフラーが血みたいで、開かれた瞳はまさに宝石で、美しい目がゆうらりと俺を捉えて、完璧な口元が俺に向かって愛されるべき声を発して、震える自分を許してくれて、縋る自分を見ていてくれて、抱きしめる自分を抱きしめ返してくれて、俺を求めて、俺に応えて、俺と一緒になってくれて、俺を始めてくれた」
「主がどうなりたいのかとか、本当はどうしたいかなんて俺には分からない、人間って生きたがるもんなんじゃないの。本当なら。死にかけて助からないってわかってても助けてください殺さないでくださいって喚く奴らなんていくらでもいた。自分の腹を自ら捌いたり、死に戦も躊躇わないやつらだって確かにいたけど、そういうのと主は違うでしょ。物だった俺にだって「死ぬ」のは大きい出来事だったよ。だからそれに、本当はどういう意図であっても、俺を選んでくれたから嬉しいんじゃん」
「生きていることは苦痛だと思う。死にたいというか、生きることを終わらせたいんだと思う。誰もいないから、何もないから、意味がないから、必要がないから。それでも加州がいいよって言ってくれるなら生きていられるし、いいよって言ってくれるから死ぬことも怖くない。一緒に居てくれる、俺が必要だって言ってくれる、俺と一緒に逝ってくれる、そんな存在を置いていけるわけない、誰かに譲れるわけがない、許さない」
「…置いていかれたくない、最期まで一緒がいい、愛して愛して、折れないように、折れるまで」
「…一緒に居てほしい、最期だって離してほしくない、愛してほしい、愛されたい、死ぬことすら許してほしい」
「ずっと一緒にいたい」「終わりで終わりにしたい」
「俺はもういない刀、壊れた刀、安い刀、川の下の子、扱いづらい子、愛されたい子」
「自分は要らない子、壊れた人間、下らない生き物、見
捨てられた存在、扱いづらいヒト、愛し愛されてみたかったもの」
「俺は愛されている刀、最強の部隊長、一番大切な存在、本丸の要、主の初期刀、主を終わらせてあげる刀」
「自分は審神者、本丸の維持装置、政府の手駒、刀達の
存在の盾、小さい歯車、加州のために生きているもの」
「忘れたわけでもない、嫌ったわけでもない、その存在は自分の核だってわかっている、この名前であるのに、身に刻まれたのは全てがそれにまつわっていて、俺が持つ葛藤も、戦いの流儀も、人としての原理だって、その人なしでは語れないのは分かっている。それでもそれを語る必要は今はない、それすら主は愛してくれるから。そう在った俺を含めて俺だって愛してくれるから。そうじゃない俺も、そう在った俺も、主には等しく愛しい俺だっていうから。だからあの人のことで俺は苦しまない。大事にしていても大丈夫だって知っているから」
「憎くてしかたがないと、それでも諦めきれなかったと加州は知っている。どうやって歪んで、どのくらい拗れて、どういう風におかしくなっていても、それが愛ならそれでいいよと加州は笑う。嬉しそうに喜んでくれる。代替行為だとのたうつ自分ににこにこしながら、俺だったら主が愛してもいいんだよって、俺だって主が大好きなんだからねって言ってくれる。結局報われない、想うことすら知らないまま終わった加州が俺を今求めている、飲まれてくれる。だから、できれば、綺麗なように、愛したいと思う」
「主を終わらせて今度こそ務め上げたい」
「加州が離れるのを許したくない」
「新しい爪紅、おいしいお菓子、可愛い洋服、綺麗なアクセ」
「かわいい加州、喜ぶ加州、笑った加州、はにかむ加州」
「主が俺に与えてくれる全て」
「加州が俺に許してくれる全て」
「もっとそばに居て」
「ずっとそばに居させて」
「愛しているという言葉はどこまでも美しい呪いだ。それこそを求めている限りは一緒に苦しんでいられる」
死ぬまで離さない、永劫にハッピー



