私とテニスと自転車と
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『全員時計合わせて、…用意…スタート!』
私のかけ声によってレースに出るメンバーは一斉にスタートした。コースは学校を出て国道を走り学校へと向かう別の登り坂を登って学校に戻ってくる、約5km程のコースを5周するのだ。先頭には3年のメンバーが何名か前に出てる
『監督、全員スタートしました』
「わかった。周回毎に計測を頼む」
『はい』
監督はそう伝えると職員会議らしくて校内へと戻っていった。さてと…ドリンクも置いてあるから来るまでの時間はなにしてようか…
?「あれ?もうスタートしちゃったんですか?」
『え?』
あ…この子さっきの子
真「あ、そう言えば先輩だったんですよね?俺真波山岳って言います」
『そう、マネージャーの成瀬です』
真「成瀬さんですね、これからよろしくお願いします」
言葉は丁寧なのにのんびりとしてて、掴みにくそうだわ
真「いいなー先輩たち、俺もレース…っていうより坂走りたいです」
『この一、二週間はロードには乗れないわよ。今日から1週間は正式に部員として認められないし、春の基礎テストで部活の時間に制限もあるからね』
真「そうなんですか…それはつまんないですね」
残念そうに山を見上げる真波。さっき思ったことが確信になった。
『やっぱり君はクライマーだったのね』
真「あれぇ?俺言いましたっけ?」
『体格がそうかなって…あとは』
アイツと似てる…
脳裏に浮かんだポジティブでナルシストなアイツ。ワッハッハッハッ!と高らかに笑っている絵が見える
『…いや、なんでもない』
真「?あ、先頭来ましたね」
『!』
登りからここまでの直線は約200m。ストップウォッチを片手に線ギリギリに立つ。…先頭は…やはり荒北だ。その後ろにしっかり寿一もくっついてる、その表情に焦りも辛さもない。落ち着いてるわね
荒「ハッ!福ちゃん!ちゃんとついてこいよ!」
福「わかっている」
…個人なんだからアシストしなくていいのに…全く。勝つ気があるんだかないんだか…
ちょうど横切る時にしっかり時計を確認してタイム差を書いていく。何秒か遅れて他のメンバーも入ってきた、まだ一分以内の差で収まっている。レベルが上がっていることにホッとした
真「うわー、速いですね先輩方」
『これでも王者だからね』
真「はは、そうですね」
『まぁでも…これからもっと速くなるから』
真「??」
『もってもう一周かな、3周目には…3分差がつくよ』
真「!…へぇ」
ビビってない…むしろ楽しそう
面白い一年が入ったな…
とりあえず書き途中だったタイムを書き上げるのに集中することにしよう
『全員時計合わせて、…用意…スタート!』
私のかけ声によってレースに出るメンバーは一斉にスタートした。コースは学校を出て国道を走り学校へと向かう別の登り坂を登って学校に戻ってくる、約5km程のコースを5周するのだ。先頭には3年のメンバーが何名か前に出てる
『監督、全員スタートしました』
「わかった。周回毎に計測を頼む」
『はい』
監督はそう伝えると職員会議らしくて校内へと戻っていった。さてと…ドリンクも置いてあるから来るまでの時間はなにしてようか…
?「あれ?もうスタートしちゃったんですか?」
『え?』
あ…この子さっきの子
真「あ、そう言えば先輩だったんですよね?俺真波山岳って言います」
『そう、マネージャーの成瀬です』
真「成瀬さんですね、これからよろしくお願いします」
言葉は丁寧なのにのんびりとしてて、掴みにくそうだわ
真「いいなー先輩たち、俺もレース…っていうより坂走りたいです」
『この一、二週間はロードには乗れないわよ。今日から1週間は正式に部員として認められないし、春の基礎テストで部活の時間に制限もあるからね』
真「そうなんですか…それはつまんないですね」
残念そうに山を見上げる真波。さっき思ったことが確信になった。
『やっぱり君はクライマーだったのね』
真「あれぇ?俺言いましたっけ?」
『体格がそうかなって…あとは』
アイツと似てる…
脳裏に浮かんだポジティブでナルシストなアイツ。ワッハッハッハッ!と高らかに笑っている絵が見える
『…いや、なんでもない』
真「?あ、先頭来ましたね」
『!』
登りからここまでの直線は約200m。ストップウォッチを片手に線ギリギリに立つ。…先頭は…やはり荒北だ。その後ろにしっかり寿一もくっついてる、その表情に焦りも辛さもない。落ち着いてるわね
荒「ハッ!福ちゃん!ちゃんとついてこいよ!」
福「わかっている」
…個人なんだからアシストしなくていいのに…全く。勝つ気があるんだかないんだか…
ちょうど横切る時にしっかり時計を確認してタイム差を書いていく。何秒か遅れて他のメンバーも入ってきた、まだ一分以内の差で収まっている。レベルが上がっていることにホッとした
真「うわー、速いですね先輩方」
『これでも王者だからね』
真「はは、そうですね」
『まぁでも…これからもっと速くなるから』
真「??」
『もってもう一周かな、3周目には…3分差がつくよ』
真「!…へぇ」
ビビってない…むしろ楽しそう
面白い一年が入ったな…
とりあえず書き途中だったタイムを書き上げるのに集中することにしよう