Destiny.
_今日雨降る?
_いけるっしょ(笑)
ざわざわと楽しそうに入り口から入っていく
Alchmistのファン達を横目に
スタッフ専用口から入っていくと
準備の整った彼らがいた。
「かっこいー…!」
思わず漏らした声に
朔空くんが素早く反応してこちらに来る。
朔空「ジャンヌちゃんに褒められた…
髪をおろしてるジャンヌちゃんも可愛い…でゅふふふ((」
黒羽「分かったから、朔空離してやれ。」
バベル「バベルもみんなとたのしんでくるね」
何度もライブをこなしているからだろうか
黒羽は舞台慣れしていたけれど
最近では朔空くんとバベルくんも慣れてきている。
彼らのライブはMCが無い。
それは"歌の錬金術師"というキャッチコピーから。
歌に自信がある。
そのうえ仮面を付けていて素顔は一切晒さない。
謎めいた彼らに若者たちの支持が高くなっていた。
プロデュースしている所為もあるのか
舞台に立っている彼らはキラキラしていてかっこいい。
でもやっぱり聞こえてくるのは
哀しい歌。
社長「奏ちゃん、忙しいのにごめんね~」
「いえ。」
黒羽は復讐するため、
バベルくんは家族を探すため、
朔空くんは言うまでもないけれど
目的があってアイドルになりたいという。
そんな彼らにチャンスを与えた社長が
地下アイドルとしてスタートを切らせた。
社長「奏ちゃん、今週中にもう一度雨が降るよ」
「え、雨が降るって…っていうよりいつの間に!」
ずっといたけどなぁーなんて
言いながら社長の素顔は見えない。
くまだから。
だからこそ全部隠している感じがして
社長の考えていることはいつも読めない。
それは今も。
「それは、もしかして良い知らせと考えていいんですか」
社長「君のプロデュースが
本格的に動くから忙しくなるよ~」
「はい!」
_いけるっしょ(笑)
ざわざわと楽しそうに入り口から入っていく
Alchmistのファン達を横目に
スタッフ専用口から入っていくと
準備の整った彼らがいた。
「かっこいー…!」
思わず漏らした声に
朔空くんが素早く反応してこちらに来る。
朔空「ジャンヌちゃんに褒められた…
髪をおろしてるジャンヌちゃんも可愛い…でゅふふふ((」
黒羽「分かったから、朔空離してやれ。」
バベル「バベルもみんなとたのしんでくるね」
何度もライブをこなしているからだろうか
黒羽は舞台慣れしていたけれど
最近では朔空くんとバベルくんも慣れてきている。
彼らのライブはMCが無い。
それは"歌の錬金術師"というキャッチコピーから。
歌に自信がある。
そのうえ仮面を付けていて素顔は一切晒さない。
謎めいた彼らに若者たちの支持が高くなっていた。
プロデュースしている所為もあるのか
舞台に立っている彼らはキラキラしていてかっこいい。
でもやっぱり聞こえてくるのは
哀しい歌。
社長「奏ちゃん、忙しいのにごめんね~」
「いえ。」
黒羽は復讐するため、
バベルくんは家族を探すため、
朔空くんは言うまでもないけれど
目的があってアイドルになりたいという。
そんな彼らにチャンスを与えた社長が
地下アイドルとしてスタートを切らせた。
社長「奏ちゃん、今週中にもう一度雨が降るよ」
「え、雨が降るって…っていうよりいつの間に!」
ずっといたけどなぁーなんて
言いながら社長の素顔は見えない。
くまだから。
だからこそ全部隠している感じがして
社長の考えていることはいつも読めない。
それは今も。
「それは、もしかして良い知らせと考えていいんですか」
社長「君のプロデュースが
本格的に動くから忙しくなるよ~」
「はい!」