再会 第3話
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食事後、使用人屋敷に置いてある電話から執事長の彼に連絡を入れる。
「はい、ジョシュダです。
何かありましたか?」
「忙しい中すみません、クラピカです。
ハンター試験中に預けて来たカインという私の義弟に連絡を取りたいので
外に繋がる電話を貸して貰えないでしょうか?」
当然ながらジョシュダさんは質問をしてくる。
「義弟という事は、その子もクルタ族の子なのかい?」
「クルタ族の里を出て私の叔母が同族でない人と婚約して産んだ子供でして、複雑な環境で育った子なんです。
最終的には、カインもここに連れて来て、面倒を見て貰う事は可能でしょうか?」
「それは構わないよ?、クルタ族と発覚する事があったら
多額の金額で緋の眼が落札されている現状もあって
今は命の危険に関わるだろうからね?
君の叔母さんとも連絡は取れるかい?、女性では尚更危険だろうし、その人も望んでくれるなら保護するよ?」
良かった、ここならばカインも同族の仲間も友人も出来るだろうし安全だ。
だが……あの人だけは再会させては駄目だ。
「すみません、あの人の連絡先は絶対に言いたくありません。
あの人がクルタ族の里を出て行った理由は、里で問題を起して、追い出された人なので……」
「君達クルタ族の緋の眼の傾向が薄い人ならば気付かれ難いだろうけど……
でも、例え問題を起した人でも
その人も、このまま放っておいたら危険だよね?
クルタ族の里を追い出された以外に他にクラピカ君が言いたくない理由があるなら、聞かせてくれるかい?」
怒りが込み上げ、震える声で私はカインがあの女にされて来た事を喋る。
「……カインは、日常的にあの女から虐待を受けていて、そのせいで解離性同一性障害という病気になってしまいました。
アイツが、あの女がっ、楽をして遊ぶ金欲しさに、小さな子供に興味のある男達に身体を売られていたと、解離性同一性障害で出来た
アベルという人格から聞きました。
性被害に遭っている間は、アベルがカインと入れ替わって……そういう行為をしていたと……カインは、自分がその被害に遭っていたのは知りません。
アベルもそれがどんな行為を意味する物なのか、まだ理解してないんです。
だからもう、絶対にあの女とカイン達を関わらせたくない‼︎‼︎、アイツと再会させても、カイン達には害にしかならないんですっ‼︎‼︎‼︎‼︎」
暫くの沈黙の後、ジョシュダさんはいつもの穏やかな声で答える。
「……それが事実なら、君の叔母さんをここで受け入れる訳にはいかないね?
君には悪いとは思うけど、やはり人の命に関わる事だし
確認の為、その親戚の叔母さんがどういう人だったのか、君達の一族の責任者をやっていた人や、その叔母さんを知っている人達に話しを聞かせて貰ってから判断しようと思う。」
この人の立場からしたら、私側だけの話を一方的に聞き入れる訳にはいかないんだろうな。
「分かりました。」
……そうは言っても、あの叔母さんが何をしてクルタ族の里を追い出されたのかは、私も詳しくは知らない、叔母さんが追い出された話を他の里の人から聞いて、母さんに一度その理由を尋ねた事があったが……
その時、激しく緋の眼になって激昂して怒ってしまった為、この事は母にとって絶対に言ってはいけない禁句なんだと理解してからは二度とその質問をする事はなかった。
「外に繋がる電話なら後でノアに持って行かせるから、悪いけど使用人屋敷の外で待っていてくれるかい?」
「はい、有り難う御座います。」
電話を切り、使用人屋敷を出ると
「こら~~~っ‼︎‼︎‼︎‼︎、待ちなさい~っ‼︎‼︎‼︎‼︎」
「この変態男~‼︎‼︎‼︎ 」
「止まれっつってんでしょ!?~~~」
メイド服を着たクルタ族の私と歳の近い女性陣達がモップや長い箒を振り回しながら瞳を緋の眼に変えて、レオリオを追いかけ回している。
……………一体全体、あの馬鹿、何をやったんだ?
