リーチ沼から浮上できなくなるまで。


ここで登場する監督生はゲームの監督生として語っています。ピクシブ百科事典に監督生(ツイステ)で人物像がまとめられているので、それを参考していただけたら。リーチがメインなので監督生が二人に与えた影響を考えています。フロイドの項目にほんの少し二次設定の話あり、もしかしたら夢の捉え方でもあるかもしれないので、苦手な方はご注意下さいね。

ゲームの監督生とリーチの関係はあまりわからない。監督生がリーチに与えた影響てどんなものだろう。兄弟が三章時の監督生の行動に何を思っていたかは語られていない。メタな視点とストーリー展開は置いといて、リーチと他キャラのやりとりを見てると、比較的に監督生にはかなり手加減して接してくれてるんだなと思っています。監督生も彼らの反応を見るに厚意的に接してると伺えます。


《ジェイドと監督生》

初期の印象はゲームの監督生には優しく見えて、その実本心はほとんど見せない。距離感が遠すぎる相手だと思っていました。それが身内とのやりとりだったり、他寮とのやりとりだったりで、基本的に誰に対しても本心をあまり見せない印象になり、ホームボイスでアズールやフロイドの話はでてきますが、自我が強いという認識に変化してからは、監督生相手にも結構自分のこと話してるなと変わりました。カードレベルアップボイスの「最初は冴えない人間〜」と、以前は監督生をそういう評価していたことがわかるので、丁寧な外面の男の本心がちらっと見えて好きですね。初期に自寮を追い出され、海の中で追いかけまわされたり、深夜のラウンジに絨毯で突撃して泥棒扱いされたことを考えると、監督生に対する態度は確実に変化してるので、じわじわと仲は良くなっているんじゃないかなと思うし、だいぶ手加減されてると思っています。興味深い存在ではあるといいな。

その一つが、ジェイド寮服のグルヴィーボイスで「アズールは努力家〜」と、監督生にアズールに対して本心のようなものを話してるこのボイス。三章後(個人的に寮服の親密度は本編を経ていると判断)なのだとしたら、ジェイドの中の監督生の立ち位置が知れたような気がします。オバブロ後のやりとりを見てるはずなので、監督生たちのアズールのノートのやりとりは聞いていたはず。他のみんなとも会話してたけど、あの状況の中で冴えない人間だと思っていた奴が、正常のままアズールにあんな風に言葉をかけたのは少なからず衝撃あったらいいなと思っています。公式が掘り下げてくれるかわからないので、完全に妄想の範囲ですが、私個人はジェイドが常日頃感じてるアズールへの感情を、思わぬ形で監督生が代弁してくれたんじゃないかな、と思っています。契約書の束を抱えていたアズールは、どんどん自分で自分を追いつめていた部分があるので、あの時それを伝える手段がなくてやきもきしていた部分があるのかな、と。アズールに対しての評価は二人とも高いのに、それが本人ちゃんと伝わっていないような感じなので。しがらみのないイレギュラーの監督生だからこそ、受け入れられた部分があるんじゃないかと。監督生にはアズールのことを話しても否定されることがないとわかっているから、あんな風にアズールについての心情を吐露してくれたのか?

もしジェイドが監督生のことをまだ警戒してた場合、アトランティカの会話も実は盗み聞きしてたのかな〜と思ったりしました。登場のタイミングが……!

ご都合、綺麗ごとと言われればそれまでですが、三章はほぼ絡みがないというか、どこからの行動で監督生の印象が変わったのか非常に気になります。ボイス解放や新規カードを重ねていくうち、彼自身のその心情をポロリと話してくれるようになったりして、ザワザワとした気持ちになります。なんであんなに仲良くなっていくのか知りたいから、色んな人の考え方を吸収し再度自分でも考え、今はそういう風な考えに落ち着きました。個人的に打ち解けているなと思ったのが、おめかしジェイドのホームボイスで、監督生がジェイドに虚をついたような仕掛けをしたことや、からかって遊んでいること。二回目バースデーログインボイスで、ジェイドから山に行こうと誘われたことです。アレを聞いたとき、一年目はフロイドが喜びますて言って、他人事のようにさらりとかわしていたのに……いつの間親睦を!?と思いました。

