【WT】大和撫子には程遠い【ヒュース】
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迅「(内部通信に切り替えよう。レイジさんの情報によればこの2人は組ませるとヤバい。磁力で相手を捉えるトリガーと特殊な斬撃のブラックトリガーの連携だ)」
空閑「(じゃあバラして戦えばいいでしょ。おれ迅さんの戦い方知らないし連携勝負だと分が悪い。俺が爺さんの方だな)」
迅「(OKそれで行こう)。名前は邪魔になりそうなトリオン兵の排除を)」
『(了解)』
迅や遊真が激しい戦闘を繰り広げる傍ら、現れた1体のトリオン兵。だが、それは見たことがない姿をしていて、どこか不気味さがあった。
『初めて見るけど新型?栞ちゃーん』
すかさず確認すると、それは新型の捕獲用トリオン兵で、すでに諏訪さんや木虎ちゃん、C級隊員も捕まってキューブにされてしまったそうだ。
宇佐美「アタッカーで高いトリオンを持つ名前ちゃんなら倒せるはずだけど……危ないと思ったら迷わずベイルアウトしてね!」
『わかった!』
その頃、地下道では__
迅「うおっ。弾が見えん!」
磁力のカケラをスコーピオンで弾きながら地下道の奥へと誘導する迅。たが避けきれなかったカケラが右手に当たりガチンッと壁に貼り付けられた。
「思いのほか楽に捉えられたな。貴様の仲間は迷わず自分の腕を切ったぞ」
迅「はぁ「磁力」に「反射」……凝ったトリガーだな。色々便利だし使い手のウデもいい」
「……!?」
迅「大事な戦力だろうになんで……お前はここで見捨てられるんだ?」
「……?何を…………き……貴様!ふざけたことを……」
逆上して向かってくる青年。その行動も予知の範囲だったのか「はい、予測確定」の台詞と共にエスクードを発動。
「これは……」
2枚のエスクードで挟み、動きを止めた。
迅「おれにはお前の未来が見えるんだ」
「何……!?」
迅の言葉に動揺する様子を見せたが、トリガーの力を使ってエスクードを破壊する青年。
迅「……おっ。また未来が動いたな。今度は誰だ?宇佐美」
宇佐美「それが……」
基地に侵入したネイバーは忍田さんと隊員たちによって撃破されたが、助けに来たはずの仲間に殺されてしまったらしい。
迅「統率が取れてるように見えて意外とゴタゴタしてるんだな」
「……だまれ!!「蝶の楯ランビリス」!!」
車輪のように形成されたカケラが地下道の天井を貫き、2人は地上へと飛び出した。
同時刻。
新型トリオン兵を倒して一息つくとドンっと大きな音を立て地面が崩れる。咄嗟にグラスホッパーを使い無事だったけど、落下してベイルアウトなんて洒落にならない。
『下から来るならひと声かけてよ!』
迅「大丈夫!名前が落ちる未来はなかったから……ってそんな睨まないでよー」
今度ひとつお願い聞くからさ!と機嫌を取る迅。その様子を見ていたアフトの青年が迅に対して声を荒げた。
「女とおしゃべりとは随分と余裕だな!」
『迅なんかしたの?』
おそらく迅の言葉と未来視のサイドエフェクトに翻弄されたのだろう。
迅「あはは、視えた未来の話をしただけだよ。……お前にはまだ俺と遊んでもらわないと」
しばらくすると「敵が撤退した」と本部から知らせが入る。それを聞いた迅は緊張が解けたのか、パタンと後ろに倒れ込んだ。
『修くんやチカちゃんは大丈夫なの?』
迅「あぁ、もう大丈夫だ。2人とも助かった。メガネくんは死なないよ」
『良かった……でも』
実は本部からの通信はもう一つあって……近界民(人型)は撤退したと。つまりこの青年は仲間に置き去りにされた事になる。
「貴様ら!」
迅「足止めして悪かったな。おまえをフリーにするとうちの後輩たちがやばかったんだ。……けどたぶんおまえこっち・・・に残って正解だったと思うよ。それに……なにか事情があるんだろ?俺のサイドエフェクトがそう言ってる」
抵抗しても無駄だと分かったのか、迅が投降を促すと素直に換装を解いたアフトの青年。
迅「とりあえず玉狛支部に連れて行く」
『本部じゃなくて?』
