第一章 城塞都市
このパートはほぼイベントパートのみで構成されており、戦闘は地下でのレイル操作時のみ。
しかも相手との一対一の勝負となっている。
このパートでの一番の目的は、レイル使用時の最大のポイントである「帯電能力」を使いこなすことにある。
レイル操作時、ある程度移動や回避といった身体を使う行動を繰り返すことにより、画面右端のゲージが上昇していく。
このゲージが最大まで溜まることによって、この能力は使用可能になる。
発動中はレイルの物理攻撃力が飛躍的に高まり、剣による攻撃の貫通性能も上昇する。
スピードも更に高まり、攻撃中以外には敵の攻撃を自動で回避するようになる。
発動後はゲージが急速になくなっていき、それが尽きるまでは帯電状態が継続。
使用回数に制限は無く、なくなった後はまた溜め直すことが出来る。
非常に使い勝手がよく、尚且つ強力な能力なので、この時点で発動条件等を確認しておくと良いだろう。
◯用語の補足◯
■イベントパート
物語中の操作を必要としない、物語の中核とも言えるシーン。
回避不可能なケースが多く、ムービーシーンもこの中に入る。
物語の大変重要な部分を含むことも多く、このパートではゼウス計画やフェンリルの断片的な情報等が語られる。
■帯電能力
レイルの持つ特殊能力の名称。
自身の身体に電撃を溜めることによって、能力を飛躍的に高める効果がある。
軍の管轄で管理されている能力者は現在のところ彼女のみだが、非常に稀な遺伝子構造によってのみ引き起こされる能力の為、他の能力者を見ることは不可能に近いとされている。
彼女がどのようにしてこの能力を身に着け、またこの能力によってどういうことが起こったのかは、ここでは語られない。