短編
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「轟くん、帰ろ?」
「あぁ」
最近付き合い始めた私たち。ほんと1ヶ月も経ってない初々しいカップルではあるが、今のところまだ手を出されてません。というか手すら繋いだことないんだけどね
「あ、雨だ」
「そうだな…傘持ってきてるか?」
「あ、それなら確か折りたたみが…」
ハッ!!
もしかして今ここで無いって言ったら相合い傘出来るんじゃね?!轟くんと雨の中密着…っ!これぞカップルイベント!!
「あ、やっぱ持ってな…」
「あるな、傘。」
「…あった」
「?なんで機嫌悪くなるんだ?」
「べつにー…帰ろ?」
「?あ、香苗」
はーっ、相合い傘出来なかった
イチャイチャ…したかったな…
ギュッ…
「…え?」
轟くんが…手を…握ってくれた?
「と、轟くん…?」
「ん?なんだ?」
「な、なんで…手…」
「?相合い傘したら、手繋げないだろ?
傘あって良かった」
ズッキューン!!
「か、か、カッコよすぎかよぉおお!!」
「ど、どうした香苗!?」
終
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