女性陣の中に、金髪の長い髪をおさげにした、どちらかと言えば可愛いらしい顔立ちをしている私の幼なじみのフラヴィア(彼女は5年前に生き返ったので私と同い年の16歳)が私に気が付くと大声で協力を求めて来る。
「ちょっと、クラピカ‼︎‼︎、その人アンタが連れて来たんだから、捕まえるの手伝いなさいよ~‼︎‼︎」
他のメイド服を着たクルタ族の女性陣達も同調圧力でギロッと私を睨み付けて来る。
これは手伝わなければ私も責められる流れだな、ため息を一つ吐いてレオリオの馬鹿を追いかけるのに加勢する。
レオリオと同じ距離まで来ると一応情けで声はかけておいてやる。
「おい、この馬鹿者、あそこまで女性陣を怒らせて、一体何をやったんだ?
取り敢えず頭を下げて謝っておけ?、クルタ族の女は、怒らせたら恐ろしいぞ?」
いつも明るく優しかった私の母でさえ、叔母の追放された話を尋ねたら、本気で怒って緋色の眼になり、いつも料理に使っていた刃物を折り曲げる程恐ろしかったからなぁ……
レオリオは真面目な顔で前を走りながら答える。
「嫌だね?、オレはなぁ、ハンターなんだよ」
……は?…………何を言ってるんだコイツ?
「いや、確かに我々はハンター試験を無事合格し、今年正式なハンターになったばかりだが、それが今のこの状況とどう関係あるんだ?」
「同じ男ならばお前も分かるだろう、クラピカ?
オレはな、ハンターとして、未知の秘境を探究したんだ。
クルタ族っていう神秘のヴェールに包まれた、あの民族衣装の中に、どんな秘境が広がっているのか、ハンターとして探究したんだよっ‼︎‼︎‼︎‼︎」
………………………本当に、馬鹿だなコイツ?
「お前……ようするにだ、上辺だけ立派な言葉で取り繕っているが、結局やった事は
彼女達の着替えの覗きか?」
「うっせ~やい‼︎、探究じゃっ、馬鹿ヤロ~~~‼‼‼‼」
「馬鹿なのは、お前だろうがっ‼︎‼︎~」
ドゲシッ
取り合えず、奴の背中に飛び蹴りをかましておいた。
仰向けに倒れて伸びているし、これで暫くは動けまい。
今朝はコイツを少し見直しかけたが、少ししたらこれだからな全く……
レオリオを追っていたフラヴィア達が追いついて来る。
「この馬鹿者は取り合えずしばいておいた。
後は煮るなり焼くなり、好きにするといい」
「ええ、有難う、それじゃ」
「「「この、ド変態~、私達の着替えを除くなんて、最低よぉ~‼‼‼‼」」」
フラヴィア達は緋の眼状態のままモップや箒をそれぞれ持ち上げ、連携の整った攻撃をレオリオに仕掛けて行き、レオリオの絹を裂くような悲鳴が上がる。
「ああ~、らめぇ~~~~~‼‼‼‼」
……まあ、あれでも、ハンター試験中のヒソカのカードを投げて来る攻撃に比べれば遥かに優しい物だから私は助けんが……
「こっちから、絹を裂くような悲鳴が聞こえて来たんだけど……ありゃりゃりゃ……
これ、何があったのよ?」
そこに、ノアさんがやって来て、フラヴィア達にやられて地面でボコボコにされて倒れているレオリオを見て私に尋ねる。
「……あの馬鹿が、彼女達の着替えを覗いたみたいでして、制裁を受けました。
自業自得です」
ノアさんは可笑しそうに吹き出しながら倒れているレオリオの所に向かって喋りかける。
「ちょっと~、何やってんのレオリオさん
覗きは駄目っしょ?」
レオリオは苦しそうにほざく
「お……オレは、ただ……ハンターとして
神秘の探求を追い求めただけなんだよ……グハッ」
あの馬鹿、まだ言うか……爆笑しながら可笑しそうに彼は注意する。
「ギャハハハハっ、いやいや?
