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Produce.

柚希「ジャンヌさん、これ大丈夫かな?」


私はプロデューサー兼マネージャーの
朝比奈柚希に仕事内容について
相談を受けていた。


私は勿論二つ返事で了承する。
くださるお仕事は基本断らないし。



「ねえ、柚希。そういえば、会ってる?」

柚希「誰と…?」


この前から始まったAlchmistの
デビューへ秘密裏に進められる
プロデュース。

詳しくは言えないけれど。

「黒羽、と。」

柚希「…会う資格なんてないから」


哀しそうに笑う柚希を見て
彼女もまた同じように
歩み寄りたいとは思っているのだろうか、
そう考えてしまう。


余計な事を聞いただろうか。
でもこれもプロデュースのため。


私はそれ以上何も言わずにいると
急に扉が開いて軽快な声が聞こえた。



星夜「プロデューサー…あ!お前は!」

「知ってくれてるの?」


柚希がプロデュースしている
アイチュウの子だろう。


柚希「彼女はアイドルの
ジャンヌ・リットーさん。
そして、アイチュウの愛童星夜くん。」


星夜「おう!よろしくな!
ってことでハグを____」


私はスッと上手くすり抜けて
ニコリと微笑んで挨拶をした。
勿論丁重にハグをお断りして。


星夜「なんか、ノアみたいだな!」

「ノア…?」

柚希「ジャンヌさん、今日空いてたら
彼らに刺激を与えてくれませんか?」


そう言われて、私は快諾をして
学園にいる彼らのレッスンを
見学とともにアドバイスをした。
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