小ネタ・補足・後書

①深夜に起きたら

夜中、目を覚ました。お手洗いに行こうとして、起き上がると違和感を感じた。

「……居ない」

寝る前に居たはずのヌイちゃんの姿が、どこにも見当たらないのだ。
薄暗い暗闇、夜目は聞かない。それに小さいから、見落としている可能性もある。

「……ヌイちゃん?」

シン。

【以下略】

ぬい……ジェぬいは、一人と一匹を無視して、ひたすらオヤツに貪りついていた。

この後、ツナ缶の油塗れになったジェぬいが発見される予定だった。



②実況のジェイド

「いえ、今はGと戦っているようです」

フロイドが、「小エビちゃんがどうしたの?」と聞いてきて、監督生とグリムの様子を実況しはじめていた。

入浴シーンは丸見えだったけれど、肌色を露出させたオンボロ寮の監督生が映し出され、イスから滑り落ちるジェイド。ギャグすぎかなとボツに。

【以下略】

「モミモミして洗ってやったんだゾ、子分が」
「モミモミ!?」

それとなくその状況をグリムから聞きだしたら、自分の分身(ぬい)に動揺と複雑な心境をいだくジェイド。

ジェイド・リーチ(17歳)
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