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「私はただ・・・」
「・・・ただ生きたかっただけなの。私のこと心配しないでね。ばいばい・・・。」
僕は慌てて助けようとするが、もう遅かった。彼女は僕の目の前から消えてしまった。17回目の夏休みに彼女・・・
「僕が・・・僕が君を助けるはずだったのに・・・。」
僕はその場に泣き崩れた。僕が彼女のことを助けていればこんなことにならなかった。全部僕が悪い。ああ・・・もう一回やり直したい。
「もう一度16回目の夏休みからやり直したい・・・。」
そこからの記憶はない。ただただ自暴自棄になって泣いた。次に目が覚めると自分の部屋にいた。自分で戻ってきたのだろうか。カーテンの隙間からは太陽の光が差し込んでいて眩しい。
「・・・おはよ。」
「あ、
「雅奏姉ちゃん、帰ってきてたの?じゃあもうすぐ
そう聞くと雅奏姉ちゃんはすごく不思議そうに首を傾けている。僕のほうが不思議なんだけど・・・。
「・・・あ、時季もしかして寝ぼけてる?私まだ上京しないよ?」
「え?・・・えっと、今って何年?」
不思議に思ってふと変なことを聞いてしまった。案の定雅奏姉ちゃんは不思議な顔をしているもの答えてくれた。
「今は、20xx年だよ?時季は高校一年生じゃん。」
「あ、そーだよね。僕寝ぼけてるのかも。顔洗ってくる。」
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