飛行機の飛び雲なぞって笑う鉄
「上手な切腹みたいで綺麗！」

#刀剣短歌


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ヒト　刀　あやかし　神様
なんにせよ
貴方の為に　この身が在ります

さあどうぞ　べにをあげます　いくらでも
くちびる　血飛沫　約束　桜

人の子がカタナを握っておとろしと戦うために神様(ぼくたち)はいる

たがために　てをとりましたか　何を越えると決めましたか　いのりましたか

(刀剣短歌)


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刀の肩　叩くか　（たたた）　硬かった　ねえねえ相方　いつもありがとう


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傷一つ　曇り一つもなき笑顔　血飛沫に磨く玉鋼の肌

(刀剣短歌)

振り切った　刃のあとで泣く人に　怯むな自分　今は昔だ

(刀剣短歌)

空仰ぐ　蝉の隣に寝転んだ
主君、夏です　命の季(とき)です

夕焼けの頃帰ります　戦場で
降った雨色目立たぬように

(刀剣短歌)


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かいがらの　かけら　踏みしめ
耳にはもう　残響一つも残りはしない

渦巻いた　ひかるいのちを集めては　砕く　誂える　装う　飾る

(下書きより)


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「あなたは神様ですか」
はい・いいえ
滲んだインクと長々し夜

「神様になって。私が生きるために」
承知と笑った刀が一振

ここからは　人に(刀に)戻ります
神様はおしまい　いざさらば

「いる訳ない」未来に忘れた顔を見て
笑って消えた神様が一人


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スーパーの半額スイーツに感謝しろ
今日も地球を滅ぼさないでおく