そして、番外枠。ジェイドの衝撃のバレンタインカード。初見は書き出しの部分が最上級だと知って悲鳴モノでしたが、これまでのジェイド・リーチの所業を振り返ると純粋に受け入れられなくて疑っていましたね。リップサービスじゃない?と疑心暗鬼でした、バレンタインカードなのに。でも、中身の文章がまんまゲームのジェイド・リーチが言いそうな内容だったので、紛らわしい言い方してるけれどあげたものは大切にしてくれそうだなと思いました。ユニオンのシルバーとジェイドのやりとりで、ようやく納得できましたね。どれだけお前は疑っていたんだていう話ですけど。


《フロイドと監督生》

フロイドて、わかりくい、わかりやすさがあると思います(※)。彼にとって、特別枠はジェイドとアズールだってわかるんです。フロイドに関しては、興味がなければ特徴のつくあだ名はつけないという認識だから、あだ名つけるくらいのポジションにいるのかと思っています。少なからず、おもしろさを感じていてくれているはず。それが、異世界から来たという部分や、魔力のない人間が魔法学校で奮闘している姿なのか、公式で明かされていないので想像するか妄想するしかないんですけどね。

カードボイスでの監督生とのやりとりを見てると、フロイドが監督生を、他のNRC のネームドと同等に評価してくれてるのが感じられてとても嬉しい。機嫌が良いときは優しく、機嫌が悪いときや構いすぎるとそっけなくウザがれる。新規カードのたびにうちとけている要素もあるのですが、寮服、アウトドア、ビーンズなどなど、はっきりした拒否と不穏な脅しボイスも同時にありカードによって変わる態度、良くも悪くも裏表のないいつも通りの振る舞いをしてる。はい、理不尽。ですが、これくらい発言しても、監督生は自分から逃げないんだろうなと、受けとめてる部分も感じる。心なしか、監督生へ対しての言葉選びはわりと優しい気がするんですよね。気分的なものや、興味がないだけなんだろうなとは思ってはいるんですが、フロイドなりに監督生を気にかけている部分あるのが微笑ましいというか……ジェイドや他のキャラとは違う点の一つで(これはこれで、監督生をみんな気にかけてくれてたりする)、三章を除いて現在までのカードボイスの中に、魔力や一般的な知識のなさについて言及してない。四章ではオンボロ寮の二人が理解できるように、助け舟を出してる部分もあったような気がします。

それに加えて認める部分は認めるというか……豆イベでジャックに負けた監督生、最後らへんの台詞から、あの時きっと落ち込んでるんですよ。それを考えると、ビーンズフロイドのグルーヴィーボイス。会話の流れからイベ終了後あたりかと。結果主義のフロイドが、そこそこ認めていたあのボイス!!かなり私の中では熱かった。彼なりの激励だとすら感じた。いや!あのね!フロイドが小エビ相手に〝本気〟という言葉使うなんて、かなり熱くないですか!?わりと豆イベ楽しんでたから気分が良いのもあるだろうけど、そう言ってくれるくらいには結果を残せなかったのに、ジャックに挑んだ小エビの奮闘を認めてくれたんだとシュリンプは思いますーーー!あいかわらず語尾と圧は強かったんですが、そんなところも彼の魅力だと思います。

恐ろしや……フロイド・リーチ……翻弄されるーーー!

二次設定では定番になっていたウツボと小エビの共生関係。場外乱闘とビーンズフロイドのカードが実装されるまではファン創作の内でしたが、ウツボの臆病設定が出たことによって、あの意味深な『小エビ』のあだ名の中にも、気が向けば助けてあげる程度には庇護みたいな部分があったりするんだろうかと、フロイドの態度に悩む。ただ、あのフロイドが小エビちゃんに、一番手加減してるのはわかりやすい。他のメンバーのあたり強さを見かけると優しく見えるマジック。いや、優しくないぞ!?あの男!??

ソシャゲのホームボイスて親密度が上がっていくと、わりと代理主人公(ユーザー)にデレていく要素があるんですが、ツイステはそのキャラに合わせたやり方で打ち解けていってる、仲良くなっていってるなと感じます。全体的にフロイドとのやりとりを見返すと、フロイド・リーチというキャラクター性がブレずに存在してるので、そこに私は惹かれています。 ※【フロイド・リーチ】にて
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