鍵の紋章(本体編)
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場面は豪華な宿のミナ・ウィットに変わる。
彼女も優雅に豪華な宿のレストランにて朝食を取っているが 金髪の容姿端麗な青年の男性が近付いて来てミナに上品な所作で挨拶をして来るのを見て 彼女は身分のある相手だと判断して、同様に、丁寧な所作で返す。
「失礼、其方のご令嬢、お尋ねしても?、受け付け窓口で小耳に挟んでしまったのですが… 昨日、盗賊に襲われたとか?…その話、詳しくお聞きしても宜しいでしょうか?…… 私の家族も昨日この辺りを馬車を使って移動していたので…ちょっと心配になってしまいまして?…」
話を聞く限りではミナを不純なナンパ目的ではなく 家族を心配して情報を聞きたい様だ。
警戒心の薄れたミナは話し出す。
ミナは昨日の事をべらべらと、彼女からしてみれば特に隠す内容でもないので 身分の高そうな男性に話してしまう。
「私、自分の家の持ち馬車が来るのに時間が掛かりましたので… 仕方なく一般人の使う乗用馬車に乗って、ここの港町を目指していたのですが… 途中で、その馬車が盗賊らしき男達に襲われてしまいまして… 私以外は、全員……下品な盗賊に殺されてしまいましたの…… 私も危なかったですが、すんでの所で助けに来てくれた、私と年の近い者達が来てくれまして 彼等にここまで案内して貰って、昨日ようやくたどり着いたのです。」
青年はホッとした表情をしながらミナに言う。
「あなただけでも、何も被害に遭われていなくて本当に良かったですよ?…… 所で、盗賊を倒すなんて ご令嬢と歳が近いとは、大した子達だ? 興味が湧いたのですが?…その子達に付いて教えて貰えませんか?」
ミナは頷き
「えぇ、盗賊を簡単に倒して見せたのが…ショートヘアのベージュ色の髪に、短パンを履いている、動きやすい格好をしたディランという少年と、青年位の年齢の子と、もう1人、同い年程の年齢の、黒髪ので、こちらもショートヘアの髪に赤い服を着たキリルという子…後はそうそう、クレスとか言う、ディランという物の恋人がいましたっけねぇ?…… この者達ったら、ワタクシが持ち歩いていた伝記を落として拾おうとしたら ディランという者が突然騒ぎ出して、それを恋人のクレスという者が慰めてましたが……? 強くても、脆い男なんて、あの子、見る目が本当に無いわね?」
青年は笑顔を崩さず相槌を打ちながら言う。
「へぇ?〜〜〜……まぁ確かに、我々貴族からしたら 人前でパニックになるなど、恥ですからね?… 所で、どんな伝記をお持ちでいらっしゃったんですか?」
ミナはあの時持っていた本を見せる。
「これです。 エレノア・シルバーバーグの伝記 赤月帝国の責任者達が土下座してでも、辞めさせたという 伝説の合理性を突き詰めた軍師のお話の書かれた物ですわ?」
青年はミナに尋ねる。
「その子達とはこの街には来たんですか?」
ミナは頷いて、言う。
「えぇ?、せめてお礼にとこの宿の部屋位は、泊まる資金は出してあげようとしたのですが… 自分達には合わない、別の宿を借りると言って別れました。」
青年は朗らかな笑みを浮かべてミナに礼を言って去る。
「成る程成る程、お話有難う御座いました。 退治されたのならば、私の家族には被害はないでしょうし、安心しましたよ? それでは失礼します。」
「悪いね〜、君達、今、何かよ?〜……とんでもない危険人物がこの港町に潜伏しているとかでさ?〜 船を出航させるな〜とか、突然指示が上から飛んできてさぁ?… 船は動かせないんだよ、うち以外の船も皆同じでさ?… この港町の出入り口も封鎖しだしたみたいだからね? やだね?〜、怖いね?〜、早く捕まって欲しいよ?」
朝食を食べに行った後、ディランに早くここを発とうと急かされて、泊まらせて貰っていた宿に荷物を取りに行って船着場まで来たんだけど… ええ!?……危険人物って!??!!!