女の子達のシークレットゾーンの探求は
やっちゃ駄目だよ?、働きに来てくれてる
クルタ族のメイドの子達は、未成年の子達だって
結構多いからね?、アンタが成人してないなら口頭注意だけで済ますけど、もう成人してる歳なんだから
やった事への責任は取って貰うよ?」
そう言ってノアさんは携帯電話を取り出しジョシュダさんに経緯を説明して指示を仰いでいる。
ノアさんは携帯電話をスピーカー機能に切り替え、ノアさんの持っている携帯電話からジョシュダさんの声が響いて来る。
「まず、覗きの被害に遭った女性達、申し訳ありません、俺の管理不足です。
今後は再発防止に、君達の更衣室を部外者が立ち入り難くする為に、セキュリティーを強化します。
とても怖かったよね?、気持ちが落ち着くまで、休んでいて構わないよ?」
先程まで殺気だっていたフラヴィア達はジョシュダさんの声を聞いて、調子良くコロッと上機嫌になり態度を変える。
「そんな~、ジョシュダさんは悪くないですよぉ~♪」
「そうそう、あなたが謝る必要なんかないですぅ~~♪♪」
「悪いのは、全部この変態覗き野郎なんですからぁ~~~♪♪♪」
「有難う、次にレオリオさん、どの様な理由があれ、覗きは立派な犯罪です。
そういう被害に遭って、社会生活を送れなく成る程、精神的な苦痛を味わう人も中にはいるんです。
彼女達にこの場で謝罪して下さい。
このまま謝罪がなければ、被害届を出して、起訴も辞さないですが、どうしますか?
腕利きの弁護士の知り合いの方々が此方には沢山いますので
ハンターライセンスを持っていても、勝ち目は薄いですよ?」
穏やかな口調で、最終通告を出すジョシュダさん、この人は穏やかな人だが、やるとなったら容赦のないタイプなのだろうな……敵には回したくない人だ。
レオリオが勢いよく頭を下げてフラヴィア達に謝る。
「すみませんした~‼︎‼︎」
ノアさんはレオリオに笑いながら思い出した様に言う。
「あれ?~、そういやレオリオさん?、もう1人謝らなきゃいけない人がいるんじゃなかったっけ?
ジョシュダに結構失礼な事言ってたよねぇ?、この前さ?」
それを聞いてフラヴィア達が又殺気立ち始める。
「はぁ?……アンタ、ジョシュダさんに失礼な事言ったの?」
「最っ低~~~‼︎‼︎‼︎!」
「あんなにいい人に暴言吐くとか、マトモな奴じゃないわコイツ」
レオリオは真っ青になりながらで情けなく泣き叫ぶ。
「ごめんちゃ~~~い‼︎‼︎、反省してます、起訴はやめて下さ~い‼︎‼︎」
……ごめんちゃいって、お前、聞いた事ない謝罪の仕方だが、どこかの方言でも混ざっているのだろうか?※(混ざっていません。)
「はい、ジョシュダです。
何かありましたか?」
「忙しい中すみません、クラピカです。
ハンター試験中に預けて来たカインという私の義弟に連絡を取りたいので
外に繋がる電話を貸して貰えないでしょうか?」
当然ながらジョシュダさんは質問をしてくる。
「義弟という事は、その子もクルタ族の子なのかい?」
「クルタ族の里を出て私の叔母が同族でない人と婚約して産んだ子供でして、複雑な環境で育った子なんです。
最終的には、カインもここに連れて来て、面倒を見て貰う事は可能でしょうか?」
「それは構わないよ?、クルタ族と発覚する事があったら
多額の金額で緋の眼が落札されている現状もあって
今は命の危険に関わるだろうからね?
君の叔母さんとも連絡は取れるかい?、女性では尚更危険だろうし、その人も望んでくれるなら保護するよ?」
良かった、ここならばカインも同族の仲間も友人も出来るだろうし安全だ。
だが……あの人だけは再会させては駄目だ。
「すみません、あの人の連絡先は絶対に言いたくありません。
あの人がクルタ族の里を出て行った理由は、里で問題を起して、追い出された人なので……」
「君達クルタ族の緋の眼の傾向が薄い人ならば気付かれ難いだろうけど……
でも、例え問題を起した人でも
その人も、このまま放っておいたら危険だよね?
クルタ族の里を追い出された以外に他にクラピカ君が言いたくない理由があるなら、聞かせてくれるかい?」
怒りが込み上げ、震える声で私はカインがあの女にされて来た事を喋る。
「……カインは、日常的にあの女から虐待を受けていて、そのせいで解離性同一性障害という病気になってしまいました。
アイツが、あの女がっ、楽をして遊ぶ金欲しさに、小さな子供に興味のある男達に身体を売られていたと、解離性同一性障害で出来た
アベルという人格から聞きました。
性被害に遭っている間は、アベルがカインと入れ替わって……そういう行為をしていたと……カインは、自分がその被害に遭っていたのは知りません。
アベルもそれがどんな行為を意味する物なのか、まだ理解してないんです。
だからもう、絶対にあの女とカイン達を関わらせたくない‼︎‼︎、アイツと再会させても、カイン達には害にしかならないんですっ‼︎‼︎‼︎‼︎」
暫くの沈黙の後、ジョシュダさんはいつもの穏やかな声で答える。
「……それが事実なら、君の叔母さんをここで受け入れる訳にはいかないね?
