リーチ沼から浮上できなくなるまで。


他者との関わりによってもたらされる、兄弟の魅力だったり他のメンバーの魅力を摂取。総合的にフロイドが前方位、ジェイドが同年代中心の絡みが多いような。ネームド18人+グリム+α。ジェイドとフロイドがそれぞれ公式で関わってる相手や、色々と衝撃受けた内容によって文量のバラつきはあります。各キャラの常設・イベカードのR〜SSRパソストの内容にふれています。どのカードなのか軽く目安あり。

公式資料集の一問一答で、イベストについてifの世界線も登場するという言及がされていて、それも含めて発覚するキャラたちの貴重な情報は、執筆者の頭の中で時間軸が無理くり本スト・パソスト・個人カードに統合された状態になっています。あの世界そのものがツイステッドしてますし、辻褄合わせもツイステッドで片付けてもいいよね…?暴論の自覚あり。


1.一年生

《セベク》フロイド

兄弟との関わりは少ないけれど、あのバルキャン沼待機のときに、フロイドとどんな会話していたか詳しく知りたい。ワニちゃんなんてあだ名つけられているから、その時に妖精属の一面でも見せたんだろうか。セベクの性格ならフロイドの性格に物怖じせずいつも通りディアソのこと話しているし、一年組中ではジャックに次いで体格がいい。ハロイベ2021で絡んでくれないかなと思う。そういえば、セベク実験着でオクタに洗剤(高性能)売りつけられていた。待ちに待ったディアソカードで、突然テレビショッピングしながらオクタが登場は驚きでした。貴重な推し寮と推し寮のコラボです。

《エペル》フロイド

場外乱闘とフロイド・ビーンズで、フロイド・オクタ情報は色々新事実が盛りだくさんで、特にアズールやジェイドと居ないフロイドが、親しくない後輩と行動を共にしている姿が印象的でした。フロイド・ユニオンでデュースに対する衝撃的な反応を見てから、「エペルの時はそんな事なかったのに!」と思い、このパソストをもう一度見返したら「いや!?結構酷い態度だな!?後輩にもっと優しくして!?」と考え直しました。豆フロはヴィルのおかげで、機嫌がよかったからそう記憶に残っていたのかも。煽りに煽ってブチギレたエペルの様子を見て、それが面白いと印象が変わったとたん、相手に対する態度がころっと変わって、わかりやすく伝えはじめるところ、フロイドの他者に対する態度て一貫(※)してるんですよね。フロイドの気遣いてわかりにくい。

このパソストで怖い先輩に物怖じしない漢気を見せるエペル好きです。彼の真骨頂はだいたい他人に煽られ露見する。五章でのエペルの努力家ぶりを知ってると、天才肌のフロイドと相性最悪なんですけど、エペルもフロイドも相手がすごいと思ったら素直に認めるので、エペルが天才の努力を知ってフロイドを見直すところがいいなと思います。フロイドもエペルを『面白い後輩』枠として一目置いたというか、フロイドなりに年下はかなり手加減してて見逃してあげてるんだなと、改めて思いました。でも、言葉そのままに受け取るとやっぱりわかりにくい。厄介な男です。フロイド・ユニオンでエペルとの仲は比較的良好で嬉しいです。このフロイドとエペルとの確立した関係性を、某狩人のヒ◯カとゴ◯て某所で言われてて、ものすごく納得した覚えがある。これ以上わかりやすい例えが思いつかない。つまり、エペルはヤバイ奴に目をつけられてしまった。

ジェイドとはジェイド寮服で、圧の強い笑顔で先輩呼びされていたから、距離感が最初は大変だったろうなと思います。ジェイドの方は外面を取り繕うのがうまいので、そこまで苦労はしていない感じがします。どっちかというと、エペル的には有能ぶりを発揮していた印象があるのかな。どうなんだろう。マスシェ豆でも不可抗力でまた巻き込まれていたので、微妙な縁が着実に結ばれている。 ※【リーチ兄弟とアズール〜】にて。

