その曲が奏でる音は…
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私は声のした方へと
振り返る。
そこにはやはり
見覚えのある
あの時に見た金髪の髪に
女の私でも羨ましい
と思う整った顔立ちをし
青い民族衣装を着た彼が居た。
あれは見間違えでは
なかったんだっ‼……
だけどこんなに
早く彼と再会するとは
思わなかった。
彼と離れた
あの時からまだ
2~3ヵ月程度しか
経っていないし……
「なんだ、さっき
クラピカに似た人がいて
見間違えたかと
思ったんだけど
あれはやっぱり
クラピカだったんだっ‼」
私が納得したように
言うと彼、クラピカは
あからさまにその
綺麗に整った顔を
引き攣らせて言う。
あちゃあ……これは地雷
踏んじゃった?……
「なんだとはなんなのだっ!
せっかく再会した友に対しっ
君の第一一声はそれなのかっ‼
rinっ……そんな言われ方を
されてはっ……
寂しいではないかっ……」
そう俯きがちに悲しそうに
言われ、私は両手で
弦楽器を持ちながら
軽い口調で言う。
「いやぁー
まさかこんなに早く
再会するとは私も
思わなかったからさぁ……」
そんな私の様子を見て彼は
ムッと、頬を膨らませて
拗ねたように言う。
「せっかく再会出来たと
いうのに……もう少し位は
喜んでくれても
いいのではないか……
rin?」
そうもはや確実に
拗ねながら唇を
尖らせて寂しそうに
私を見て言う
クラピカに対し私は
彼を見てはにかんで言う。
「ごめんごめん
私達の一座って一つの所に
留まらないし、クラピカが
受けるって言っていた
ハンター試験が終わるのは
速かったり遅かったりするって
聞いてたから、まさか
数か月ちょいで
又再会出来るとは
思っていなかったんだよ……
何にせよ、久しぶりだね
それとも、お帰りって
言った方がいいのかな?」
私がそう彼に言うと
「うむ、ただいまrin……」
そうクラピカも
私に綺麗な顔で笑いかけて言った。
彼、クラピカとは
4年前に出会ってから
今までずっと私達は
一緒に暮らして来た。
彼とはいつもこんな感じで
兄弟のように今まで
仲良く暮らして来た。
だけど今年になって急に
クラピカは
ハンター試験を受けると
言い出し、私達の元から
離れて行った。
父さんや母さん、それに
他のメンバーも彼を
心配していたが私は別段
それ程心配ではなかった。
勘違いしないで欲しいのは
彼の事がどうでもいいとか
そんな他人事のようには
思ってはいないと言う事。
クラピカは4年間
表だった演目なんかには
出なかったけど
私達の演目の裏方の手伝いや
博識な知識を持っていた彼から
演目に使う
他の国の文章を翻訳して貰ったり
綺麗な容姿で華奢な体型をして
いるにも関わらず案外
腕っ節も彼は強かったので
買い出しの荷物持ち兼
護衛も兼ねてついて来て
貰ったり……
いつも彼は手伝いが
終わった後も遅くまで
武芸の出来る仲間達と
一緒に訓練をしていたのを
私は見ていて
彼がハンター試験を受けに行く為に
私達の元から離れて行ったと聞いて
彼ならたとえ、不合格になっても
必ず無事に帰って来るだろう
という確信に近い物が私にはあった。
「クラピカ、クラピカ
じゃないかっ‼」
「あら本当、久しぶり~」
他の仲間達も彼に気づいて
私達の方に
駆け寄って来る。
暫く他の一座の仲間達が
クラピカに気が付き
彼と再会の挨拶を交わしていると
そこに父さんと母さんが
やって来る。
「あら、あなたは……」
「もしかして、クラピカ……
なのかい?……」
二人はクラピカを見て
驚くがクラピカは2人を
見て確認すると
自分から2人の方に行き
礼儀正しくお辞儀をして言う。
「はい、お久しぶりです
突然出て行って
申し訳ありません
あれからハンター試験に
無事合格しました
これから目的に向かって
歩きだそうという時に……
