Thread De l'eau
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「今日のヒーロー基礎学だが…俺とオールマイトと、もう1人の3人で人命救助訓練を行う」
午後のヒーロー基礎学はどうやら相澤先生を含め3人の先生が見てくれるそうだ。オールマイトだけじゃないんだ…
にしても…
『人命救助かぁ…』
人命救助はヒーローの本分
みんな気合十分って顔してるなー
「訓練場は少し離れたところにあるからバスに乗っていく。各自任意でコスチュームに着替え駐車場へ集合。以上、準備開始」
そしたらコスチュームに着替えるべき、みんなもそうも思ったみたいで各々取りに行ってる
『あれ?緑谷くんは?着ないの?』
緑谷「え!?あ、う、うん…ほら、ヒーロー基礎学で…」
『!あー…そういえば爆豪くんの爆発で破れたもんね。修理に出してるの?』
緑谷「うん…しばらくは着れないかな?」
それはしょうがないね、って言ったら困った様に笑って体操服を手に取る緑谷くん。かっちゃんが強いから仕方ないよと言った。かっちゃん?…あ、爆豪くんの事か。敵役は飯田くんと爆豪くんだし…かっちゃんって呼ぶくらいだから中学からの友達?とかだったのかな?また後で聞いてみよ
飯田「バスの席順でスムーズにいくよう番号順に二列で並ぼう!!」
飯田くんフルスロットルだな…
あ、そういえばなんだけど、他の委員会決めの時に緑谷くんが委員長に飯田くんに推薦したんだ。まぁお昼の騒動を迅速に止めたし委員長は飯田くんに決まったんだけど…ちょっとだけ百ちゃんの立場を考えると何とも言えない。相澤先生は誰でもいいとか言ってるし、あの人ほんと仕事する気があるのか無いのか…っ、?!うわ、こっち見た!口に出して言ってないのに!なんでそんな怖い顔するのー!!涙
目を合わせないようにいそいそとバスに乗り込めばもうみんな座っていて、私座る場所…は、あった
『轟くん隣いい?』
轟「…あぁ」
ごめんねって言ったら気にすんなと言って窓に顔を向けた。相変わらずクール…誰が座っても興味無いんだろうなー…
轟「糸氏、着いたら起こしてくれねぇか?」
『いーよー』
そう言って目を閉じる轟くん
なんて綺麗な顔をしてるのかね
携帯があれば写真撮るのに…チッ
「派手で強ぇっつったらやっぱ轟と爆豪だな」
「ケッ」
前の方から聞こえた切島くんの声
派手で強いかぁ…
確かに授業の時の2人はほんとに凄かったな
コツン…
『ん?』
肩にのしかかる重み
柔らかい感触
『マジか』
私、今、イケメンの肩枕になってる
轟くんは気づいてないみたいでスヤスヤ眠ってるし。これ…退かすのは可哀想だよね…?そのままにしてあげようか…
(水奈ー、昨日曲取ったんだけど一緒に聴く…ってあんたいつからそんな関係なの?)
(え?…あ、ちょ!違うから!)
(爆豪といい轟といい…癖が強いヤツと仲良くなるの早くない?)
(く、癖があるって…響香ちゃん)
(誰が癖があるだぁ!?ぁあ!?)
(ちょっ!シィー!轟くん起きるから!)
(…もう起きてる)
(…ごめん)