花と蝶
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《高3冬 変化》
卒業式も間近に迫り、生徒達の心境は様々だ。
私立の合格が決まって式の服装や卒業旅行の計画を立てるやつ。
不合格で次の試験に向けて血眼になるやつ。
公立の発表を待って気を揉んでいるやつ。
それらに収まらない俺たちみたいなやつ。
「あとは古橋の合格発表だけだな」
「自己採点余裕だったから受かってるだろう」
「事故採点になってないことを祈るよ」
「マジそれな」
私立受験の瀬戸、山崎、原は合格している。
公立の発表は後一週間先だ。
「卒業式の前にOB戦組んだが、出れるか?」
「マジ?久しぶりだから体なまってそう」
「帰りにストバスでもするか」
「瀬戸と古橋は?」
「問題ない」
「フルは眠いから松本も呼んでよ」
「呼んである」
卒業旅行に行く気のない面々の癖に。
OB戦に行く気はあって、なんだかんだバスケのつながりだったんだな。なんて思った。
気持ち悪。
一方、卒業式に対してもさほど興味のないやつだっている。
「……お前、スーツでいいのか?」
『だって、真君がスーツなのに私が振り袖なんて変でしょ?』
私は皆と出会えた学校にサヨナラするだけで、何もめでたくないし、何も変わらないから。
『綺麗な服は、真君の為に着る時だけで十分』
そういって、雨月は式典ならオールマイティーに使えそうなスーツを買った。
(今度は、狙って言ってんだろうな)
綺麗な服、が。白いドレスを指しているのがわかったから。
力いっぱい抱き締める。
『ちょ、真君、苦しい』
「俺だって同じくらい苦しいんだよ、バァカ!事あるごとに煽りやがって…」
『ふふ、真君も私の事好きだよねー』
「………ああ。大好きだからプロポーズしたんだよ」
真っ赤になって、あ、とか、う、とか。
言葉にならない声を発する彼女の耳に口を寄せた。
「なあ、卒業式が終わったら。その格好のまま、俺の家に玄関から二人で帰ろう。………母さんに、話したい」
『………うん。私も、ご挨拶したい』
真っ赤なまま。力強く彼女は頷いた。
.
何はともあれOB戦。
久しぶりに袖を通すジャージと、バッシュ。
雨月はそれを見ただけで感慨深そうに泣きそうな顔で笑った。
そのうえ、デザインが少し変わるから、と、今までのユニホームを記念にもらって。それを着てコートに立てば、とうとう泣き出した。
「……おいおい、どこに泣く要素があったんだよ」
『なんか、部活思い出しちゃって……皆、かっこよかった』
「止めてよー、試合の前からうるっときちゃうじゃん」
「原にも人の心があるんだな」
「待って、古橋には言われたくない」
少し屈んで、周りに泣き顔を見せないようタオルを頭からかける。
外野が少し騒ぎ出したところで、彼女がポツリと呟いた。
『真君、私が恋した真君…』
その言葉を聞き取って、思わずタオルの中の彼女の瞳を覗き込んだ。
「…?」
『真君のことはずっと好きだった。でも、漠然とした好き。が、格好いい男の人として好き。になったのは、真君のバスケを見てからだよ。私は、バスケをしてる真君を見て、恋に落ちた。……ふふ、かっこよすぎて涙出てきちゃう』
ずるい。
なんて、子供じみた言葉しか浮かばなかった。
胸に蟠るムズムズした感情は抱き締めたい(いっそキスしたいくらい)ような愛しさが大半。
しかし、こんな、後輩や悪友の面前で出来ないという、羞恥半分と彼女の顔を見せたくない独占欲による葛藤。
そもそもOB戦とはいえ試合の前から掻き乱される若干の苛立ち。
「……」
『!?まこ、く…!』
「煽んな、って再三言ってんのに。お前本当学習しないな」
ああ、でも。
コートの俺は悪童だったな。
と、開き直った。
かけたタオルの端を引き、彼女の顔を隠しつつ顎を上げさせて。
ことの原因である唇を塞ぐ。
「本当、見る目ねぇよ。バァカ」
そして、彼女の赤くなった頬を撫でながら笑えば、俺と同じような葛藤を抱いているんだろう。
『いじわる…』
俺より一層子供じみた言葉が返ってきた。
「おーい、だから試合前だって」
「終わってからにしてよ」
「…まあ、あれで俺らの監督サマはエンジンかかったでしょ」
外野から野次が飛び始めて。
彼女から離れてウォーミングアップを済ませたら、試合開始だ。
「霧崎として戦うのは最後か」
「対霧崎だけどね」
「記念試合だな」
クッソ寒い体育館で、汗だくになって駆け回った。
やっぱり半年の間に体はなまっていて、感覚を掴むのに時間がかかる。
それでも。
「だから、肩の力抜けって」
「視線を読まないとパス追い付けないよん?」
「いやお前の目見えねぇから」
掴んでしまえば、巣を張るまでもなく蜘蛛の餌食だ。
だって、俺がコイツらを育ててきたんだから。
「そのパスの選択は悪くない。が、何度もやると読まれるぞ…ほら」
奪ったパスはそのままシュート。
奪い奪われ僅差で決した勝敗は、なんとか引退組の勝利。
「……インハイ、頑張れよ」
試合後に気まぐれにかけた言葉で後輩達はどよめき、同級生は笑い転げた。
「外周を課す権限がないのが非常に残念だ。ちょっとプールに飛び込んでこいよ」
「www花宮はそうでなくちゃ」
「ああ?」
茶番だ、と思った。
でも、楽しそうに眺める彼女を見て。
(始まりもこうだったな)
これで良かったんだ。
そう思う。
そう思えた。
.