迅「ああ。詳しい事はまた後で説明するから」
敵国の捕虜なら本部へ連行するのが本来の流れ。なのに玉狛支部に連れて行くって事は、アフトの青年の未来を視た結果なのかもしれない。
空閑「(じゃあバラして戦えばいいでしょ。おれ迅さんの戦い方知らないし連携勝負だと分が悪い。俺が爺さんの方だな)」
迅「(OKそれで行こう)。名前は邪魔になりそうなトリオン兵の排除を)」
『(了解)』
迅や遊真が激しい戦闘を繰り広げる傍ら、現れた1体のトリオン兵。だが、それは見たことがない姿をしていて、どこか不気味さがあった。
『初めて見るけど新型?栞ちゃーん』
すかさず確認すると、それは新型の捕獲用トリオン兵で、すでに諏訪さんや木虎ちゃん、C級隊員も捕まってキューブにされてしまったそうだ。
宇佐美「アタッカーで高いトリオンを持つ名前ちゃんなら倒せるはずだけど……危ないと思ったら迷わずベイルアウトしてね!」
『わかった!』
その頃、地下道では__
迅「うおっ。弾が見えん!」
磁力のカケラをスコーピオンで弾きながら地下道の奥へと誘導する迅。たが避けきれなかったカケラが右手に当たりガチンッと壁に貼り付けられた。
「思いのほか楽に捉えられたな。貴様の仲間は迷わず自分の腕を切ったぞ」
迅「はぁ「磁力」に「反射」……凝ったトリガーだな。色々便利だし使い手のウデもいい」
「……!?」
迅「大事な戦力だろうになんで……お前はここで見捨てられるんだ?」
「……?何を…………き……貴様!ふざけたことを……」
逆上して向かってくる青年。その行動も予知の範囲だったのか「はい、予測確定」の台詞と共にエスクードを発動。
「これは……」
2枚のエスクードで挟み、動きを止めた。
迅「おれにはお前の未来が見えるんだ」
「何……!?」
迅の言葉に動揺する様子を見せたが、トリガーの力を使ってエスクードを破壊する青年。
迅「……おっ。また未来が動いたな。今度は誰だ?宇佐美」
宇佐美「それが……」
基地に侵入したネイバーは忍田さんと隊員たちによって撃破されたが、助けに来たはずの仲間に殺されてしまったらしい。
迅「統率が取れてるように見えて意外とゴタゴタしてるんだな」
「……だまれ!!「蝶の楯ランビリス」!!」
車輪のように形成されたカケラが地下道の天井を貫き、2人は地上へと飛び出した。
同時刻。
新型トリオン兵を倒して一息つくとドンっと大きな音を立て地面が崩れる。咄嗟にグラスホッパーを使い無事だったけど、落下してベイルアウトなんて洒落にならない。
『下から来るならひと声かけてよ!』
迅「大丈夫!名前が落ちる未来はなかったから……ってそんな睨まないでよー」
今度ひとつお願い聞くからさ!と機嫌を取る迅。その様子を見ていたアフトの青年が迅に対して声を荒げた。
「女とおしゃべりとは随分と余裕だな!」
『迅なんかしたの?』
おそらく迅の言葉と未来視のサイドエフェクトに翻弄されたのだろう。
迅「あはは、視えた未来の話をしただけだよ。……お前にはまだ俺と遊んでもらわないと」
しばらくすると「敵が撤退した」と本部から知らせが入る。それを聞いた迅は緊張が解けたのか、パタンと後ろに倒れ込んだ。
『修くんやチカちゃんは大丈夫なの?』
迅「あぁ、もう大丈夫だ。2人とも助かった。メガネくんは死なないよ」
『良かった……でも』
実は本部からの通信はもう一つあって……近界民(人型)は撤退したと。つまりこの青年は仲間に置き去りにされた事になる。
「貴様ら!」
迅「足止めして悪かったな。おまえをフリーにするとうちの後輩たちがやばかったんだ。……けどたぶんおまえこっち・・・に残って正解だったと思うよ。それに……なにか事情があるんだろ?俺のサイドエフェクトがそう言ってる」
抵抗しても無駄だと分かったのか、迅が投降を促すと素直に換装を解いたアフトの青年。
迅「とりあえず玉狛支部に連れて行く」
『本部じゃなくて?』
迅「ああ。詳しい事はまた後で説明するから」
敵国の捕虜なら本部へ連行するのが本来の流れ。なのに玉狛支部に連れて行くって事は、アフトの青年の未来を視た結果なのかもしれない。