旅客船の前にいるおじさんに話しを聞いたらとんでもない事になってた。
私達は船着場の人通りのない裏路地の様な場所に移動してキリルが困惑して喋る。
「危険人物って………十中八九、ディランの事を指してるんだろうね?」
ディランも悔しそうに眉間に皺を寄せて言うけど…
「船の出航禁止に港町の入り口封鎖なんて、手の回りが早すぎる。 ……恐らくは、この街にいたハルモニアの密偵レベルの奴が、ミナとか言うお貴族ご令嬢様に接触して情報聞き出したんだろうね?……クソッ…多分僕の弱点も話してるだろうさ?………」
リアムが能天気に平然と言うよ?
「それって気にする必要が有りますか? 船に乗るにしろ、この港町を出るにしろ… 私の力を使って、人のルールなんて無視すれば解決出来るじゃないですか?〜〜〜 暗示でもなんでも掛けて、さっさと行っちゃいましょうよ?〜 時間が命取りですし?〜、いずれは見つかっちゃいますよ?〜〜〜 この早さなら、追っ手の方々は本気で私達を探してるでしょうしね? まぁ、それはそれで私は愉しいので一向に構いませんが!!!!〜」
船を出すのが禁止されてる中で、暗示なんか無理矢理掛けて出させたら、その船に乗ってる人達も何か罰則受けてしまいそうだし………でも… もう、それしかないのかな?……
ディランを見てどうすると尋ねようとした時…………
ゴゴゴゴゴゴゴッッッッ!!!!!!!!!、と酷い揺れが起こり、建物が崩れて来てしまい 私はそれを避ける為にディランとキリルのいる反対側に揺れる中何とか走って避けたんだけど、二人のいる場所と道が分断されちゃったよ?…… しかも揺れが収まる頃には、港町から火の手が結構回ってるし…大丈夫かな?、この街の人達?
建物が落ちて来て塞がった先からディランの声が聞こえて来る。
「クレス!!!!、大丈夫か!?」
キリルも心配そうに私に声を掛けて来る。
「大丈夫!?、怪我とかしてない?!」
私は2人を安心させる為に声を掛ける。
「うん、大丈夫だよ?、2人は平気?」
ディランの声が聞こえて来る。
「あぁ、僕らは平気だよ?……そっちは移動出来そうかい?」
私は周りを見渡して確認する。
他にも倒れた建物がちらほら見えて多そうだけど…何とか行けそうかな?… 余震とか、港街だから津波とか来なきゃ良いんだけど?……
「う、うん、何とか移動出来そう…そっちにここから行くには遠回りになっちゃいそうだけど……」
ディランから声が聞こえる。
「お互い街の広場まで移動して合流しよう…そっちからも行ける筈だろうしね?」
「う、うん、分かった、2人共気を付けてね?」
私が心配してるのに右手に宿っている紋章リアムは愉しそうに言うよ?
「突然やって来た大地震、引き裂かれたクレスとディランさん達 果たして〜追っ手の追跡もある中再会出来るのか!?、乞うご期待!!!To be continued!!!!!!!!!」
もう、リアムは他人事だなぁ?〜、いや、最初からかぁ?
崩れた道をなるべく早く急いで進んで行くけれど、進んで行く度に…少し遠くの方で火の手が回っているのか黒い煙が黙々と上がっていて凄い焦げ臭い……
「向こうの方は火事になってるのかな?…… 何とか止められたら良いのに…」
私が呟くとリアムは明るく答える。
「嫌だな?〜、クレス?〜、又、忘れてますか? 天候を操る力が、私にはあるじゃないですか? それで、大雨でも降らせたら良いのでは有りませんか?〜…最も、それを使うか使わないかの判断はあなたがして下さい。 私は、どっちでも楽しめるから観覧してますけどね?〜〜〜〜〜デュフフフフッ あぁ………理不尽な災害の、人の動きが堪りません 恐怖、苦しみ、不安、悲しみで満ち満ちている!!!!!!!!!」
……………………とにかく、私が指示しないと、リアムは使う気はないって事なんだね?