偶然貴方達の一座に再会して……
声をかける為に
こうして貴方達の演目が
終わるまで待っていました」
クラピカのその言葉を聞いて
父さんは何故か神妙な表情で
クラピカを見て言う。
「……そうかい、それは
おめでとう……凄いじゃないか
ハンター試験といえば
話を聞くだけでも難関な
試験と言われているしね……
元同族として、君を
誇りに思うよ」
そう言って父さんは
クラピカの頭を
よくやったと撫でる。
クラピカはそれを
嬉しそうに受け入れていた。
「もう貴方ったら、クラピカ君も
いつまでも子供じゃ
ないんだから、そんな
子供扱いしないのっ」
母さんがちゃかすように言うと
クラピカはニッコリと
笑って首を横に振って言う。
「いえ……嬉しいです……とても……
一族を……友達や家族を失って……
私にはもう、何もないと
思っていた……そんな時に
貴方達と出会えて……本当に
私は幸せだった……
rinという大切な友達が出来て
rinの伯父さんも、叔母さんも
私に本当の家族のように
接してくれて……今
伯父さんに褒められて……
父に認められたように
感じましたから……」
……クラピカ
遠慮なんかしなくても
そう接してくれればいいのに……
父さんも母さんも
クラピカと一緒に暮らす事が
決まった時、新しい息子が
出来たように喜んでたん
だから……その証拠に
見てごらんよ、今の2人を……
ものっそい顔して泣いてるし……
「もう、何よクラピカ君ったら~
いつも言ってたじゃないのぉ~
私の事はぁ~遠慮せずっ
お姉さんってっ
呼んでってェ~~~」
お母上、流石にそれは
サバ読み過ぎだっ
「うっ……っうっうっ
君さえよけれればっ
私達の事を父や母と
呼んでくれて構わないよっ
なんならrinを嫁に
してくれて本当の家族にっ‼」
そう瞳を緋色に染めて
顔をぐしゃぐしゃに泣いて
この親父はとんでもない事を
仰る。
「言うに事かいて
何って事言ってんのこの人はっ⁉
実の娘をそう簡単に
嫁に出すのか貴方はっ⁉
普通アレでしょ⁉
娘はやらーんっ、ていうのが
世間一般の父親常識では
ないのかこの親父様よぉ⁉」
「うおーんっうわーんっー」
私がそう言うのも虚しく
一度緋の瞳になってこうして
泣いてしまうと
やっかいな事にこの父さんは
昔から酔っぱらいの泣き上戸のように
人の言葉なんか聞こうとしない
こうなってしまっては自分の
気が済むまで泣き続けなければ
元にもどらないのだ。
母さんも泣いたままの
状態だし、もうめちゃくちゃな状態だ……
とにかくここは
クラピカにハッキリ断って貰って
父さんを落ち着かせねば……
「ねぇ、クラピカからも
なんとか言ってよー
私なんかと結婚するのは
困るでしょ?ー、嫌だよね?ー
もうハッキリ言ってあげてよー」
私がそう尋ねると何故か
彼は顔を真っ赤にさせて
困ったようにしどろもどろに
答える……
「え?……いや……そのっ……だな……
わ……私は……」
おい、クラピカさんっ
そんな答え方ではアレですよ貴方っ
この泣き上戸親父に
勘違いされても
しかたないよ貴方⁉
私の為を思って遠慮して
くれてるんだろうが
今はそれじゃあ困る
主に私がっ‼
ここはなんとしても
迷惑だと答えて貰わなければっ‼
「クラピカの気持ちは
私も良く分かってる積りっ‼
だからこの際
遠慮なく言っちゃって
いいからっ‼
ハッキリ言ってやって
この泣き上戸親父にっ‼
なんて言われても
私は迷惑じゃないからっ‼」
そう私がいうと
彼は本当に驚いた顔をして
私を見て何故か嬉しそうに答える。
「何⁉、それは本当なのか
rin⁉……
まさか分かっていて
くれたとは……嬉しいよっ……
ずっと……不安だったのだ……
君にこの気持ちを告げて
いい物かっ……迷惑では……
ないのかと…だが
口に出さずとも……
私の気持ちは……いやっ
私達の気持ちは繋がって
いたのだな……」
ぎゅっと
そう涙ぐんで私を
抱きしめるクラピカさん…
あ、あれ?