「なあ、マジバ行こうぜ」
「いいね。今日は花宮も羽影ちゃんも一緒にさ」
「来るでしょ?」
『いい?』
「…拒否権無しだな」
OB戦の帰り、なんだかんだ全員で来たことなかったな。
と、ファーストフードショップに立ち寄った。
各々注文をして、彼女を奥に座らせ、隣に俺。端が瀬戸。向かいが奥から古橋、原、山崎。
「古橋マジ共食い」
「煩い。アップルパイ頼んだ奴に言われたくない」
「花宮またコーヒーだけか?」
「ああ。ってかヤマ食いすぎだろ」
「2つくらいはいくって。ポテトは皆で食おうぜ」
「マネもシェイクだけ?デザート系も美味しいよ」
『目移りしちゃって…どうしようかな…』
「俺のオススメはこのエビアボカドバーガー。シェイクとセットのもあるよ」
『じゃあそれにする』
注文通り運ばれてきたそれらをつまみつつ、思い出話がちらほら。
「最初は羽影ちゃんとただの幼なじみだって言ってたのにね」
「その時は幼なじみだった。嘘じゃない」
「いやまさか一緒に寝る仲だとは思わないし?どこのギャルゲーだよ」
「ギャルゲー?」
「乙女ゲーの男版。一線越えないからエロゲーとは別。最早エロg」
「それ以上言ったらお前のアップルパイはケチャップまみれだからな」
「あ、ちょ、やめて」
俺らの冷やかしもちらほら。
「けどま、花宮がマジバは相変わらず似合わないな」
「なんか挑戦してみれば?案外食べれるかもよ」
「…」
『私の一口いる?エビとアボカドは王道だから味は美味しかったよ?』
「…ん」
差し出されたバーガーを、雨月の手からそのまま噛る。
「さりげなくあーんをやってのけるリア充力の高さ」
「俺も彼女にしてもらお」
「してあげたい」
傍らの雑談が聞こえて、口の中に広がるアボカドの滑らかさと、スイートチリソースの甘さ、辛さ、仄かな酸味を感じた。
「…悪くないな」
「「「「『え』」」」」
「…多分、味、解る」
「ちょ、ポテトとナゲット食ってみ?」
「………、これ、味ついてんのか?ケチャップの味すらしないぞ」
「は?」
しかし、山崎に差し出されたポテトも、瀬戸に渡されたナゲットもほぼ無味。
『…真君、シェイクは?』
「甘いな。チョコか?もう少し甘さ控え目がいい」
「…なに、どういうこと」
「羽影さんから渡されたものなら、羽影さんが作ったものでなくても食べれる、と?」
シェイクの味がわかり、好みの判別ができるようになっていた。
正直一番困惑してるのは俺と雨月だ。
「脱依存に近づいたのか?」
古橋の一言にお互い見合せる。
彼女にいたっては若干不安顔。
「………逆かな」
「あ?」
「今まで花宮は“マネの料理”に依存してた。多分、今は“マネ自身”に依存してる。…悪化だよ」
瀬戸の理論に全員が納得と同時にげんなりした。
「リア充爆発してくれ」
彼女だけは安心したように笑う。
『じゃあこれからは私が作ったものじゃなくても、真君と美味しいもの共有できるね』
原がアップルパイの最後の一口を皿に落とすくらいの破壊力。
古橋もフィレオフィッシュの塊を丸飲みしてしまった。
「…マジなんでこんないい子と悪童なんだろな」
「いい子だから悪童なんだよ。花宮が犯罪者にならないのはマネが浄化してるから」
それに。
綺麗な花に蝶が魅せられるのは必然。
「俺らから見れば蜘蛛に捕らわれた蝶だけど、当人達からすれば花と蝶なんだよ」
fin
(ね、今度はカフェデートできるね!)