彼女も優雅に豪華な宿のレストランにて朝食を取っているが 金髪の容姿端麗な青年の男性が近付いて来てミナに上品な所作で挨拶をして来るのを見て 彼女は身分のある相手だと判断して、同様に、丁寧な所作で返す。
「失礼、其方のご令嬢、お尋ねしても?、受け付け窓口で小耳に挟んでしまったのですが… 昨日、盗賊に襲われたとか?…その話、詳しくお聞きしても宜しいでしょうか?…… 私の家族も昨日この辺りを馬車を使って移動していたので…ちょっと心配になってしまいまして?…」
話を聞く限りではミナを不純なナンパ目的ではなく 家族を心配して情報を聞きたい様だ。
警戒心の薄れたミナは話し出す。
ミナは昨日の事をべらべらと、彼女からしてみれば特に隠す内容でもないので 身分の高そうな男性に話してしまう。
「私、自分の家の持ち馬車が来るのに時間が掛かりましたので… 仕方なく一般人の使う乗用馬車に乗って、ここの港町を目指していたのですが… 途中で、その馬車が盗賊らしき男達に襲われてしまいまして… 私以外は、全員……下品な盗賊に殺されてしまいましたの…… 私も危なかったですが、すんでの所で助けに来てくれた、私と年の近い者達が来てくれまして 彼等にここまで案内して貰って、昨日ようやくたどり着いたのです。」
青年はホッとした表情をしながらミナに言う。
「あなただけでも、何も被害に遭われていなくて本当に良かったですよ?…… 所で、盗賊を倒すなんて ご令嬢と歳が近いとは、大した子達だ? 興味が湧いたのですが?…その子達に付いて教えて貰えませんか?」
ミナは頷き
「えぇ、盗賊を簡単に倒して見せたのが…ショートヘアのベージュ色の髪に、短パンを履いている、動きやすい格好をしたディランという少年と、青年位の年齢の子と、もう1人、同い年程の年齢の、黒髪ので、こちらもショートヘアの髪に赤い服を着たキリルという子…後はそうそう、クレスとか言う、ディランという物の恋人がいましたっけねぇ?…… この者達ったら、ワタクシが持ち歩いていた伝記を落として拾おうとしたら ディランという者が突然騒ぎ出して、それを恋人のクレスという者が慰めてましたが……? 強くても、脆い男なんて、あの子、見る目が本当に無いわね?」
青年は笑顔を崩さず相槌を打ちながら言う。
「へぇ?〜〜〜……まぁ確かに、我々貴族からしたら 人前でパニックになるなど、恥ですからね?… 所で、どんな伝記をお持ちでいらっしゃったんですか?」
ミナはあの時持っていた本を見せる。
「これです。 エレノア・シルバーバーグの伝記 赤月帝国の責任者達が土下座してでも、辞めさせたという 伝説の合理性を突き詰めた軍師のお話の書かれた物ですわ?」
青年はミナに尋ねる。
「その子達とはこの街には来たんですか?」
ミナは頷いて、言う。
「えぇ?、せめてお礼にとこの宿の部屋位は、泊まる資金は出してあげようとしたのですが… 自分達には合わない、別の宿を借りると言って別れました。」
青年は朗らかな笑みを浮かべてミナに礼を言って去る。
「成る程成る程、お話有難う御座いました。 退治されたのならば、私の家族には被害はないでしょうし、安心しましたよ? それでは失礼します。」
「悪いね〜、君達、今、何かよ?〜……とんでもない危険人物がこの港町に潜伏しているとかでさ?〜 船を出航させるな〜とか、突然指示が上から飛んできてさぁ?… 船は動かせないんだよ、うち以外の船も皆同じでさ?… この港町の出入り口も封鎖しだしたみたいだからね? やだね?〜、怖いね?〜、早く捕まって欲しいよ?」
朝食を食べに行った後、ディランに早くここを発とうと急かされて、泊まらせて貰っていた宿に荷物を取りに行って船着場まで来たんだけど… ええ!?……危険人物って!??!!!
