鍵の紋章(本体編)
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「馬鹿な事言わないで?…… 幻と一緒に朽ち果てたい?… それじゃあ、あなたの友達達の気持ちはどうなるの?……… どうして、そんな姿になったと思うの? 分かってるでしょう?…皆、あなたの事が好きで…… 酷い目に遭って欲しくなかった。 だから、どれだけ酷い事をされても、貴方を害する行動に同意しなかった。 ディラン、今、ここに残ったら、あなたを守ろうとした友達の気持ちを裏切ってしまう事になるんだよ?…… あなたに、そんな事をさせる為に、彼らはあんな姿になったんじゃない…… あなたに、生きて欲しかったんだよ?… だから、もう帰ろうよ?…… ここに彼等はいないんだから? 帰らなかったら、あなたの友達の、キリルも傷つけてしまう…… 彼だってこんなの聞いたら、きっと凄く怒るよ?、そんな事、皆、望んでないって?…」
私の言葉を聞いてディランは暫く俯いている。
私が言えるのはここまでだし……これで駄目ならキリル君も連れて来て説得して貰おう。
ディランは皮肉気な笑いを浮かべて自嘲して笑って言う。
「分かってるよ?………彼らの気持ちも?…… でもね?、僕は情けない奴だからさ?… 耐えられないんだ、きっと、もう…… キリルに何かあって、亡くなってしまったら…… そうなる位なら……ここで朽ちた方が良い……… 僕が居なければ、狙われる事もないだろう。」
ディラン、それは違うよ?……
「それは間違ってるよ? キリルには、あなたが必要なんだよ? だって……だって!!!! 田舎育ちの私から見ても、彼ったら一緒に買い物してる時 値段見ないで買い物するし!!、方向音痴だし!!!!、生活力が危ないんだよ!!!!、なんか色々と!!!!」
ディランも思い出した様に頭を抱えて言う。
「うわ〜…そうだったそうだった、アイツ本当に箱入り息子で 僕いないとやべーんだった。」
深いため息を頭を抱えながらディランは吐くとぼやく様に言う。
「キリルの馬鹿、君の生活力の無さのせいで、おちおち僕は心配で楽になる事も出来ないじゃないか?……っ」
彼がそう言うと、彼の居た場所の凄惨だった場所が消えて、元の遺跡に戻る。
ああ良かった、キリルの生活力の無さが、ディランを救う事になるとは? 何が人を救うきっかけになるか本当に分からないね?
立ち上がって、呪いで生気を吸われていた彼は具合が悪いのか多少ふらついている。
「ディラン、よかったら肩貸すよ?、私、あなたより背が低いから、役にかも知れないけど?」
因みに私の身体は152cmで彼は170cmだからね? まぁ、私でもふらつきの支え位にはなるよね?
「あぁ、有り難う少し支えて貰えるだけで大丈夫だから」
そう彼は遠慮がちに肩に手を回して来る。
はぁ……せめてあと10cm位背丈伸びないかなぁ?…16歳で、152cmは低いよねぇ?、流石に……
ゆっくりと歩きながらディランが私に聞いて来る。
「君は凄いな?…最悪の記憶を、僕と違ってちゃんと拒絶出来たんだから?」
そんな事はないから…
「私のは…今の爺ちゃんの所に、養子に来る前の物で…… 3人家族で住んでいた家に、強盗が入ったの……その時は無理矢理、お母さんに、静かにしてなさいって、物置に入れられて…訳が分からないうちに怖くて物置の中にいると…2人の悲鳴が聞こえて来て…その後は家の中で何かを探す音も聞こえて来た。 静かになって、物置から出たら…… 2人共殺されてた……」
良くあるある事じゃんと平然と言ったリアムとは違い、ディランは関心する様に言う。
「よく、君は拒絶出来たね?、普通なら、トラウマ物だよ?… 僕は、家族もいない育ちだったけどね…」
あぁ、そう、なんだ。
「ゲンカクって爺ちゃんに、身寄りのなかった私は、養子にして貰えてね 先にナナミ兄さんって言う、もう1人先に養子になってた兄さんもいて、貧しい暮らしだったけど…幸せだった、だから、戻らなきゃって、思えたんだろうね?」
ディランは納得したように微笑んで言う。
「幸せな今の暮らしが、君を救ってくれたんだね?…なら……君は、僕の様に悔いが残らない様に、戻って、ちゃんと別れの挨拶をしに行った方が良い……」
普通は、危ないから帰るなって言うのが当たり前なのに、彼は後押ししてくれるんだ。
私もディランに頷いて返事をする。
「うん…有り難う」
あれ?…そういえばリアムは静かだなぁ?
「リアム、そう言えばさっきから黙ってるけどどうしたの? 寝てるの?」
ふと出入り口近くに来てさっきから黙ってるリアムに尋ねると 全く理解出来ないんだけどリアムは興奮した声で答えて来るよ?、ねぇ、何でそんなに愉しそうにしてるのかな?
