リーチ沼から浮上できなくなるまで。
海ではアズール・アーシェングロット一強ですが、NRCの学園生活、リドルと兄弟の関係にアレコレ考えてしまいます。リドルとの最初の因縁が、陸の種族に対しての兄弟の見方に大きく影響を与えたんだろなと思ったからです。
《フロイドとの犬猿(一方的)コンビ》
初登場時また各パソストイベストで、フロイドがリドルに絡んでいる姿をたびたび目撃して、この二人にどんな因縁があるんだろうと気になっていました。最初は彼の身長が小さいことをからからかってる姿ばかり、そこから印象が変わったのはゴスマリのリドルが戦っているのを見て、フロイドがやっぱりすごい的なことを直接言っていたところでした。
その全貌が明らかになったのはフロイド・ビーンズ・新情報のオンパレードの中に〝入学式にフロイドがリドルにちょっかいかけてぶっ飛ばされる〟エピソードが紛れ込んでいて、大変興奮しました。二人の因縁の話を聞いて「そうだったのか!」と、「だからあんなに絡んでいたのか」と、色々と解像度が爆上がり。これまでのフロイドのキャラクター性から考えると、入学式なんて退屈そのもので、ましてや周りの新入生なんて張り合いがないような雑魚だと感じてただろうし、その中で彼からしたら小さくて一見弱そうなリドルなんて格好の餌食です。もしかすると、気が強くマナーとルールに厳しいリドルが、入学式に不真面目な態度で参加していたフロイドに見かねて指摘したパータンもあるかもしれない。〝双子の兄弟〟なんて目立ちますし。
それが、ちょっとからかって気づいたらぶっ飛ばれたてた……なんて、フロイドは淡々と話していたけれど、かなりの衝撃だったのでは?
たびたびフロイドはジェイド(+アズール)以外、弱者に思ってるような節がある言動しています。同時に種族関係なく認める者は認めてたりする部分があって、リドルとの最初のエピはフロイドにものすごく影響与えたんだろうなと感じました。あのグルーヴィーのイラストで語る内容不穏でしたけど、受けた衝撃の思い出を懐かしむようにも見えました。リドルにとっては迷惑かもしれませんけどね。
相性の悪い間柄、理由は違えど、猪突猛進で似たようなタイミングで行動をとるこの凸凹コンビ好きです。ハロイベ2021第一章で改めて思いました。
《ジェイドとの二年E組コンビ》
リドルの因縁の話を聞いてジェイド式典服でのジェイドの思い出し笑い的なあのボイスはコレだったのか!?と思いましたね。唐突にブッ込まれた、ぶっ飛ばされた兄弟を見て大爆笑していたエピに動揺。常に本心悟らせず、控えめに丁寧に接する男が、完全に不意打ちで出た感情にしみじみとくるものがあります。リドルの存在、ジェイドの陸に対する認識にも大きく影響したと思う。あのジェイドが大爆笑て字面だけでも受けた衝撃が物語っているというか……いや、私も衝撃でした。公式のジェイドて大爆笑するんですね!!ジェイドは何だと思っているんだていう感想ですけど。二次沼に浸かってると、たまに公式か二次か混在したりする。
元々好奇心旺盛で周りの観察に長けたジェイドが、リドルという人間を観察していたのは間違いないと思っています。入学式から一週間ほどで、前寮長に決闘申し込んで交代する情報とかいち早く掴んでそう。ジェイド制服でのホームボイスでリドルのことちらっと喋ってて、あのエピソード知ったあとだと、ジェイド的には本心で好意的なポジティブ発言だったのかな。ジェイドの個別カードのボイス、たまにポロッと本心がもれたり紛れ込ませているイメージ。
それとは別に謎に思っていることがある。「一年生のときのジェイドとリドルて同じクラスだったんだろうか?」や「どの時点でリドルはジェイドを本性を知った?」とか。公式資料集のジェイドのページで〝人の懐に忍び込む技術はNRCで一番〟と紹介されてたりしてて、リドルも最初の最初はジェイドの方がまともだと思っていたんだろうかと考えてしまいます。トレイのジェイドに対する見方に、こと細かに警告して言及はしているけれど、他のパソストだとフロイドよりまだ話が通じる分、ジェイドの方が接しすい姿を見かけます。リドルは血の気は多くはあっても、冷静に周りの状況把握して判断できるハーツの寮長。ジェイドと接してて「アレ?」と気づいた可能性もあり。それとも、一年生の時にジェイドの本性に気づくエピソードあったのかな。ただ単にリドルからしたらリーチ兄弟の印象は良くないから、兄弟ごと注意深く警戒していたパータンもあるか。今後の掘り下げに期待します。
ジェイドはリドルがどう思ってようが気にしてないだろし、リドルはジェイドの性格には問題ありと思っていても、その能力自体は評価しているだろうから、あの秀才同士の同クラ感……2E組好きです。あと、リドルが飛行術得意でジェイドが飛行術苦手なところがかわいい。