Thread De l'eau
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「やっと今日から学校行ける…」
結局入学式から5日経った今日からやっと通える状態にまで体が回復出来た…涙
「…にしてもやっぱデカいな…」
雄英高校…ヒーローを目指すものからしたらここは相当凄い学校だ。そんな凄い場所で…私も今日からヒーローになる為に勉強が出来るんだ…遅れた分頑張らないと!
意気込んだ私はもちろん職員室の把握なんてしてないから近くの生徒に片っ端から声をかけてようやく着いたのだが…
みんな
なんでそんな怯えた顔をするんだろう
私の顔に何かついてるのかな?
まぁいいや
とりあえず中に入ろう
『失礼します』
「おぅ!誰だ……はぁっ!?」
『え?』
私を1番に見つけてくれたのは金髪のサングラスをかけた人なんだけど…私を見た途端大きい声と共に驚いた顔をした。え?なんで?
「お、おおおお前!?Ha!?人か!?」
『ははー、失礼な人だな』
イラッとしたので思ったまま口に出したけど、そんなのは気にせず…私を指さしてきた
「だったらそのガスマスクみてぇなのはなんなんだよ!」
『え?…あー、分かりました。みんなこれのせいで怯えてたのか…』
ガスマスク…とは、私が花粉症を発症した時に装着している物で、これがないとろくに授業も受けられないくらい必須アイテムなのだ。あー…確かに制服着てるガスマスク女がいたらそりゃビビるわな、納得
「うるせぇぞマイク」
「だってよイレイザー!こんな奴いたら驚くだろ!?」
金髪の人の背後からのっそり現れたのはモッサリした黒髪、いつから剃ってないの?聞きたくなるくらいの無精髭、そして酷い顔色の男の人だ
「こいつはウチの生徒だ…糸氏で間違いないな?」
『あ、はい。糸氏水奈です。公欠を頂いたとはいえ、花粉症如きで入学式にも出れず、しかも遅れてごめんなさい』
「お前の花粉症については校長から聞いているから安心しろ。ただ、授業はその分皆から遅れを取っているのは事実。時間は有限だ」
『はい!遅れを取った分は必ず取り返します』
「その意気で頑張ってくれ。俺は相澤。お前らA組の担任だ」
あ。担任だったんだ。すげぇ心の中で言いたい放題言ったけど気をつけます
って言うことはこの金髪の人も先生か
マイク「俺はプレゼント・マイクだ!お前らのクラスじゃ英語の担当してるぜ!」
『はぁ…よろしくお願いします』
相澤「おい、じゃあ教室に行くぞ」
『分かりました』
はぁ…やっと授業を受けられる
どんな人がいるんだろ?
すごく楽しみ!!
(おいおい!俺に対してちょっとクール過ぎねぇか!?)
(そんな事はあるかも知れませんが、ちょっとさっきガスマスクの事で驚かれた顔されたのがイラッときたもんで、つい)
(自覚ありかよ!イレイザー!涙)
(…うるせぇ)