第8訓
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《あとがき》
深夜。万事屋の居間。
結衣が机で何か書いてる。
「……何してんだ」
寝ぼけた顔の銀時がトイレに起きてきて不思議そうに、その手元をのぞき込む。
結衣はサッと紙を隠す。
「秘密」
「怪しい」
「明日分かる」
「嫌な予感しかしねぇ」
翌朝。
居間に紙が貼ってある。
『ツッコミ役兼銀時ストッパー引退式』
開催時刻
午前九時
出席者
万事屋全員
服装
自由
「服装自由って何だよ。つかこんなのいつの間に貼ってたんだ」
「全然気付かなかったアル」
「一応。」
「一応って何ですか。」
「正装じゃなくてよかったアル」
「全員分の正装を用意するお金はないからね」
「結構現実的な理由だな」
そして進行表までしっかり用意されていた。
第一部
開会の言葉
第二部
引退挨拶
第三部
引継ぎ
第四部
質疑応答
第五部
記念撮影
「ちゃんとしてる!!」
「聞いて欲しい。司会も決めてある」
「誰ですか?」
「私」
「兼任!?」
「議事録係は?」
「私」
「全部お前じゃねぇか」
「来賓はいないアル?」
結衣は真剣に考える。
「…そこまで考えてなかった」
「閉式の言葉」まで読み終わって、結衣が満足そうに一礼。
「以上です」
一瞬静まったが、拍手が送られ、結衣は嬉しそうに笑った。