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ペップセ風学パロ

ペップセ風学生パロ part1
「ぐっ、、はっ!」
ドサッ
「は?おいおい、威勢よくかかってきてこんなもんかよ。図体はでかいくせして付いてんのは全部脂肪か?ㅋㅋ」
「、、ふ、、、ふざけんなよ!!」
ヒュンッ
「そんなパンチじゃ当たんないってㅋㅋ
どこに目ついてんだよ」
ドガッ
「うっぐ、、、、、殺す、、ぶっ殺す、、」
「殺せもしねーくせに言うな、それと、2度と俺の前に現れんじゃねーぞ」
「っ!!この野郎!!」
ガン!
「、、っつ、、あーあー、、やっちゃった」

「、、、?、!うぐっ、、はっ、、、」
「、、、死ね」
「ユンギヒョン傷つけるとか殺されてぇのか?てめぇ」


ここ防弾男子高校は、言わずと知れた不良高校だった。毎日、勉強じゃなくて喧嘩に明け暮れる日々。そんな不良高校には、二人の男を従える、ある1人の男がいた。
「、、ゆんぎひょ〜ん」
「あ?、、、あぁ、このくらいの怪我大丈夫だって、血だってそのうち止まるだろ。」
「ほんとですか?無理しないでくださいよ?
見てるだけで痛々しいですし、、」
「ん、ありがとな」
その男の名前はユンギ、砂糖のような真っ白な肌にあまり健康的ではない体。一見、一発殴ればどこかへ吹っ飛んでいってしまいそうな見た目だが、それとは裏腹にこの界隈ではほとんどの人が知っているくらいには喧嘩が強いことで有名だった。
そんな男が従えてる二人の名前は、テヒョンとジョングク。二人とも今年防弾高校に入学してからユンギと仲良くなり今ではすっかりユンギに懐いていて、それはこの高校の中では結構有名な話だった。
「白い男が2匹の猛獣を連れてる」
そんな噂に興味を示すものも多く、今日みたいに突然喧嘩をふっかけられることなんか日常茶飯事になってしまった。
でもそいつらをものともせず全員返り討ちにしてくもんだから、ますます噂は広まっていく。
そして何で猛獣2人がいつもユンギのそばにいるかというと、まぁただ単にユンギヒョンが好きだからという理由もあると思うがそれとは他に、もう一つあった。
「はぁ〜、朝から喧嘩売られるとか久しぶりだな、、、っ!うおっ。」
ユンギが自分の下駄箱を開けると、中には白い便箋が一枚あり、開くと同時にそれは下へと落ちてしまった。
「どうしたんですか?ヒョン、、、ってこれまたもらったんですか?」
「、、、みたいだな」
もう一つの理由。それは、ユンギが男にモテ過ぎるからだった。
たしかに、女子がいない空間での生活をしてくれば同性同士でそんな感情が芽生えてきても仕方ない、、、と思う。しかもユンギは女のような白い肌に華奢な体を合わせ持つもんだから、
狙ってくる男は数知れずだった。
そんなユンギヒョンを狙う奴らからユンギヒョンを守るのが彼らの一番の目的だった。(守ると言っても取られたくないだけだが)
「でもまぁ、俺にそんな趣味はねーから興味無いけどな」
そう言いながら持っていた手紙をリュックの中に入れる。ユンギも最初こそ驚いてはいたが、手紙を書いてくる人はほとんどユンギへの愛や恋を綴っているだけで、実際にやって来ることはしない、それが安心なのか今では何かを諦めて手紙などはすべて受け取ってはいるのだ。

でもそんな愛を綴った手紙でさえにも嫉妬してしまうのが猛獣たちだった。

(じょんぐ)
(なに)
(あの筆記、見覚えがある)
(、、、あとで行こう)
(もちろん)

実はユンギヒョン、昔は直で告ってきたりする人も多かったのだが、あの二人が入学してきてからそう言うのはパタリと止んでしまったらしい。






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