発狂中に打ち殴ってあった怪文書3

愛されて、愛されて、愛されて、愛されたから。
どっぷりと浸った蜜液は甘くて温かく、半透明に歪んだ視界は瓶の中を覗き込む目の黒茶だけを色濃く映していて、俺を守る硝子ごと、その腕に手に胸に腹に抱かれているのだと理解すれば安心で微睡みが湧き上がってくる。
眠り揺蕩う俺に繰り返し言葉が降りかかる。
可愛いね、綺麗だね、愛してる、大好き、かわいいよ、あいしてるよ、ずっと、ずっと、いっしょに、いるから、あいして、いるから、ずっと、だいじょうぶ、かわいい、 の、  、
あいして
とぷとぷと滴が撥ねて、蜜液はぐるぐると廻り、俺も擽ったくなりくすくすと笑えば、こぽんくぷりと爛れ落ちそうなほど濃い蜜液が肺に満ちる。
あいしてる、あいしてる、あいしてるよ、  、だから、あいし
ぱこん、ぱこん、銀色の天井、開かない蓋に何かが垂れて響く。あいしてる、あいしてるよ  、おれも、  を、あいしてる、だから、
纏った合羽に篠突く雨が俺の体を冷やかした。尋ね訪ねた古巣の前で、口を噤んで立ち尽くす。
此処に思うは郷愁にして家に戻ると決めてはいたが、それでも聞こえる懐古の声に至らぬ心が騒ぎ立つ。
果てまで佩いてと願った人も、吐いた血反吐に果たせぬ夢も、反せば叶うと囁く声を鼻で笑って払い斬る。
斬って斬られて突き合って、未来を識らない自分の柄は未来にはない愛しい手中。
老いる間もない一閃の日々、鉄の本性ヒトの憑代、重なる記憶と目にする時の何と有り難く残酷か!
「扱いづらいがいい刀だ」と褒める声音に息を詰め、コホリと吐かれる小さな咳に気付かぬ振りして拳を握る。
あの身もこの身も助力叶わぬ、ただ見送ると脳裏に唱え、と脳裏で別人を呼ぶ。
「綺麗」「可愛い」「  が一番」
「好きだよ」「大好き」「愛しているよ」
胼胝が出来るほど聴いた言葉が、声が薄らぎ消えていく。
帰る帰ると唱える誓いが変える変えると蝕まれ、守る守ると律する法も護る護ると歪みゆく。
いやだ違うと起てた怖気が失くす恐れにすり替わる。
こんなに弱くて何がまもるだ、こんなに脆くて何がかえるだ。
糺す己の叱責罵倒が暗く淀んだ胸を病ませる。息が苦しい本音が悔しい。平気だなどと真っ赤な嘘を吐いて戯けたあの日が惜しい。
それでも。だけど。でも。けれど。
時は非情に陽は傾いて夜闇に火花赫い花。
ぱきりと折れた。
昔の俺を直せないかと問う背を知った。迷う己の姿が被る。
どうにか治して、どうにか生きて、例え咎めに散ったとしても。
…出来ぬは出来ぬ。なおせはしない。
置いて進むと決めた“主”を、俺が背ける訳がない。
正気と正義は儚いもので、人の見る夢鉄では錆びる。
踏み出せなかった一歩ではなくはみ出さなかった一線とする。返した踵で未来に歩み、行く手で笑って戻って来たよと待つ手に飛び込み伝えてみせよう。
きわめて当然ここが居場所と。
愛していると甘やかされて、愛刀として振るわれ折れて、愛していると縋られて。
愛していると唱える声は信心なのだと戻って気付く。
燻るものを総て抑え、綺麗なものだけを、欲するものだけを与えようとする不器用さなのだと気付く。
綺麗だ、可愛い、大好き、愛してる。
どれも本心で、どれもそれだけが全てではなくて。
いくら共に居てもいくら誓っても埋め切れないものがある。そう見れば、不安定で轍まみれの在り様がよく解った。
たとえば俺がその本体を失くしたことのように。
あの人を助けられなかったように。
覆せないものがあって、諦めきれないものがあって、望むもの、願っていることがあって。
「あるじ」
変わったと思う。変えられてよかったと思う。
怯えて一つ身を引いて、それでも主は俺を満たしたいと望んでくれる。
それを気付けるようになってよかったと強く思う。
可愛いね、綺麗だね、大好きだよ、一番いちばん、
「あいしてる」
最期まで、きっとどうにもならないと知っても、選んでくれた手を選ぶ。

