鍵の紋章
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ナナミ兄さんへ、1か月前に突然地震で出来た地表の亀裂の中から出て来た遺跡がキャロの少し離れた場所に現れてね
それからすぐにハルモニアの人達がその遺跡周辺の土地をハイランドから買い上げて
遺跡の近くにハルモニアの駐屯地も出来て、何故か沢山の他の国の人達も来るようになって、外から来た一部の人達が問題を起す人も出て来ちゃってるから、キャロの街に住んでいる人達は今、皆怖がってるの…
来月、ジョウイと一緒に帰って来るんだよね?
爺ちゃんと一緒に楽しみに待ってるね?、兄さんもジョウイも、無理をしないでユニコーン少年隊のお仕事、2人共頑張ってね?
クレス
ハイランド国の地方にある、キャロの街のハイランド兵の詰め所で
ロングストレートの腰まで伸びた茶髪の髪に、額に孫悟空が付けている[[rb:緊箍児 > きんこじ]]に似た様なアクセサリーを身に着け、小柄で可愛らしい容姿に、短い朱色の様な袖部分のない着物の下に黒のスパッツをはいたクレスは
手紙の内容を詰め所の係りの兵士に確認して貰う。
「うん、問題ないだろう、これはユニコーン少年隊宛てに届けとくよ?」
「宜しくお願いします。」
兵士に頭をペコリと下げて、朝の9時頃にハイランド兵の詰め所から出ると、そのままアルバイトをさせて貰っている診療所に入り、年老いた医師がクレスに今日の仕事内容を指示する。
「クレス、あっちの患者に消毒をして、包帯を巻いてやれ
軽度だからお前でも出来るだろう」
「はい、分かりました。」
クレスが指示された怪我人の元に、診療所の救急箱を持って行くと、顔見知りの雑貨屋のおじさんが左腕に打撲の痕跡と切り傷から血が流れて、痛そうに顔を歪めている。
クレスは小毒液で血を優しく拭いてから包帯を巻いて尋ねる。
「おじさん、どうしたんですかこの怪我?」
「あぁ、クレスちゃんか…酒飲みながら店の中に入って来た奴を注意したら
いきなりその酒瓶が割れる勢いで殴り付けられてね?…常識の違う奴らも最近キャロにやって来てるから…
君も気を付けるんだよ?」
「そんな怖い人もやって来てるんですか?
後でハイランドの詰め所に報告した方がいいですよ…」
「うん、この後行って来るよ…やれやれ、人が増えるのは
俺みたいな店やってる者には良いが、迷惑な奴等も一定数入って来るから怖いね?…」
包帯を巻き終わると、医師から次の仕事を指示されて仕事をこなして行き、夕刻頃の時間帯には兄のナナミ達が所属しているユニコーン少年隊の訓練中に足の捻挫をして、段々と良くなって来ている細身の体系に、顔にそばかすの付いた少年のリハビリをクレスは手伝う。
「ブルータス君、今日は関節のストレッチと、軽くジャンプする訓練をやってね?」
「ジャンプかぁ〜…まぁ、やってみるよ?」
ナナミ達と同じ年代の細身の顔にそばかすのあるブルータスという少年がクレスの指示にした通りにリハビリを開始し、それが終わる頃
クレスは診療所の年老いた医師に促される。
「クレス、時間だからブルータスを家に送り届けて今日は帰れ」
「分かりました、お疲れ様です。」
ブルータスと共に、診療所を出て彼の家まで送り届けている途中ブルータスは照れ臭そうに顔を赤らめて言う。
「クレス、あのさ…昔、お前の家が貧乏だからって
お前達を馬鹿にしてごめんな?…」
クレスは彼に笑って何でもない様に優しく答える。
「ううん、大丈夫だよ?、うちが貧乏なのは本当の事だし
それは私もナナミ兄さんも別に気にしてないから?」
そうして二人で歩いていると、突然野暮ったい格好をした男達3人がクレス達の前に立ってジロジロとクレスを品定めする様に嫌な視線で見つめて来る。
何だろうこの人達?……キャロでは見た事がないから、外から来た人達かな?