(コーヒーとチョコの専門店も行ってみたい)
(いい店教えるよ)
卒業式も間近に迫り、生徒達の心境は様々だ。
私立の合格が決まって式の服装や卒業旅行の計画を立てるやつ。
不合格で次の試験に向けて血眼になるやつ。
公立の発表を待って気を揉んでいるやつ。
それらに収まらない俺たちみたいなやつ。
「あとは古橋の合格発表だけだな」
「自己採点余裕だったから受かってるだろう」
「事故採点になってないことを祈るよ」
「マジそれな」
私立受験の瀬戸、山崎、原は合格している。
公立の発表は後一週間先だ。
「卒業式の前にOB戦組んだが、出れるか?」
「マジ?久しぶりだから体なまってそう」
「帰りにストバスでもするか」
「瀬戸と古橋は?」
「問題ない」
「フルは眠いから松本も呼んでよ」
「呼んである」
卒業旅行に行く気のない面々の癖に。
OB戦に行く気はあって、なんだかんだバスケのつながりだったんだな。なんて思った。
気持ち悪。
一方、卒業式に対してもさほど興味のないやつだっている。
「……お前、スーツでいいのか?」
『だって、真君がスーツなのに私が振り袖なんて変でしょ?』
私は皆と出会えた学校にサヨナラするだけで、何もめでたくないし、何も変わらないから。
『綺麗な服は、真君の為に着る時だけで十分』
そういって、雨月は式典ならオールマイティーに使えそうなスーツを買った。
(今度は、狙って言ってんだろうな)
綺麗な服、が。白いドレスを指しているのがわかったから。
力いっぱい抱き締める。
『ちょ、真君、苦しい』
「俺だって同じくらい苦しいんだよ、バァカ!事あるごとに煽りやがって…」
『ふふ、真君も私の事好きだよねー』
「………ああ。大好きだからプロポーズしたんだよ」
真っ赤になって、あ、とか、う、とか。
言葉にならない声を発する彼女の耳に口を寄せた。
「なあ、卒業式が終わったら。その格好のまま、俺の家に玄関から二人で帰ろう。………母さんに、話したい」
『………うん。私も、ご挨拶したい』
真っ赤なまま。力強く彼女は頷いた。
.
何はともあれOB戦。
久しぶりに袖を通すジャージと、バッシュ。
雨月はそれを見ただけで感慨深そうに泣きそうな顔で笑った。
そのうえ、デザインが少し変わるから、と、今までのユニホームを記念にもらって。それを着てコートに立てば、とうとう泣き出した。
「……おいおい、どこに泣く要素があったんだよ」
『なんか、部活思い出しちゃって……皆、かっこよかった』
「止めてよー、試合の前からうるっときちゃうじゃん」
「原にも人の心があるんだな」
「待って、古橋には言われたくない」
少し屈んで、周りに泣き顔を見せないようタオルを頭からかける。
外野が少し騒ぎ出したところで、彼女がポツリと呟いた。
『真君、私が恋した真君…』
その言葉を聞き取って、思わずタオルの中の彼女の瞳を覗き込んだ。
「…?」
『真君のことはずっと好きだった。でも、漠然とした好き。が、格好いい男の人として好き。になったのは、真君のバスケを見てからだよ。私は、バスケをしてる真君を見て、恋に落ちた。……ふふ、かっこよすぎて涙出てきちゃう』
ずるい。
なんて、子供じみた言葉しか浮かばなかった。
胸に蟠るムズムズした感情は抱き締めたい(いっそキスしたいくらい)ような愛しさが大半。
しかし、こんな、後輩や悪友の面前で出来ないという、羞恥半分と彼女の顔を見せたくない独占欲による葛藤。
そもそもOB戦とはいえ試合の前から掻き乱される若干の苛立ち。
「……」
『!?まこ、く…!』
「煽んな、って再三言ってんのに。お前本当学習しないな」
ああ、でも。
コートの俺は悪童だったな。
と、開き直った。
かけたタオルの端を引き、彼女の顔を隠しつつ顎を上げさせて。
ことの原因である唇を塞ぐ。
「本当、見る目ねぇよ。バァカ」
そして、彼女の赤くなった頬を撫でながら笑えば、俺と同じような葛藤を抱いているんだろう。
『いじわる…』
俺より一層子供じみた言葉が返ってきた。
「おーい、だから試合前だって」
「終わってからにしてよ」
「…まあ、あれで俺らの監督サマはエンジンかかったでしょ」
外野から野次が飛び始めて。
彼女から離れてウォーミングアップを済ませたら、試合開始だ。
「霧崎として戦うのは最後か」
「対霧崎だけどね」
「記念試合だな」
クッソ寒い体育館で、汗だくになって駆け回った。
やっぱり半年の間に体はなまっていて、感覚を掴むのに時間がかかる。
それでも。
「だから、肩の力抜けって」
「視線を読まないとパス追い付けないよん?」
「いやお前の目見えねぇから」
掴んでしまえば、巣を張るまでもなく蜘蛛の餌食だ。
だって、俺がコイツらを育ててきたんだから。
「そのパスの選択は悪くない。が、何度もやると読まれるぞ…ほら」
奪ったパスはそのままシュート。
奪い奪われ僅差で決した勝敗は、なんとか引退組の勝利。
「……インハイ、頑張れよ」
試合後に気まぐれにかけた言葉で後輩達はどよめき、同級生は笑い転げた。
「外周を課す権限がないのが非常に残念だ。ちょっとプールに飛び込んでこいよ」
「www花宮はそうでなくちゃ」
「ああ?」
茶番だ、と思った。
でも、楽しそうに眺める彼女を見て。
(始まりもこうだったな)
これで良かったんだ。
そう思う。
そう思えた。
.
