SUGA is sugar??
きっかけは、ほんの些細なことだった。
「シュガヒョン!!」
「何....っうお」
「えへへー」
夜中、2人でコンビニまで散歩した帰り道
目の前を歩いていたシュガヒョンの背中に俺は好奇心で飛び乗った。
お前重いんだからさー。とか言う割には後ろで組んである手がしっかりと俺を支えてくれているから嬉しい。
スンスン...あれ、この甘い匂いなんだろう
匂いの元は....ユンギヒョン??
「ヒョン、なんか甘い匂いしません?」
「え?いや、何もしねぇけど」
「嘘だー!
結構強い匂い...それにユンギヒョンから出てる気がします」
「はぁ?お前がおんぶしてもらって浮かれ過ぎてるからじゃねーの?」
「そんな事ないですよー!
...じゃあちょっと待っててください」
「なんかしたら降ろすから」
「えー!そんな...少しだけ試してみるだけですから」
「何すんの?」
というユンギヒョンの言葉に返事をしないまま、あーん。と俺は目の前にあるヒョンのうなじに歯を立てた
すると、
「いっっだ!!」
「....甘い
シュガヒョンめっちゃ甘いんだけど!!??
何?どうゆう事!!?」
「は!?知るか!
それより人のうなじをかじるな!!」
「えーー、だって甘いんだもーんカジカジ」
「あ"ー!!痛い痛い!!」
驚いた。
チョコレートというよりかは砂糖に近い甘さで
でもそんなに甘すぎず、普段甘いものを好んで食べない俺が病みつきになってしまうほどヒョンは美味しかった。
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「あれー....あっちから走ってきてるのって、シュガヒョン?」
「うわ、ホントだ。
ていうかめっちゃ全速力なんだけど...ㅋㅋ」
「何でだろ...
あれ、後ろから走ってきてるのはテヒョナ?」
「ホントだㅋㅋ
ユンギが全速力でテヒョンから逃げてるㅋㅋ」
「ジニヒョン、笑いすぎですよ...」
「だってさぁー面白すぎるから!ㅋㅋ
ジミナちゃんとみなよー!ㅋㅋ」
「はぁ..(またロクでもない事なんだろうな)」
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