第六章 過去
このパートは、まずは精神世界でのヤートとナオの会話から始まる。
二人の本心を見て安心を覚えるヤートに、あくまでナオは無邪気に答える。
次に、場面は一度空軍に戻る。
基地を出たところでクリスがアレグロに声を掛けられ、二人の関係性が描かれる。
ここでは会話シーンのみで、空軍の中を歩いたりすることは出来なくなっている。
会話が終われば、精神世界に場面が戻る。
精神世界ではルークの過去を見ることになる。
このパートで見れるのは最近の、デザートローズに向かう船内での出来事で、ルークとロックの素のじゃれ合いを見ることが出来る。
そして彼がいかにして猟奇殺人鬼になったかは、次のパートで描かれる。
◯用語の補足◯
■二人の本心
ナオが精神世界で見せる本心とは、本当の意味で本心である。
二人とも、本当に大切な人を守りたいと思っている。
そこに偽りなどあるはずもなく、それを感じとりヤートも安心しているのである。
■素のじゃれ合い
普段は仲の悪そうな二人だが、二人きりの時は終始このようにじゃれついている。
休日が揃えば街にデートにもくり出す程で、他の二人もそれを微笑ましく思っている。
普段のロックのからかいも、そう考えれば甘えているように取れなくもない。