《ジャック》フロイド

第三章で縁を繋いでしまったのか、ちょこちょこ本編以外で関わりのある元敵対していた寮の先輩と後輩。あの兄弟のことを厄介には思いつつも怖がってはいないはっきりとした物言いでも、目上だからと尊重してる兄弟との関係が好きです。ジャック・ビーンズと追い豆イベで、フロイドに突っ込んでいきブチギレさせ互角に闘ってる二人。仮でも獣人VS人魚の種族の戦いも拝めてよかった。ジャック実験着でのジャックを気に入ったリーチ兄弟が、アズールに飼っていい?と聞くシーン。「飼っていい!??この兄弟…獣人の後輩に……そんな表現使うんだ!?」かき乱されましたリーチィィィ!!ホームボイスでもたびたび名指しで上がるので、他のネームドともども目をつけられている気がしますね。

《エース》フロイド

三章でオクタと少なからず因縁を持つ先輩と後輩。バスケ部組が好きなので、仲が良いところ見れば見るほど、本編軸とパソスト軸の二人の関係の差に混乱する時があります。三章で、部活つながりで勧誘に乗ったのだろうかと思いましたが、本編軸が初対面っぽい反応。いくつかパソストはパソストで本編の世界線とifの世界線がありそうなイメージ。私の頭の中では無理がありますが三章時間軸、エースが厄介そうな先輩から距離を置いていたということにしてます。契約したのはフロイドがエースのことを爪が甘いと評価していたので、勧誘はチョロかったんですかね?

事あるごとに、イベスト・パソストでバスケ部同士仲良くしてるのを見て、三章での関係を思うとほっこりします。ただし、バルキャンで行方不明になってもスルーされたり、ハロイベ2021で襲われても庇ってくれなかったり、身を案じてくれない通常運転の容赦のないフロイド先輩でした。なのでフロイド・ユニオンインタビュー、エースのこと結構気に入ってたんだ!?と驚きました。エースの性質、リドルとは少々相性が良くないところありますが、年上にほどよく可愛がられそうなところがあったりする。思ったよりフロイドやジャミルとは仲が良さそうだなとは感じていました。ifでも身内にしてやってもいいと答えてくれるなら、後輩の中ではだいぶ気に入られているんですね。いつものフロイド・リーチィィィなちょい酷めな発言されてましたけれど。

《デュース》フロイド

三章でオクタと〜省略。一章二章読んできて、なぜ兄弟の勧誘に乗ってしまったんだ!?と思いましたが、普通に勉強に躓いていたのと、根本が純粋なので最もらしいこと言われてほいほい騙された気がするような、しないような……。

フロイド実験着、エースの口ぶりから初対面な雰囲気ですが、時間軸の照らし合わせは放棄しました。これも、いくつかパソストはパソストで本編の世界線とifの世界線がありそうなイメージ。エーデュースのおかげで機嫌の良くなった面倒見の良いフロイド先輩を見ていたからか、ユニオンでの態度は本当に怖い先輩です。フロイド・ユニオン冒頭から不穏に感じていたけど、まさかデュースをあんな扱いするなんてと思いました。衝撃でした。フロイドの興味対象から外れてる、そっけない扱いされてるモブの立場を味わいましたよ。デュースだから安心して見れた。マブのデュースさんはなぁ!こんなところでめげる男じゃないんですよ!!フロイドにタイマンして向き合うデュースの姿が見れたのは嬉しい。イソギンチャク時を思い返すと……大概どっちもどっちだったな。この二人には、拳と拳で語りあってほしい。ホームボイスで、ちゃんと成功していて安心してます。これで『面白い後輩』にメンバー入りか。

今回は先輩のバースデーだし、優等生であろうとしたのでデュースさんが降臨しなかったのはちょっと残念。公式でフロイドに手書きの券を渡そうと思ったところはすごい。デュースの家庭事情を省みると、ラギーほどではなくても、家庭の家計が厳しそうだから納得。ヴィルからの謝礼金を家計に回そうとしていたし。手書きの券を契約書として話を進めるフロイドが、あまりにもオクタヴィネルでした。だいたい、いつもアズールかジェイドのイメージでしたから。ジェイド寮服でのヴィルのオクタヴィネルへの評価は正しいのだろうな。
 