「はぁ、はぁ、はぁ♡、堪んね〜〜〜〜〜♡♡♡ この遺跡の構造を解析してるんですがぁ…… 過去に訪れた人々の、ありとあらゆる赤裸々な秘匿してる恥ずかしい絶望の記憶が観れてですねぇ……… 最っっっ高〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜なんですよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 クレスクレスぅ、後一時間いましょう!!!!、全部見たい!!!!」
…………………………はぁ…………
「駄目、帰るよ?、ディランも疲れてるんだから、戻って休ませてあげないと」
「え〜ヤダヤダヤダ〜〜〜〜〜じゃあ後30分お願いpleaseです〜〜〜〜〜」
「駄目って言ってるよね?」
私が構わずに進むとディランも疲れた様に言う。
「大変だね?……これからもそれと一緒なんだよ君は…… 同情するよ?」
私…罰の紋章宿してるディランにまで同情されてるんだけど…
「じゃあ後十分で、お願いしますよぉ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」
無視無視、もう知りません。
私はリアムの言葉を無視してディランと2人で元の場所に戻る。
私達が戻って来ると、その場で待っていてくれたキリルが驚きつつも安心ひた表情で、私達の側に来る。
「良かった、2人共、突然何処かに行っちゃうから凄い心配したよ? 所で今まで何処に行ってたの?」
すかさずリアムが答えるよ?
「私の時代よりは浅い時期に作られた個人趣味の遺跡でした。 いやあ〜〜〜〜〜最っっっ高でしたよ?〜〜〜〜〜 面白い所でした、もうちょっといたかったのになぁ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」
リアムの言葉をそのまま受け取ってキリルはジト目で私たちを見て言って来る。
「え?………何?、僕、数時間位ここで ずっと君たちを心配して待ってたのに 君達は、その、移動した遺跡で楽しんでたの?」
ディランがうんざりした表情で答える。
「んな訳ないだろう、最悪だったよ? 見たくもない記憶を無理矢理見せるトラップの呪いが張られたクソ遺跡だったんだよ? おかげで僕もクレスも酷い目に遭ったのさ?」
私もディランの言葉に頷いて答える。
「うん、本当に、大変だったよ?…」
それを聞いてキリルは信じてくれた様で苦笑して答える。
「あ、あぁ…そう、何だ?…… そう言えば………リアムは何か、僕らの感覚と変わってるしね?…あはははは……」
ディランが不機嫌な表情でキリルを見つめて言う。
「何だよ?、本当に遺跡で僕らが楽しんでるとでも?……… そもそも、昔の奴等が作った遺跡なんか、愉しめる様な要素皆無だろ? 遺跡発掘者達でもない限りはね?……賭博場でもあれば違うだろうけれどさ? 昔の銅貨でも貰えるなら、稼ぎになるだろうし」
そんな話をしつつ、ディランが疲れてるのもあり、暫くはこの近くで休憩するはこびになった。
私もちょっと疲れてたから助かるしね。
私の言葉を聞いてディランは暫く俯いている。
私が言えるのはここまでだし……これで駄目ならキリル君も連れて来て説得して貰おう。
ディランは皮肉気な笑いを浮かべて自嘲して笑って言う。
「分かってるよ?………彼らの気持ちも?…… でもね?、僕は情けない奴だからさ?… 耐えられないんだ、きっと、もう…… キリルに何かあって、亡くなってしまったら…… そうなる位なら……ここで朽ちた方が良い……… 僕が居なければ、狙われる事もないだろう。」
ディラン、それは違うよ?……
「それは間違ってるよ? キリルには、あなたが必要なんだよ? だって……だって!!!! 田舎育ちの私から見ても、彼ったら一緒に買い物してる時 値段見ないで買い物するし!!、方向音痴だし!!!!、生活力が危ないんだよ!!!!、なんか色々と!!!!」
ディランも思い出した様に頭を抱えて言う。
「うわ〜…そうだったそうだった、アイツ本当に箱入り息子で 僕いないとやべーんだった。」
深いため息を頭を抱えながらディランは吐くとぼやく様に言う。
「キリルの馬鹿、君の生活力の無さのせいで、おちおち僕は心配で楽になる事も出来ないじゃないか?……っ」
彼がそう言うと、彼の居た場所の凄惨だった場所が消えて、元の遺跡に戻る。
ああ良かった、キリルの生活力の無さが、ディランを救う事になるとは? 何が人を救うきっかけになるか本当に分からないね?
立ち上がって、呪いで生気を吸われていた彼は具合が悪いのか多少ふらついている。
「ディラン、よかったら肩貸すよ?、私、あなたより背が低いから、役にかも知れないけど?」
因みに私の身体は152cmで彼は170cmだからね? まぁ、私でもふらつきの支え位にはなるよね?
