私とテニスと自転車と
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これは夢の中
また同じ夢だ…
真っ暗なこの空間に私がいる
私の目の前に…あの頃の私がいる
"…も、いや…ザーりたい…"
"ザー…がザーれば…"
"すザーぜ…、お…ザーは!"
ノイズがかかってよく聞こえないけど
覚えてるから…思い出させるから、辛い
あの事故は…悲惨だった
"…ザー!な、や、…ザーよ!"
"うるザー、っ!ザーが、ザー…っ"
…もう聞きたくない…っ
私とワタシは耳を塞いだ
なのに聞こえる…そうだこれは夢だった
鮮明に聞こえてきた
"おま、えが…わ、る……っ"
"お、前が悪、い…っ"
"お 前 が 悪 い "
そう、か…私が
いけないんだ。
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『っ、はぁっ!、はぁっ!…っ』
夢で…良かった…
目を開けたらいつもの私の部屋で、少し明るくなってる部屋を見て…ようやく落ち着きを取り戻した
『っ、はぁーっ…』
額にはすごい汗だ。多分背中も…ベッタリ張り付いてるのがわかる。
『…、まだ、進めてない』
私はまだ前に進めてない
怖くて、あの頃から一歩も踏み出せてない。勇気が…わいてこない
何に怯えてんだ!
テメェの中学時代、何があった!?
昨日の荒北の声が頭に響いてくる
言えば…変われるのかな、?
ズキッ!
『っ!』
痛い…ダメだっていいたいの?
私はまだ…後悔しなくちゃいけないの?
私はまだ、苦しまなきゃいけないの?
『…ブン太…っ』
ねぇ、あなたは今、何を思ってるの?
私のことはもう忘れた?
テニスしてるの?
私のこと…嫌いなまま?
会いたい
いや…会いたくない