君には悪いとは思うけど、やはり人の命に関わる事だし
確認の為、その親戚の叔母さんがどういう人だったのか、君達の一族の責任者をやっていた人や、その叔母さんを知っている人達に話しを聞かせて貰ってから判断しようと思う。」
この人の立場からしたら、私側だけの話を一方的に聞き入れる訳にはいかないんだろうな。
「分かりました。」
……そうは言っても、あの叔母さんが何をしてクルタ族の里を追い出されたのかは、私も詳しくは知らない、叔母さんが追い出された話を他の里の人から聞いて、母さんに一度その理由を尋ねた事があったが……
その時、激しく緋の眼になって激昂して怒ってしまった為、この事は母にとって絶対に言ってはいけない禁句なんだと理解してからは二度とその質問をする事はなかった。
「外に繋がる電話なら後でノアに持って行かせるから、悪いけど使用人屋敷の外で待っていてくれるかい?」
「はい、有り難う御座います。」
電話を切り、使用人屋敷を出ると
「こら~~~っ‼︎‼︎‼︎‼︎、待ちなさい~っ‼︎‼︎‼︎‼︎」
「この変態男~‼︎‼︎‼︎ 」
「止まれっつってんでしょ!?~~~」
メイド服を着たクルタ族の私と歳の近い女性陣達がモップや長い箒を振り回しながら瞳を緋の眼に変えて、レオリオを追いかけ回している。
……………一体全体、あの馬鹿、何をやったんだ?
女性陣の中に、金髪の長い髪をおさげにした、どちらかと言えば可愛いらしい顔立ちをしている私の幼なじみのフラヴィア(彼女は5年前に生き返ったので私と同い年の16歳)が私に気が付くと大声で協力を求めて来る。
「ちょっと、クラピカ‼︎‼︎、その人アンタが連れて来たんだから、捕まえるの手伝いなさいよ~‼︎‼︎」
他のメイド服を着たクルタ族の女性陣達も同調圧力でギロッと私を睨み付けて来る。
これは手伝わなければ私も責められる流れだな、ため息を一つ吐いてレオリオの馬鹿を追いかけるのに加勢する。
レオリオと同じ距離まで来ると一応情けで声はかけておいてやる。
「おい、この馬鹿者、あそこまで女性陣を怒らせて、一体何をやったんだ?
取り敢えず頭を下げて謝っておけ?、クルタ族の女は、怒らせたら恐ろしいぞ?」
いつも明るく優しかった私の母でさえ、叔母の追放された話を尋ねたら、本気で怒って緋色の眼になり、いつも料理に使っていた刃物を折り曲げる程恐ろしかったからなぁ……
レオリオは真面目な顔で前を走りながら答える。
「嫌だね?、オレはなぁ、ハンターなんだよ」
……は?…………何を言ってるんだコイツ?
「いや、確かに我々はハンター試験を無事合格し、今年正式なハンターになったばかりだが、それが今のこの状況とどう関係あるんだ?」
「同じ男ならばお前も分かるだろう、クラピカ?
オレはな、ハンターとして、未知の秘境を探究したんだ。
クルタ族っていう神秘のヴェールに包まれた、あの民族衣装の中に、どんな秘境が広がっているのか、ハンターとして探究したんだよっ‼︎‼︎‼︎‼︎」
………………………本当に、馬鹿だなコイツ?