《グリム》ジェイド

三章でオクタと〜省略。話が進行するにすれ控えめになった部分もありますが、グリムは基本的に尊大で物怖じせず、誰に対しても態度を変えずに接する。(例:レオナ・マレウス等)それが、兄弟にも適応されててそんな関係が成り立ってるところ好きです。三章イソギンチャク生やされて兄弟に怖がってる素振りはあったけど、解決してからいつも通りだったり。四章でのオクタとのやりとりを見ると、そこまで引き摺ってなさそうとは思っています。

フロイドに初対面でロックオンされたり、バルキャンでガンつけられたりと、扱いは粗雑だけど気には入れられていて……何より、ジェイドには可愛がられてるとハロイベ2020のイベストでそう思いました。ジェイドて結構グリムのこと好きですよね。川上りでも背中に乗っけてあげてたしね。皿から食べ物をとったのに、ジェイドは冗談混じりでからかいながらも見逃してあげてたんですよ。グリムもあのジェイドからご飯をとってるのに全然気にしてなくて、その後の発言にも怖がっていない雰囲気から、ジェイドなら許してくれると思っていて甘えている(幻覚)みたいで、二人の一連の会話がすごく可愛かった。あとはジェイド実験着内の台詞でキノコに対して「食べて〜」と発言していたのが、グリムにかけた台詞とちょっとリンクしていて「つまり、ジェイドはグリムが好き!?」と軽く錯乱しました。また、どこかで絡みを期待してます。ジェイドとグリムの組み合わせすごく好きです。


《番外/フロイドと一年組との関わりでツイステのヴィラン表現に思ったこと》

ユニオンでめでたくデュースも加わり、オンボロ組も含めて一年組と全員エピソードがある快挙を成し遂げたフロイド。一年組に彼が混じってても、もはや違和感はない。なんで、おまえ……一年組との絡みが多いの??

どの一年にもだいたいフロイド・リーチィィィしてるので、関わったそのキャラのファンにはフロageのために、sageられているようにしか見えない描かれかたしていると感じた。相手に投げかける言葉選びが、悪口にしか捉えられない表現の仕方なので困惑してしまうよ。キャラクター性は一貫してるので、ブレてはいないんだけれど。ヴィランズだから……と言うと、良いキャラにしか見えないキャラとの差が浮き彫りになるので、ヴィランズが主役の話て難しい。良いキャラは良いキャラで、ヴィランズ要素ないじゃん!!て思われるので匙加減が……ここら辺、公式資料集の一問一答でヤナ先生が『誰からも愛される』キャラを目標にしていないと言及していたから、それぞれのシナリオにそれが反映されているのかもしれないと思うようにしてる。ということは、今後ユーザーに良印象キャラも後でどんなエピソードが追加されるのが怖いところ。それには、自分も受け止められるのかという恐怖ですよ。個人的にヴィランて最初から下げの状態で登場するから、意外な事情とか発覚してアゲアゲになる手法が多いような気がする。逆に最初からアゲアゲの状態で期待値高まった状態で、意外な情報が発覚すると一気に落ちるという。どのジャンルでもキャラに対するそれまでの印象は、後からの情報公開によって二転三転するので、受け止め辛くなる場合があったりする。特にツイステはその要素が多いので賛否両論に……。

仕切り直して、特に一年生との関わりでフロイドの描かれたに驚いたのは「ここまで性格悪くしてていいの!?」でした。モブ相手なら二次創作でこれでもかと読んだ。フロイドはあだ名つきのネームドには、まだ柔らかな態度でいると思ってたのでユニオンバースデーが衝撃だったんです。数時間放心状態でした。個人的に思うのは、フロイドはいかなる時もありのままに接して、その分他キャラとの距離がグッと近くなってるような気がします。フロイドの言葉に一年生たちも言われっぱなしではないから、血気盛んなNRCの生徒らしくて好きです。最終的にフロイドも相手を評価してるから、ハロイベ2021の二章で「あんな雑魚みてーな〜」の台詞の中に一年生も入ってると思うと感慨深くなりました。フロイドからしたら何気ない言葉なんだろうけど。
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