旅客船の前にいるおじさんに話しを聞いたらとんでもない事になってた。
私達は船着場の人通りのない裏路地の様な場所に移動してキリルが困惑して喋る。
「危険人物って………十中八九、ディランの事を指してるんだろうね?」
ディランも悔しそうに眉間に皺を寄せて言うけど…
「船の出航禁止に港町の入り口封鎖なんて、手の回りが早すぎる。 ……恐らくは、この街にいたハルモニアの密偵レベルの奴が、ミナとか言うお貴族ご令嬢様に接触して情報聞き出したんだろうね?……クソッ…多分僕の弱点も話してるだろうさ?………」
リアムが能天気に平然と言うよ?
「それって気にする必要が有りますか? 船に乗るにしろ、この港町を出るにしろ… 私の力を使って、人のルールなんて無視すれば解決出来るじゃないですか?〜〜〜 暗示でもなんでも掛けて、さっさと行っちゃいましょうよ?〜 時間が命取りですし?〜、いずれは見つかっちゃいますよ?〜〜〜 この早さなら、追っ手の方々は本気で私達を探してるでしょうしね? まぁ、それはそれで私は愉しいので一向に構いませんが!!!!〜」
船を出すのが禁止されてる中で、暗示なんか無理矢理掛けて出させたら、その船に乗ってる人達も何か罰則受けてしまいそうだし………でも… もう、それしかないのかな?……
ディランを見てどうすると尋ねようとした時…………
ゴゴゴゴゴゴゴッッッッ!!!!!!!!!、と酷い揺れが起こり、建物が崩れて来てしまい 私はそれを避ける為にディランとキリルのいる反対側に揺れる中何とか走って避けたんだけど、二人のいる場所と道が分断されちゃったよ?…… しかも揺れが収まる頃には、港町から火の手が結構回ってるし…大丈夫かな?、この街の人達?
建物が落ちて来て塞がった先からディランの声が聞こえて来る。
「クレス!!!!、大丈夫か!?」
キリルも心配そうに私に声を掛けて来る。
「大丈夫!?、怪我とかしてない?!」
私は2人を安心させる為に声を掛ける。
「うん、大丈夫だよ?、2人は平気?」
ディランの声が聞こえて来る。
「あぁ、僕らは平気だよ?……そっちは移動出来そうかい?」
私は周りを見渡して確認する。
他にも倒れた建物がちらほら見えて多そうだけど…何とか行けそうかな?… 余震とか、港街だから津波とか来なきゃ良いんだけど?……
「う、うん、何とか移動出来そう…そっちにここから行くには遠回りになっちゃいそうだけど……」
ディランから声が聞こえる。
「お互い街の広場まで移動して合流しよう…そっちからも行ける筈だろうしね?」
「う、うん、分かった、2人共気を付けてね?」
私が心配してるのに右手に宿っている紋章リアムは愉しそうに言うよ?
「突然やって来た大地震、引き裂かれたクレスとディランさん達 果たして〜追っ手の追跡もある中再会出来るのか!?、乞うご期待!!!To be continued!!!!!!!!!」
もう、リアムは他人事だなぁ?〜、いや、最初からかぁ?
崩れた道をなるべく早く急いで進んで行くけれど、進んで行く度に…少し遠くの方で火の手が回っているのか黒い煙が黙々と上がっていて凄い焦げ臭い……
「向こうの方は火事になってるのかな?…… 何とか止められたら良いのに…」
私が呟くとリアムは明るく答える。
「嫌だな?〜、クレス?〜、又、忘れてますか? 天候を操る力が、私にはあるじゃないですか? それで、大雨でも降らせたら良いのでは有りませんか?〜…最も、それを使うか使わないかの判断はあなたがして下さい。 私は、どっちでも楽しめるから観覧してますけどね?〜〜〜〜〜デュフフフフッ あぁ………理不尽な災害の、人の動きが堪りません 恐怖、苦しみ、不安、悲しみで満ち満ちている!!!!!!!!!」
……………………とにかく、私が指示しないと、リアムは使う気はないって事なんだね?