「お前……ようするにだ、上辺だけ立派な言葉で取り繕っているが、結局やった事は
彼女達の着替えの覗きか?」
「うっせ~やい‼︎、探究じゃっ、馬鹿ヤロ~~~‼‼‼‼」
「馬鹿なのは、お前だろうがっ‼︎‼︎~」
ドゲシッ
取り合えず、奴の背中に飛び蹴りをかましておいた。
仰向けに倒れて伸びているし、これで暫くは動けまい。
今朝はコイツを少し見直しかけたが、少ししたらこれだからな全く……
レオリオを追っていたフラヴィア達が追いついて来る。
「この馬鹿者は取り合えずしばいておいた。
後は煮るなり焼くなり、好きにするといい」
「ええ、有難う、それじゃ」
「「「この、ド変態~、私達の着替えを除くなんて、最低よぉ~‼‼‼‼」」」
フラヴィア達は緋の眼状態のままモップや箒をそれぞれ持ち上げ、連携の整った攻撃をレオリオに仕掛けて行き、レオリオの絹を裂くような悲鳴が上がる。
「ああ~、らめぇ~~~~~‼‼‼‼」
……まあ、あれでも、ハンター試験中のヒソカのカードを投げて来る攻撃に比べれば遥かに優しい物だから私は助けんが……
「こっちから、絹を裂くような悲鳴が聞こえて来たんだけど……ありゃりゃりゃ……
これ、何があったのよ?」
そこに、ノアさんがやって来て、フラヴィア達にやられて地面でボコボコにされて倒れているレオリオを見て私に尋ねる。
「……あの馬鹿が、彼女達の着替えを覗いたみたいでして、制裁を受けました。
自業自得です」
ノアさんは可笑しそうに吹き出しながら倒れているレオリオの所に向かって喋りかける。
「ちょっと~、何やってんのレオリオさん
覗きは駄目っしょ?」
レオリオは苦しそうにほざく
「お……オレは、ただ……ハンターとして
神秘の探求を追い求めただけなんだよ……グハッ」
あの馬鹿、まだ言うか……爆笑しながら可笑しそうに彼は注意する。
「ギャハハハハっ、いやいや?
女の子達のシークレットゾーンの探求は
やっちゃ駄目だよ?、働きに来てくれてる
クルタ族のメイドの子達は、未成年の子達だって
結構多いからね?、アンタが成人してないなら口頭注意だけで済ますけど、もう成人してる歳なんだから
やった事への責任は取って貰うよ?」
そう言ってノアさんは携帯電話を取り出しジョシュダさんに経緯を説明して指示を仰いでいる。
ノアさんは携帯電話をスピーカー機能に切り替え、ノアさんの持っている携帯電話からジョシュダさんの声が響いて来る。
「まず、覗きの被害に遭った女性達、申し訳ありません、俺の管理不足です。
今後は再発防止に、君達の更衣室を部外者が立ち入り難くする為に、セキュリティーを強化します。
とても怖かったよね?、気持ちが落ち着くまで、休んでいて構わないよ?」
先程まで殺気だっていたフラヴィア達はジョシュダさんの声を聞いて、調子良くコロッと上機嫌になり態度を変える。
「そんな~、ジョシュダさんは悪くないですよぉ~♪」
「そうそう、あなたが謝る必要なんかないですぅ~~♪♪」
「悪いのは、全部この変態覗き野郎なんですからぁ~~~♪♪♪」
「有難う、次にレオリオさん、どの様な理由があれ、覗きは立派な犯罪です。
そういう被害に遭って、社会生活を送れなく成る程、精神的な苦痛を味わう人も中にはいるんです。
彼女達にこの場で謝罪して下さい。
このまま謝罪がなければ、被害届を出して、起訴も辞さないですが、どうしますか?
腕利きの弁護士の知り合いの方々が此方には沢山いますので
ハンターライセンスを持っていても、勝ち目は薄いですよ?」
穏やかな口調で、最終通告を出すジョシュダさん、この人は穏やかな人だが、やるとなったら容赦のないタイプなのだろうな……敵には回したくない人だ。
レオリオが勢いよく頭を下げてフラヴィア達に謝る。
「すみませんした~‼︎‼︎」
ノアさんはレオリオに笑いながら思い出した様に言う。
「あれ?~、そういやレオリオさん?、もう1人謝らなきゃいけない人がいるんじゃなかったっけ?
ジョシュダに結構失礼な事言ってたよねぇ?、この前さ?」
それを聞いてフラヴィア達が又殺気立ち始める。
「はぁ?……アンタ、ジョシュダさんに失礼な事言ったの?」
「最っ低~~~‼︎‼︎‼︎!」
「あんなにいい人に暴言吐くとか、マトモな奴じゃないわコイツ」
レオリオは真っ青になりながらで情けなく泣き叫ぶ。
「ごめんちゃ~~~い‼︎‼︎、反省してます、起訴はやめて下さ~い‼︎‼︎」
……ごめんちゃいって、お前、聞いた事ない謝罪の仕方だが、どこかの方言でも混ざっているのだろうか?※(混ざっていません。)