私とテニスと自転車と
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さっきの荒北は何だったのだろうか…いや、考えるだけ無駄か
授業が終わり、私たちはその足で部室へと向かう。ゆっくり向かったわけではないけど部室前付近には1、2年生が立って待っていた
「「「っ!ちわースッ!!」」」
荒「…あぁ」
『寿一いる?』
「いえ!まだ来てません!」
2年生のマネの子がそう言って廊下をチラッと見ていた
荒「つーかァ、部室だと狭くね?」
『…確かに、ローラー場に移動した方が楽なんじゃない?』
荒「福ちゃんに言ってみっかァ」
『…あ、ちょうど来たわよ』
荒「ったく!福ちゃんおっせぇぞ!!」
後輩たちが挨拶をしてる声が聞こえてきて、印象的な金髪が見えてきた
福「すまない、遅れた」
『新開たちがまだ来てないけど』
新「今来たぜ」
東「遅くなったぞ!」
荒「ったく!」
やっと全員集まって、私は寿一に荒北と話していたことを話すとそうだな、と納得してローラー場に移動になった
新「あれ?香苗なんか甘い匂いがするな」
『ちょっとやめてよ、荒北みたいなことすんの』
荒「オイ!」
スン…と鼻を肩に近づけて匂いを嗅ぐ新開に呆れながらそう言うと心外だと荒北が怒ってきた。ほんとのことなのに
東「だが確かにいい匂いがするな!」
『多分これじゃない?クッキー。さっき貰ったのよ女の子に』
東「なにぃっ!?香苗よ、いつの間に女子に人気になったのだ!俺より人気になることは許さん!」
『別に張り合わないし、つーかあんたのファンの子からもらったのよ。東堂と一緒に食べてくださいって』
東「そういうことか!」
荒「んで東堂なんだヨ」
東「フ…それはだな、普段ファンの子達には俺と香苗は親友だと言っているからな!」
新「なるほどな」
『親友ってのは未だに了承した覚えはないんだけど…まぁいいや、新開食べる?』
新「もらうぜ」
荒「俺もよこせ」
福「俺もいただこう」
東「コラー!俺と香苗のクッキーだぞ!」
先輩たちってほんと仲良いよな
なんて後輩たちが思っていた