さっきから私の方ばかり見てくるけど、とにかくブルータス君を送り届けなきゃいけないし、道をどいて貰おう。
「あの、ごめんなさい、私達この先に行くのでそこをどいて貰えないでしょうか?」
でも男の人達の1人に、突然私は腕を掴まれて引き寄せられて、突然顎を持ち上げられる。
な、何?、どうしてこんな事するの?
「へぇ?、君、中々可愛い顔してるじゃん?
こりゃあ奴隷として商品になりそうだ。」
この人達、旅人じゃなくて、キャロの街に誘拐をしにやって来たの!?
「離して下さい!、嫌です!!」
私は背筋がゾッと冷める感覚を覚えて一生懸命に離れようとするけど、力のある大人の男の人の力には私じゃ敵わない。
私を掴んでいる人は無理矢理凄い力で腕の中に私を引き寄せると、いきなり私の胸を触り始める。
嫌…何でこんな事するの?、気持ち悪いよ、触らないで…怖くて体が震えて涙で視界が歪んで来る。
「こっちはちっこい胸だが、数年経ちゃ成長するだろうな?
お嬢ちゃんみたいに大人しいタイプは奴隷として躾け易いから需要があるぞ?」
「やめろ、クレスを離せっ!!」
バンッ
「あがっ…」
私を助けようとブルータス君が私を捕まえている男の人に飛びかかろうとするけど簡単に彼は殴り飛ばされて苦しそうに地面に転がる。
酷い…ここまでしなくても……
「ブルータス君っ!!!!」
「コラ、動くな」
「んんっ…」
私が彼の元に向かおうとして男の人の手からどんなにもがいて離れようとしても
強い力で押さえつけられて身動きが取れない…
ごめんね、私じゃ何も出来ないよ…
私も…男の子に生まれてれば良かったのに…そうしたらユニコーン少年隊に入って
私もナナミ兄さんやジョウイみたいに自衛する力とか身につけられたのかな?…
それでも声だけは出るので必死に張り上げて彼らに頼む。
「やめて下さい!!、彼は怪我をしてるんです、乱暴しないで下さいっ!!!」
他の男の人がブルータス君に近づいて私を脅す様に怖い言葉をかけてくる。
「じゃあこれ以上、この坊主が傷つけられたくなきゃ、どうすれば良いのか?、お嬢ちゃん、分かるよな?」
私は体が震えながら震える声を絞り出して答える。
「…分かりました
…大人しく、付いて行きます」
「よしよし、良い子だ
そうやって大人しくしててくれりゃ、商品を傷つける気はないから安心しな?」
私を捕らえている男の人が、私の頭を撫でて来る。
嫌だ……怖いよ……爺ちゃん、ナナミ兄さん、ジョウイ……
男の人に腕を引かれて連れて行かれ様とした時、突然その子は何もない場所から光と共に現れた。
長い黒髪にローブを着た魔法使いふうのとても可愛い女の子が、何故か手に美味しそうな匂いのする食べかけの肉まんを持ちながらあっけらかんとした表情で言う。
「あれ?〜、ここ何処〜?、ご馳走は?〜」
他にいた2人の男の人達が黒髪の長い女の子を見て嬉しそうにする。
「おぉ〜、コイツは上玉だぁ、君、凄い可愛いじゃん?」
「この子ならすぐ売値つくぜぇ?、俺たちついてるなぁ?〜」
駄目、あの子も連れて行かれちゃう
「早く逃げて!!、あなたもこの人達に捕まっちゃうよ!?」
私が彼女に注意すると、私の手を掴んでいる男の人に髪を乱暴に引っ張られる……
「コイツ、余計な事を言うな!!」
「んっ…」
痛みに顔を顰め、強くに引っ張られたので何本か私の髪の毛が抜ける
「はっ…ふぁ…ハックションッ!!!!」
黒髪の長い子がクシャミをした瞬間私の視界は一気に真っ暗になる。
3人の様子を何も出来ずに見ていたブルータスは唖然と呟く
「一体…何が起こったんだよ?…」
黒髪の同世代程の年齢のローブを着た少女がクレスを捕まえている3人の前でくしゃみをした瞬間、何かの光に包まれて、ブルータス意外を残してその場から消えたのだ。
それからすぐにハルモニアの人達がその遺跡周辺の土地をハイランドから買い上げて
遺跡の近くにハルモニアの駐屯地も出来て、何故か沢山の他の国の人達も来るようになって、外から来た一部の人達が問題を起す人も出て来ちゃってるから、キャロの街に住んでいる人達は今、皆怖がってるの…
来月、ジョウイと一緒に帰って来るんだよね?
