私とテニスと自転車と
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部室へと向かって行くと2年のマネージャー達がせわしなく動いたので寿一達から離れて準備を手伝いに行く
前までは私もこの中に入って先陣きって準備をしていたが、マネージャーが増え分担制になった事と、3年ということもあって私の役割は大分簡単になってしまった。正直他にもやらなければいけないこともあり(記録をまとめたり怪我した選手のアプローチを入れたりなど)助かっている。
マネージャー組は私を含め6人。私以外はみんな男の子たちだ。元々マネージャー志望だった子達ではない。怪我したり選手として望みがない者たちの集まりで、辞める子もいたけど、それでも部に関わりたいと思って残っている子達だ。
私に気づくと大きい声で挨拶をされた
「「「成瀬先輩ちわっス!」」」
『お疲れ様、室内組のドリンク用意した?』
「ハイ!もう運んであります!」
『ありがとう、そしたらレース組のドリンク用意するから』
「あ!もう用意してあります!あとは荒北先輩の分だけです!」
『…はぁ?』
なんで荒北だけ…?
後輩マネの子達が困った顔で私を見る
「え、あ…えっと!荒北先輩が…"自分の分は成瀬先輩にやらせろ"と言っていたので…」
『…アイツ』
お前専用のマネージャーじゃないのに…怒るな私、怒ったら敗けだ
『わかった、ボトル用意するからローラーの準備と選手が着替え終わったのを確認してから机用意して受付準備お願いね。後で見に行くから』
「はい!」
『あと空いてる2年使っていいから、私と寿一…主将が許可する』
「はい!」
ほんといい子達でよかったわ。さてと、とっとと作って記録用紙取りに行かなきゃ
「香苗」
ボトルに粉を入れてすぐに背中から声が聞こえてビックリし、思わず持ってたボトルを落としてしまった
「ッテメ!俺の落とすなヨ!」
『はぁ、もうビックリした…っ』
「ワッハッハッハッ!香苗が驚いた顔を久しぶりに見たぞ!」
「ッハ!確かにいい顔してたんじゃナァイ?」
『あんたら…』
荒北だけかと思えば東堂もいるし…。今度こそ怒ってやろうかと思ってたけど…止めた、めんどくさいから。考えるのをやめてパパっとボトルを用意して荒北に渡す
『荒北、ボトル』
「おぉ」
「なんだ荒北、また香苗に作ってもらったのか?」
「これからレースだからなァ、飲み慣れたヤツの方がいいだろ?」
「確かにレースの日、香苗に作ってもらったのかそうでないかではタイムが変わるからな!まぁ俺の場合、順位が変わらんがな!ワッハッハッハッ!」
「うゼェ」
「ウザくはないな!」
…相手にしてたら時間が無くなる
早く準備しよっと
『…私部室行くから東堂も荒北も準備したら?寿一に怒られるわよ』
「そうだな、どんな1年が来たか少し見てからローラー1時間乗るとしよう。そのあとは結果を知りたいから香苗の所へ行ってもいいか?多分隼人も来ると思うが」
『かまわないわ、荒北はアップして』
「ヘイヘイ」
「フクとワンツー取ってこい荒北」
「…ッセ!」
まぁ今後トーナメントでメンバーを決めたりもするが、レースはレース。これもメンバーを決めるのには十分なレースと言える。
「…俺はこの為に準備してんだ。IHは俺が出る、フクちゃんにだって負けねーヨ!」
東「…ふっ」
『…まぁ、寿一に勝てるかは別として…二番には入ってきなさいよ。私がこの2年間トレーニング見てきたんだから』
荒「ッハ!そんなに見てなかっただろ!」
レースを思い楽しそうに笑う荒北に少し期待をしてしまった…一位で帰ってくるかも…と
部室へと向かって行くと2年のマネージャー達がせわしなく動いたので寿一達から離れて準備を手伝いに行く
前までは私もこの中に入って先陣きって準備をしていたが、マネージャーが増え分担制になった事と、3年ということもあって私の役割は大分簡単になってしまった。正直他にもやらなければいけないこともあり(記録をまとめたり怪我した選手のアプローチを入れたりなど)助かっている。
マネージャー組は私を含め6人。私以外はみんな男の子たちだ。元々マネージャー志望だった子達ではない。怪我したり選手として望みがない者たちの集まりで、辞める子もいたけど、それでも部に関わりたいと思って残っている子達だ。
私に気づくと大きい声で挨拶をされた
「「「成瀬先輩ちわっス!」」」
『お疲れ様、室内組のドリンク用意した?』
「ハイ!もう運んであります!」
『ありがとう、そしたらレース組のドリンク用意するから』
「あ!もう用意してあります!あとは荒北先輩の分だけです!」
『…はぁ?』
なんで荒北だけ…?
後輩マネの子達が困った顔で私を見る
「え、あ…えっと!荒北先輩が…"自分の分は成瀬先輩にやらせろ"と言っていたので…」
『…アイツ』
お前専用のマネージャーじゃないのに…怒るな私、怒ったら敗けだ
『わかった、ボトル用意するからローラーの準備と選手が着替え終わったのを確認してから机用意して受付準備お願いね。後で見に行くから』
「はい!」
『あと空いてる2年使っていいから、私と寿一…主将が許可する』
「はい!」
ほんといい子達でよかったわ。さてと、とっとと作って記録用紙取りに行かなきゃ
「香苗」
ボトルに粉を入れてすぐに背中から声が聞こえてビックリし、思わず持ってたボトルを落としてしまった
「ッテメ!俺の落とすなヨ!」
『はぁ、もうビックリした…っ』
「ワッハッハッハッ!香苗が驚いた顔を久しぶりに見たぞ!」
「ッハ!確かにいい顔してたんじゃナァイ?」
『あんたら…』
荒北だけかと思えば東堂もいるし…。今度こそ怒ってやろうかと思ってたけど…止めた、めんどくさいから。考えるのをやめてパパっとボトルを用意して荒北に渡す
『荒北、ボトル』
「おぉ」
「なんだ荒北、また香苗に作ってもらったのか?」
「これからレースだからなァ、飲み慣れたヤツの方がいいだろ?」
「確かにレースの日、香苗に作ってもらったのかそうでないかではタイムが変わるからな!まぁ俺の場合、順位が変わらんがな!ワッハッハッハッ!」
「うゼェ」
「ウザくはないな!」
…相手にしてたら時間が無くなる
早く準備しよっと
『…私部室行くから東堂も荒北も準備したら?寿一に怒られるわよ』
「そうだな、どんな1年が来たか少し見てからローラー1時間乗るとしよう。そのあとは結果を知りたいから香苗の所へ行ってもいいか?多分隼人も来ると思うが」
『かまわないわ、荒北はアップして』
「ヘイヘイ」
「フクとワンツー取ってこい荒北」
「…ッセ!」
まぁ今後トーナメントでメンバーを決めたりもするが、レースはレース。これもメンバーを決めるのには十分なレースと言える。
「…俺はこの為に準備してんだ。IHは俺が出る、フクちゃんにだって負けねーヨ!」
東「…ふっ」
『…まぁ、寿一に勝てるかは別として…二番には入ってきなさいよ。私がこの2年間トレーニング見てきたんだから』
荒「ッハ!そんなに見てなかっただろ!」
レースを思い楽しそうに笑う荒北に少し期待をしてしまった…一位で帰ってくるかも…と