永遠の夢に沈んでいく
your name☆*°
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*
「ねーえー鈴ちゃーん?」
「何ですか、太宰さん」
私は何時ものように彼女、夢月鈴ちゃんに話し掛けた。
相変わらず彼女の返答は変わらない。
「……太宰さん?なんで黙ってるんですか。貴方が私を呼び止めたんですよね?」
「嗚呼、ごめんね、鈴ちゃん。君が美しいからついつい見とれてしまってね」
「ぅ…そ、そうですか。で、用件は何ですか?私も一応忙しいんです」
キリッとした表情で真面目モードに戻った彼女。
そんなに固くならなくったって良いじゃあないか…まるで国木田君…
「…美しい君を見ていたら用件を忘れてしまったよ。ごめんね鈴ちゃん、呼び止めてしまって」
「そうですか?では、ちゃんと仕事やってくださいよー」
「はいはい。気が向くように頑張るよ」
真面目な部分が彼女のいい所であり、悪いところでもある。
真面目と聞けば「逆に真面目で悪いところなんてあるの?」と聞き返したくなるような考えだとも思える。
彼女は頭の回転は早いし勉強、運動もそこそこにもきる。
が、その代謝としてか鈍感でドジっ子だ。
まぁ、私が何を言いたいのかと言うと、"彼女は恋に鈍い”のだ。
それはそれは苦労する程に。
「(何故そこまで鈍感なのかが私には不思議だよ。いい加減に気付いてもいいと思うのに)」
彼女は私の恋心を揺さぶり続けている。ずっと。
彼女は今日も気付かない。
__否、
君は何時も気付かない
「ねーえー鈴ちゃーん?」
「何ですか、太宰さん」
私は何時ものように彼女、夢月鈴ちゃんに話し掛けた。
相変わらず彼女の返答は変わらない。
「……太宰さん?なんで黙ってるんですか。貴方が私を呼び止めたんですよね?」
「嗚呼、ごめんね、鈴ちゃん。君が美しいからついつい見とれてしまってね」
「ぅ…そ、そうですか。で、用件は何ですか?私も一応忙しいんです」
キリッとした表情で真面目モードに戻った彼女。
そんなに固くならなくったって良いじゃあないか…まるで国木田君…
「…美しい君を見ていたら用件を忘れてしまったよ。ごめんね鈴ちゃん、呼び止めてしまって」
「そうですか?では、ちゃんと仕事やってくださいよー」
「はいはい。気が向くように頑張るよ」
真面目な部分が彼女のいい所であり、悪いところでもある。
真面目と聞けば「逆に真面目で悪いところなんてあるの?」と聞き返したくなるような考えだとも思える。
彼女は頭の回転は早いし勉強、運動もそこそこにもきる。
が、その代謝としてか鈍感でドジっ子だ。
まぁ、私が何を言いたいのかと言うと、"彼女は恋に鈍い”のだ。
それはそれは苦労する程に。
「(何故そこまで鈍感なのかが私には不思議だよ。いい加減に気付いてもいいと思うのに)」
彼女は私の恋心を揺さぶり続けている。ずっと。
彼女は今日も気付かない。
__否、
君は何時も気付かない
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