第一章 城塞都市
この場面からは、操作キャラが限定される機会が多くなる。
物語に沿った場面展開に合わせての変更が増えるので、ストーリー自体は把握しやすくなる。
しかし前ページでも述べたように、全く操作性能の違うキャラ達を使いこなさないといけないので、苦手な人はゆっくりと時間をかけて慣れていこう。
物語最初の本格的な戦闘は、レイルが一番手となる。
物影に隠れつつ門番達に近づくと、イベントが発生。
相手を油断させた後に攻撃を仕掛けると、一撃で相手を倒すことが出来る。
ここ以外の戦闘には使用されない演出だが、以降も彼女の戦闘スタイルは、相手の隙を見ながらの接近戦になる。
幸いレイルの攻撃スピードはかなり速い。
相手の防御さえ突き崩せば隙を見せる場合が多い。
次の場面ではロックの狙撃の仕方の説明が入った後に、実際にスコープ画面を覗いての戦闘になる。
相手からの攻撃は防御壁で当たらないので、焦らずに狙いを定めよう。
上手く対象の頭に照準すると、クリティカルが発生して一撃で倒せる。
慣れるまでは難しいだろうが、ロックでコツを掴んでおくと、他のキャラでクリティカルを狙うのが容易になる。
ロックで全ての敵を殲滅し、ルークが操作キャラに変わったら、周りの敵は全て無視してスタート地点から走って逃げよう。
すぐに爆風が後ろから迫ってくるので、それから逃げることだけを優先する。
爆発が一段落し、ロックからの通信が入ったら、ようやく武器を構えての戦闘に突入する。
ルークの戦い方はレイルとロックの中間のようなスタイルで、移動しながら相手を銃で撃ち抜くという難度の高いものだ。
移動速度の速さと照準の操作に最初は戸惑うだろうが、全キャラ中最高のクリティカル率を持つ彼の戦闘は、とてもスタイリッシュ。
他のキャラではマネ出来ない流れるような戦闘が可能なので、出来ればこの場面で使い方をマスターしたい。
敵陣を走り抜ける形になるが、ロックの援護があるのである程度の敵を倒しながら進んでいけば、イベントが発生。
絶対絶命のピンチがルークを襲う。
◯用語の補足◯
■ロック
フェンリル所属のスナイパー。
非常に射程に優れるライフルと高威力のキャノン砲を装備しており、遠距離戦のスペシャリストでありながら、剣を使っての近距離戦までこなす。
能力の合計値ではクリスすらも越える天才的な能力を持っているが、物語的に彼を操作する機会は少なめ。
後方からの援護を基本とする為、どうしても近距離のキャラが暴れまわった後は、パートが終了してしまうからだ。
また狙撃にはかなりの技術が必要な為、彼はオートで行動させた方が効率的に支援をしてくれるというメリットもある。
■クリティカル
発生すると絶大なダメージを与え、更に相手の体勢を大きく崩すことが出来る。
相手の急所を攻撃することによって発生し、クリティカル自体の発生確率もキャラ毎に異なる。
具体的にはルークが一番高確率なのに対し、ロックはヘッドショットでもしない限りほとんど発生しない。
だがその分、発生確率が低いキャラ程、元の攻撃能力は高い傾向がある。