Thread De l'eau
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相澤「昨日の戦闘訓練お疲れ。VTRと成績見させてもらった」
予鈴前に座った私たちに教室に入ってきた相澤先生はそう言って…爆豪くんと緑谷くんにお小言を言ってた。まぁ…昨日あんな無茶な戦いは怒られるよね…そして思って聞いていたけど、緑谷くんは少し嬉しそうな顔をしてた
相澤「さてホームルームの本題だ。急で悪いが
今日は君らに学級委員長を決めてもらう」
(((((なんか学校っぽいもの来た!!!))))
『学級委員かー』
普通、学級委員って雑務ばっかで誰もがやりたがらない委員だけど
ヒーロー科は別…
切島「はいはい!俺やる!」
雷「俺も学級委員やりたい!」
芦戸「私もやりたい!!」
耳郎「ウチもー!」
そう言って手を挙げて先生にアピールしてく皆。まぁ学級委員ってことはつまり、みんなを引っ張るリーダーって事だからそりゃやりたいよね
百「あら?水奈さんと轟さんは挙げませんの?」
轟「興味ねぇな」
百ちゃんはもちろん手を挙げてたけど轟くんはほんとに興味無さそうにそう言った。うん…でも確かに轟くんが学級委員って全然違う気がするな、クールだし←
『私もー。と言うかみんなを引っ張るとかそういうのはやりたい人がやるべきだし、向いてる人がやるべきだと思うなー』
まぁ私も学級委員とか興味無いって言うのが本音なんだけどね…あ、飯田天哉?くんが(そう言えばまだ話したことないな…)みんなに意見を言ってる。でも君が1番大きく、高らかに挙げてるんだよね…
飯田「学級委員長とは、周囲から信頼あってこそ務まる聖務。これは投票で決めるべき議案!」
蛙吹「日も浅いのに信頼もクソもないわ飯田ちゃん」
切島「そんなん、みんな自分に入れらぁ!」
そりゃそうだ
信頼なんてそんな簡単に
しかも日が浅いんだから
(なんなら私昨日からだし)
自分以外に入れるわけない
そして投票結果は…ある意味納得のいく結果だった。緑谷くん3票、百ちゃん2票という事で学級委員長は緑谷くんに決定した
あれ?轟くん0票だ…誰かに入れたんだ。まぁ妥当か、本人やる気無かったし。そんで私も…あ、お茶子ちゃんも0票だ…
あれ?なんで飯田くん…
轟「糸氏」
『、ん?どーしたの?』
轟くんはくるりと私の方に顔を向けジィッと見てきた…え?なに?
轟「…あの二人のどっちかに入れたのか?」
あの二人って言うと
緑谷くんか百ちゃんだよね
『轟くん、折角の投票で誰が入れたかわからないようになってんだから普通聞かないよ?そういうの』
轟「…そうなのか?」
『え?天然?…んまぁいいけど、ちなみに私は二人に入れてないよ』
轟「…そうなのか、八百万とは仲良さそうに見えたから入れたかと思った」
『んーそうしようかと思ったけど…』
チラッと…票を入れてあげた彼を見ると悲しそうに項垂れている姿を見た。自分に入れれば良かったのに…彼がよくわからないな…今日お昼話しかけてみよっと
(で?誰に入れたんだ?)
(爆豪くんじゃない事は確かだよ)
(ァあ!?テメェ!何で入れなかった!)
(…怒られちゃった…って言うかなんで聞こえたの?)
(さぁ…)