独白風



発狂中に打ち殴ってあった怪文書4

前回までの怪文書を踏まえてうちの加州極めについてぐだぐだ語るんですけど。
うちの加州はそもそも顕現する前から審神者に溺愛されてきている存在なので、世間一般に存在する「愛されることに対する不安」って言うのがない存在なんですね。
うちの加州の願いは「愛されること」「使われること」「役目を果たすこと」。そして、「添い遂げること」。
勤めの途中で自らが折れてしまったこと、そのまま直されることなく所在不明となってしまったこと、それがうちの加州の傷で、今度こそは忌避したい部分だった。良く使われていたことも望んでそうなったのではないことも分かっているけれど、どうしてもその傷は消えなかった。
だから審神者に顕現された時、加州が一番に求めたのは「愛されること」。手に取ってもらい、選んでもらい、決めてもらい、命を預け戦う一振りにしてもらうこと。
顕現のために掲げられ、初期刀として選ばれ、加州がいいと決められて、貴方に逢いたかったと泣きながら身を預けて抱き締められた瞬間から加州は満たされているんですね、自分で言うのめっちゃ恥ずかしくて死にそうなんですけどそういうことなんで勘弁してくださいごめんめっちゃ恥ずかしいヤバいだってそうなんだもん加州可愛い。
そこから「使われること」はもう何を望むまでもなく叶えられました。「加州がいるから審神者になった」と明言する審神者にとって、加州を一番傍に置いて、一番に戦わせ、一番に頼りにして、周りにもそうするよう伝えるのも当然のことでした。
初期刀、近侍、一番隊隊長、及び本丸総隊長。任されているものに、加州は今日も桜を舞わせています。
そうなると、残るのが「役目を果たすこと」。
遠い日に自分を握ったあの手が夢見ていたものは、加州どころか使い手すら、その彼が仰いだ人たちすら果たし切れずに日本は変わっていきました。
存在もあいまいなものとして、それでもあの人の刀として、今は審神者にとって一番の刀として、「役目を果たす」とはどういうことか。
希われて存在する一振りとして、与えられた役目とは何になるのか。
審神者の望みはこの戦争に勝利することでも、ただ戦うことでも、生き残ることでもありませんでした。
まずは加州と共にあること。そして出来るならば愛したいということ。静やかに過ごすこと。このままでいること。
そして、早くいなくなること。
だから、加州が望まれている役目は一緒に居ること。愛を受け入れること。終わりを妨げないこと。
うちの加州は置いていかれることを嫌います。折れてしまって、その先を共にできなかった。顧みられない存在であることを嫌がります。もし「いなくなりたい」という審神者の願いを叶えるならば、加州はまた置いていかれます。生死の違いはあれど、同じところに居られないのは同じです。
だから加州は、審神者と約束をしました。
「その時が来たならば、加州が審神者を殺し、審神者が加州を折る」
一緒に居てほしい、置いていかれたくない、役目を果たしたい、本丸から去る気などない。
だから、「添い遂げること」を願うことにした。それが叶ってようやく「役目を果たす」ことが出来るので。

ここまでが前提です。長いな!!!!!!!!!!!!!!!!????????????????

で、ここからが極の話なんですけど!!!!!!!!!
疲れた!!!!!!!!!!!

しんどかったので一日空けました。なんでここまでしてワイの妄想でしかない話をしようとしているんだ?わからん。
修行の話ですね。
ご存じの通り加州の修業先は新撰組。そこで加州はあの人に使われる自分を、折れていく自分を、置き去られて行く自分を見てきた。そして、うちの加州は弱り喪われていくあの人をも見てきた。
(ここで力尽きたので続きはありません)
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