なんか状況が、おかしな方向に
向かってないですか?……
そしてクラピカは私を
見つめて本当に
嬉しそうに言う。
「好きだ、rin……
ずっと、ずっと大好きだった……
君の側にいられて……私は
どれだけ救われただろう……
君が居たから……私は
ハンター試験を
乗り越えられたんだ……
君と離れている間……
一日たりとも
君の事を思わなかった日々はなかった……
君と離れている間……
一日たりとも
君の事を思わなかった日々はなかった……
rin ……大好きだ……」
なななななっ……
なんだってえ~~~
振り返る。
そこにはやはり
見覚えのある
あの時に見た金髪の髪に
女の私でも羨ましい
と思う整った顔立ちをし
青い民族衣装を着た彼が居た。
あれは見間違えでは
なかったんだっ‼……
だけどこんなに
早く彼と再会するとは
思わなかった。
彼と離れた
あの時からまだ
2~3ヵ月程度しか
経っていないし……
「なんだ、さっき
クラピカに似た人がいて
見間違えたかと
思ったんだけど
あれはやっぱり
クラピカだったんだっ‼」
私が納得したように
言うと彼、クラピカは
あからさまにその
綺麗に整った顔を
引き攣らせて言う。
あちゃあ……これは地雷
踏んじゃった?……
「なんだとはなんなのだっ!
せっかく再会した友に対しっ
君の第一一声はそれなのかっ‼
rinっ……そんな言われ方を
されてはっ……
寂しいではないかっ……」
そう俯きがちに悲しそうに
言われ、私は両手で
弦楽器を持ちながら
軽い口調で言う。
「いやぁー
まさかこんなに早く
再会するとは私も
思わなかったからさぁ……」
そんな私の様子を見て彼は
ムッと、頬を膨らませて
拗ねたように言う。
「せっかく再会出来たと
いうのに……もう少し位は
喜んでくれても
いいのではないか……
rin?」
そうもはや確実に
拗ねながら唇を
尖らせて寂しそうに
私を見て言う
クラピカに対し私は
彼を見てはにかんで言う。
「ごめんごめん
私達の一座って一つの所に
留まらないし、クラピカが
受けるって言っていた
ハンター試験が終わるのは
速かったり遅かったりするって
聞いてたから、まさか
数か月ちょいで
又再会出来るとは
思っていなかったんだよ……
何にせよ、久しぶりだね
それとも、お帰りって
言った方がいいのかな?」
私がそう彼に言うと
「うむ、ただいまrin……」
そうクラピカも
私に綺麗な顔で笑いかけて言った。
彼、クラピカとは
4年前に出会ってから
今までずっと私達は
一緒に暮らして来た。
彼とはいつもこんな感じで
兄弟のように今まで
仲良く暮らして来た。
だけど今年になって急に
クラピカは
ハンター試験を受けると
言い出し、私達の元から
離れて行った。
父さんや母さん、それに
他のメンバーも彼を
心配していたが私は別段
それ程心配ではなかった。
勘違いしないで欲しいのは
彼の事がどうでもいいとか
そんな他人事のようには
思ってはいないと言う事。
クラピカは4年間
表だった演目なんかには
出なかったけど
私達の演目の裏方の手伝いや
博識な知識を持っていた彼から
演目に使う
他の国の文章を翻訳して貰ったり
綺麗な容姿で華奢な体型をして
いるにも関わらず案外
腕っ節も彼は強かったので
買い出しの荷物持ち兼
護衛も兼ねてついて来て
貰ったり……
いつも彼は手伝いが
終わった後も遅くまで
武芸の出来る仲間達と
一緒に訓練をしていたのを
私は見ていて
彼がハンター試験を受けに行く為に
私達の元から離れて行ったと聞いて
彼ならたとえ、不合格になっても
必ず無事に帰って来るだろう
という確信に近い物が私にはあった。
「クラピカ、クラピカ
じゃないかっ‼」
「あら本当、久しぶり~」
他の仲間達も彼に気づいて
私達の方に
駆け寄って来る。
暫く他の一座の仲間達が
クラピカに気が付き
彼と再会の挨拶を交わしていると
そこに父さんと母さんが
やって来る。
「あら、あなたは……」
「もしかして、クラピカ……
なのかい?……」
二人はクラピカを見て
驚くがクラピカは2人を
見て確認すると
自分から2人の方に行き
礼儀正しくお辞儀をして言う。
「はい、お久しぶりです
突然出て行って
申し訳ありません
あれからハンター試験に
無事合格しました
これから目的に向かって
歩きだそうという時に……
偶然貴方達の一座に再会して……
声をかける為に
こうして貴方達の演目が
終わるまで待っていました」