「なあ、マジバ行こうぜ」
「いいね。今日は花宮も羽影ちゃんも一緒にさ」
「来るでしょ?」
『いい?』
「…拒否権無しだな」
OB戦の帰り、なんだかんだ全員で来たことなかったな。
と、ファーストフードショップに立ち寄った。
各々注文をして、彼女を奥に座らせ、隣に俺。端が瀬戸。向かいが奥から古橋、原、山崎。
「古橋マジ共食い」
「煩い。アップルパイ頼んだ奴に言われたくない」
「花宮またコーヒーだけか?」
「ああ。ってかヤマ食いすぎだろ」
「2つくらいはいくって。ポテトは皆で食おうぜ」
「マネもシェイクだけ?デザート系も美味しいよ」
『目移りしちゃって…どうしようかな…』
「俺のオススメはこのエビアボカドバーガー。シェイクとセットのもあるよ」
『じゃあそれにする』
注文通り運ばれてきたそれらをつまみつつ、思い出話がちらほら。
「最初は羽影ちゃんとただの幼なじみだって言ってたのにね」
「その時は幼なじみだった。嘘じゃない」
「いやまさか一緒に寝る仲だとは思わないし?どこのギャルゲーだよ」
「ギャルゲー?」
「乙女ゲーの男版。一線越えないからエロゲーとは別。最早エロg」
「それ以上言ったらお前のアップルパイはケチャップまみれだからな」
「あ、ちょ、やめて」
俺らの冷やかしもちらほら。
「けどま、花宮がマジバは相変わらず似合わないな」
「なんか挑戦してみれば?案外食べれるかもよ」
「…」
『私の一口いる?エビとアボカドは王道だから味は美味しかったよ?』
「…ん」
差し出されたバーガーを、雨月の手からそのまま噛る。
「さりげなくあーんをやってのけるリア充力の高さ」
「俺も彼女にしてもらお」
「してあげたい」
傍らの雑談が聞こえて、口の中に広がるアボカドの滑らかさと、スイートチリソースの甘さ、辛さ、仄かな酸味を感じた。
「…悪くないな」
「「「「『え』」」」」
「…多分、味、解る」
「ちょ、ポテトとナゲット食ってみ?」
「………、これ、味ついてんのか?ケチャップの味すらしないぞ」
「は?」
しかし、山崎に差し出されたポテトも、瀬戸に渡されたナゲットもほぼ無味。
『…真君、シェイクは?』
「甘いな。チョコか?もう少し甘さ控え目がいい」
「…なに、どういうこと」
「羽影さんから渡されたものなら、羽影さんが作ったものでなくても食べれる、と?」
シェイクの味がわかり、好みの判別ができるようになっていた。
正直一番困惑してるのは俺と雨月だ。
「脱依存に近づいたのか?」
古橋の一言にお互い見合せる。
彼女にいたっては若干不安顔。
「………逆かな」
「あ?」
「今まで花宮は“マネの料理”に依存してた。多分、今は“マネ自身”に依存してる。…悪化だよ」
瀬戸の理論に全員が納得と同時にげんなりした。
「リア充爆発してくれ」
彼女だけは安心したように笑う。
『じゃあこれからは私が作ったものじゃなくても、真君と美味しいもの共有できるね』
原がアップルパイの最後の一口を皿に落とすくらいの破壊力。
古橋もフィレオフィッシュの塊を丸飲みしてしまった。
「…マジなんでこんないい子と悪童なんだろな」
「いい子だから悪童なんだよ。花宮が犯罪者にならないのはマネが浄化してるから」
それに。
綺麗な花に蝶が魅せられるのは必然。
「俺らから見れば蜘蛛に捕らわれた蝶だけど、当人達からすれば花と蝶なんだよ」
fin
(ね、今度はカフェデートできるね!)
(コーヒーとチョコの専門店も行ってみたい)
(いい店教えるよ)