爺ちゃんと一緒に楽しみに待ってるね?、兄さんもジョウイも、無理をしないでユニコーン少年隊のお仕事、2人共頑張ってね?
クレス
ハイランド国の地方にある、キャロの街のハイランド兵の詰め所で
ロングストレートの腰まで伸びた茶髪の髪に、額に孫悟空が付けている[[rb:緊箍児 > きんこじ]]に似た様なアクセサリーを身に着け、小柄で可愛らしい容姿に、短い朱色の様な袖部分のない着物の下に黒のスパッツをはいたクレスは
手紙の内容を詰め所の係りの兵士に確認して貰う。
「うん、問題ないだろう、これはユニコーン少年隊宛てに届けとくよ?」
「宜しくお願いします。」
兵士に頭をペコリと下げて、朝の9時頃にハイランド兵の詰め所から出ると、そのままアルバイトをさせて貰っている診療所に入り、年老いた医師がクレスに今日の仕事内容を指示する。
「クレス、あっちの患者に消毒をして、包帯を巻いてやれ
軽度だからお前でも出来るだろう」
「はい、分かりました。」
クレスが指示された怪我人の元に、診療所の救急箱を持って行くと、顔見知りの雑貨屋のおじさんが左腕に打撲の痕跡と切り傷から血が流れて、痛そうに顔を歪めている。
クレスは小毒液で血を優しく拭いてから包帯を巻いて尋ねる。
「おじさん、どうしたんですかこの怪我?」
「あぁ、クレスちゃんか…酒飲みながら店の中に入って来た奴を注意したら
いきなりその酒瓶が割れる勢いで殴り付けられてね?…常識の違う奴らも最近キャロにやって来てるから…
君も気を付けるんだよ?」
「そんな怖い人もやって来てるんですか?
後でハイランドの詰め所に報告した方がいいですよ…」
「うん、この後行って来るよ…やれやれ、人が増えるのは
俺みたいな店やってる者には良いが、迷惑な奴等も一定数入って来るから怖いね?…」
包帯を巻き終わると、医師から次の仕事を指示されて仕事をこなして行き、夕刻頃の時間帯には兄のナナミ達が所属しているユニコーン少年隊の訓練中に足の捻挫をして、段々と良くなって来ている細身の体系に、顔にそばかすの付いた少年のリハビリをクレスは手伝う。
「ブルータス君、今日は関節のストレッチと、軽くジャンプする訓練をやってね?」
「ジャンプかぁ〜…まぁ、やってみるよ?」
ナナミ達と同じ年代の細身の顔にそばかすのあるブルータスという少年がクレスの指示にした通りにリハビリを開始し、それが終わる頃
クレスは診療所の年老いた医師に促される。
「クレス、時間だからブルータスを家に送り届けて今日は帰れ」
「分かりました、お疲れ様です。」
ブルータスと共に、診療所を出て彼の家まで送り届けている途中ブルータスは照れ臭そうに顔を赤らめて言う。
「クレス、あのさ…昔、お前の家が貧乏だからって
お前達を馬鹿にしてごめんな?…」
クレスは彼に笑って何でもない様に優しく答える。
「ううん、大丈夫だよ?、うちが貧乏なのは本当の事だし
それは私もナナミ兄さんも別に気にしてないから?」
そうして二人で歩いていると、突然野暮ったい格好をした男達3人がクレス達の前に立ってジロジロとクレスを品定めする様に嫌な視線で見つめて来る。
何だろうこの人達?……キャロでは見た事がないから、外から来た人達かな?