クラピカのその言葉を聞いて
父さんは何故か神妙な表情で
クラピカを見て言う。
「……そうかい、それは
おめでとう……凄いじゃないか
ハンター試験といえば
話を聞くだけでも難関な
試験と言われているしね……
元同族として、君を
誇りに思うよ」
そう言って父さんは
クラピカの頭を
よくやったと撫でる。
クラピカはそれを
嬉しそうに受け入れていた。
「もう貴方ったら、クラピカ君も
いつまでも子供じゃ
ないんだから、そんな
子供扱いしないのっ」
母さんがちゃかすように言うと
クラピカはニッコリと
笑って首を横に振って言う。
「いえ……嬉しいです……とても……
一族を……友達や家族を失って……
私にはもう、何もないと
思っていた……そんな時に
貴方達と出会えて……本当に
私は幸せだった……
rinという大切な友達が出来て
rinの伯父さんも、叔母さんも
私に本当の家族のように
接してくれて……今
伯父さんに褒められて……
父に認められたように
感じましたから……」
……クラピカ
遠慮なんかしなくても
そう接してくれればいいのに……
父さんも母さんも
クラピカと一緒に暮らす事が
決まった時、新しい息子が
出来たように喜んでたん
だから……その証拠に
見てごらんよ、今の2人を……
ものっそい顔して泣いてるし……
「もう、何よクラピカ君ったら~
いつも言ってたじゃないのぉ~
私の事はぁ~遠慮せずっ
お姉さんってっ
呼んでってェ~~~」
お母上、流石にそれは
サバ読み過ぎだっ
「うっ……っうっうっ
君さえよけれればっ
私達の事を父や母と
呼んでくれて構わないよっ
なんならrinを嫁に
してくれて本当の家族にっ‼」
そう瞳を緋色に染めて
顔をぐしゃぐしゃに泣いて
この親父はとんでもない事を
仰る。
「言うに事かいて
何って事言ってんのこの人はっ⁉
実の娘をそう簡単に
嫁に出すのか貴方はっ⁉
普通アレでしょ⁉
娘はやらーんっ、ていうのが
世間一般の父親常識では
ないのかこの親父様よぉ⁉」
「うおーんっうわーんっー」
私がそう言うのも虚しく
一度緋の瞳になってこうして
泣いてしまうと
やっかいな事にこの父さんは
昔から酔っぱらいの泣き上戸のように
人の言葉なんか聞こうとしない
こうなってしまっては自分の
気が済むまで泣き続けなければ
元にもどらないのだ。
母さんも泣いたままの
状態だし、もうめちゃくちゃな状態だ……
とにかくここは
クラピカにハッキリ断って貰って
父さんを落ち着かせねば……
「ねぇ、クラピカからも
なんとか言ってよー
私なんかと結婚するのは
困るでしょ?ー、嫌だよね?ー
もうハッキリ言ってあげてよー」
私がそう尋ねると何故か
彼は顔を真っ赤にさせて
困ったようにしどろもどろに
答える……
「え?……いや……そのっ……だな……
わ……私は……」
おい、クラピカさんっ
そんな答え方ではアレですよ貴方っ
この泣き上戸親父に
勘違いされても
しかたないよ貴方⁉
私の為を思って遠慮して
くれてるんだろうが
今はそれじゃあ困る
主に私がっ‼
ここはなんとしても
迷惑だと答えて貰わなければっ‼
「クラピカの気持ちは
私も良く分かってる積りっ‼
だからこの際
遠慮なく言っちゃって
いいからっ‼
ハッキリ言ってやって
この泣き上戸親父にっ‼
なんて言われても
私は迷惑じゃないからっ‼」
そう私がいうと
彼は本当に驚いた顔をして
私を見て何故か嬉しそうに答える。
「何⁉、それは本当なのか
rin⁉……
まさか分かっていて
くれたとは……嬉しいよっ……
ずっと……不安だったのだ……
君にこの気持ちを告げて
いい物かっ……迷惑では……
ないのかと…だが
口に出さずとも……
私の気持ちは……いやっ
私達の気持ちは繋がって
いたのだな……」
ぎゅっと
そう涙ぐんで私を
抱きしめるクラピカさん…
あ、あれ?
なんか状況が、おかしな方向に
向かってないですか?……
そしてクラピカは私を
見つめて本当に
嬉しそうに言う。
「好きだ、rin……
ずっと、ずっと大好きだった……
君の側にいられて……私は
どれだけ救われただろう……
君が居たから……私は
ハンター試験を
乗り越えられたんだ……
君と離れている間……
一日たりとも
君の事を思わなかった日々はなかった……
君と離れている間……
一日たりとも
君の事を思わなかった日々はなかった……
rin ……大好きだ……」
なななななっ……
なんだってえ~~~