「あぁ、有り難う少し支えて貰えるだけで大丈夫だから」
そう彼は遠慮がちに肩に手を回して来る。
はぁ……せめてあと10cm位背丈伸びないかなぁ?…16歳で、152cmは低いよねぇ?、流石に……
ゆっくりと歩きながらディランが私に聞いて来る。
「君は凄いな?…最悪の記憶を、僕と違ってちゃんと拒絶出来たんだから?」
そんな事はないから…
「私のは…今の爺ちゃんの所に、養子に来る前の物で…… 3人家族で住んでいた家に、強盗が入ったの……その時は無理矢理、お母さんに、静かにしてなさいって、物置に入れられて…訳が分からないうちに怖くて物置の中にいると…2人の悲鳴が聞こえて来て…その後は家の中で何かを探す音も聞こえて来た。 静かになって、物置から出たら…… 2人共殺されてた……」
良くあるある事じゃんと平然と言ったリアムとは違い、ディランは関心する様に言う。
「よく、君は拒絶出来たね?、普通なら、トラウマ物だよ?… 僕は、家族もいない育ちだったけどね…」
あぁ、そう、なんだ。
「ゲンカクって爺ちゃんに、身寄りのなかった私は、養子にして貰えてね 先にナナミ兄さんって言う、もう1人先に養子になってた兄さんもいて、貧しい暮らしだったけど…幸せだった、だから、戻らなきゃって、思えたんだろうね?」
ディランは納得したように微笑んで言う。
「幸せな今の暮らしが、君を救ってくれたんだね?…なら……君は、僕の様に悔いが残らない様に、戻って、ちゃんと別れの挨拶をしに行った方が良い……」
普通は、危ないから帰るなって言うのが当たり前なのに、彼は後押ししてくれるんだ。
私もディランに頷いて返事をする。
「うん…有り難う」
あれ?…そういえばリアムは静かだなぁ?
「リアム、そう言えばさっきから黙ってるけどどうしたの? 寝てるの?」
ふと出入り口近くに来てさっきから黙ってるリアムに尋ねると 全く理解出来ないんだけどリアムは興奮した声で答えて来るよ?、ねぇ、何でそんなに愉しそうにしてるのかな?
「はぁ、はぁ、はぁ♡、堪んね〜〜〜〜〜♡♡♡ この遺跡の構造を解析してるんですがぁ…… 過去に訪れた人々の、ありとあらゆる赤裸々な秘匿してる恥ずかしい絶望の記憶が観れてですねぇ……… 最っっっ高〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜なんですよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 クレスクレスぅ、後一時間いましょう!!!!、全部見たい!!!!」
…………………………はぁ…………
「駄目、帰るよ?、ディランも疲れてるんだから、戻って休ませてあげないと」
「え〜ヤダヤダヤダ〜〜〜〜〜じゃあ後30分お願いpleaseです〜〜〜〜〜」
「駄目って言ってるよね?」
私が構わずに進むとディランも疲れた様に言う。
「大変だね?……これからもそれと一緒なんだよ君は…… 同情するよ?」
私…罰の紋章宿してるディランにまで同情されてるんだけど…
「じゃあ後十分で、お願いしますよぉ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」
無視無視、もう知りません。
私はリアムの言葉を無視してディランと2人で元の場所に戻る。
私達が戻って来ると、その場で待っていてくれたキリルが驚きつつも安心ひた表情で、私達の側に来る。
「良かった、2人共、突然何処かに行っちゃうから凄い心配したよ? 所で今まで何処に行ってたの?」
すかさずリアムが答えるよ?
「私の時代よりは浅い時期に作られた個人趣味の遺跡でした。 いやあ〜〜〜〜〜最っっっ高でしたよ?〜〜〜〜〜 面白い所でした、もうちょっといたかったのになぁ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」
リアムの言葉をそのまま受け取ってキリルはジト目で私たちを見て言って来る。
「え?………何?、僕、数時間位ここで ずっと君たちを心配して待ってたのに 君達は、その、移動した遺跡で楽しんでたの?」
ディランがうんざりした表情で答える。
「んな訳ないだろう、最悪だったよ? 見たくもない記憶を無理矢理見せるトラップの呪いが張られたクソ遺跡だったんだよ? おかげで僕もクレスも酷い目に遭ったのさ?」
私もディランの言葉に頷いて答える。
「うん、本当に、大変だったよ?…」
それを聞いてキリルは信じてくれた様で苦笑して答える。
「あ、あぁ…そう、何だ?…… そう言えば………リアムは何か、僕らの感覚と変わってるしね?…あはははは……」
ディランが不機嫌な表情でキリルを見つめて言う。
「何だよ?、本当に遺跡で僕らが楽しんでるとでも?……… そもそも、昔の奴等が作った遺跡なんか、愉しめる様な要素皆無だろ? 遺跡発掘者達でもない限りはね?……賭博場でもあれば違うだろうけれどさ? 昔の銅貨でも貰えるなら、稼ぎになるだろうし」
そんな話をしつつ、ディランが疲れてるのもあり、暫くはこの近くで休憩するはこびになった。
私もちょっと疲れてたから助かるしね。