さっきから私の方ばかり見てくるけど、とにかくブルータス君を送り届けなきゃいけないし、道をどいて貰おう。
「あの、ごめんなさい、私達この先に行くのでそこをどいて貰えないでしょうか?」
でも男の人達の1人に、突然私は腕を掴まれて引き寄せられて、突然顎を持ち上げられる。
な、何?、どうしてこんな事するの?
「へぇ?、君、中々可愛い顔してるじゃん?
こりゃあ奴隷として商品になりそうだ。」
この人達、旅人じゃなくて、キャロの街に誘拐をしにやって来たの!?
「離して下さい!、嫌です!!」
私は背筋がゾッと冷める感覚を覚えて一生懸命に離れようとするけど、力のある大人の男の人の力には私じゃ敵わない。
私を掴んでいる人は無理矢理凄い力で腕の中に私を引き寄せると、いきなり私の胸を触り始める。
嫌…何でこんな事するの?、気持ち悪いよ、触らないで…怖くて体が震えて涙で視界が歪んで来る。
「こっちはちっこい胸だが、数年経ちゃ成長するだろうな?
お嬢ちゃんみたいに大人しいタイプは奴隷として躾け易いから需要があるぞ?」
「やめろ、クレスを離せっ!!」
バンッ
「あがっ…」
私を助けようとブルータス君が私を捕まえている男の人に飛びかかろうとするけど簡単に彼は殴り飛ばされて苦しそうに地面に転がる。
酷い…ここまでしなくても……
「ブルータス君っ!!!!」
「コラ、動くな」
「んんっ…」
私が彼の元に向かおうとして男の人の手からどんなにもがいて離れようとしても
強い力で押さえつけられて身動きが取れない…
ごめんね、私じゃ何も出来ないよ…
私も…男の子に生まれてれば良かったのに…そうしたらユニコーン少年隊に入って
私もナナミ兄さんやジョウイみたいに自衛する力とか身につけられたのかな?…
それでも声だけは出るので必死に張り上げて彼らに頼む。
「やめて下さい!!、彼は怪我をしてるんです、乱暴しないで下さいっ!!!」
他の男の人がブルータス君に近づいて私を脅す様に怖い言葉をかけてくる。
「じゃあこれ以上、この坊主が傷つけられたくなきゃ、どうすれば良いのか?、お嬢ちゃん、分かるよな?」
私は体が震えながら震える声を絞り出して答える。
「…分かりました
…大人しく、付いて行きます」
「よしよし、良い子だ
そうやって大人しくしててくれりゃ、商品を傷つける気はないから安心しな?」
私を捕らえている男の人が、私の頭を撫でて来る。
嫌だ……怖いよ……爺ちゃん、ナナミ兄さん、ジョウイ……
男の人に腕を引かれて連れて行かれ様とした時、突然その子は何もない場所から光と共に現れた。
長い黒髪にローブを着た魔法使いふうのとても可愛い女の子が、何故か手に美味しそうな匂いのする食べかけの肉まんを持ちながらあっけらかんとした表情で言う。
「あれ?〜、ここ何処〜?、ご馳走は?〜」
他にいた2人の男の人達が黒髪の長い女の子を見て嬉しそうにする。
「おぉ〜、コイツは上玉だぁ、君、凄い可愛いじゃん?」
「この子ならすぐ売値つくぜぇ?、俺たちついてるなぁ?〜」
駄目、あの子も連れて行かれちゃう
「早く逃げて!!、あなたもこの人達に捕まっちゃうよ!?」
私が彼女に注意すると、私の手を掴んでいる男の人に髪を乱暴に引っ張られる……
「コイツ、余計な事を言うな!!」
「んっ…」
痛みに顔を顰め、強くに引っ張られたので何本か私の髪の毛が抜ける
「はっ…ふぁ…ハックションッ!!!!」
黒髪の長い子がクシャミをした瞬間私の視界は一気に真っ暗になる。
3人の様子を何も出来ずに見ていたブルータスは唖然と呟く
「一体…何が起こったんだよ?…」
黒髪の同世代程の年齢のローブを着た少女がクレスを捕まえている3人の前でくしゃみをした瞬間、何かの光に包まれて、ブルータス意外を残してその場から消えたのだ。
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