教授
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大きなクリスマスツリーの下には大小さまざまなギフトボックスが山積みになっている。
その中にスネイプはそっと小さな紙袋を置いた。
顔中にスポンジケーキと生クリームをつけた雪だるまがケーキの中から顔を出すクリスマスカードを添えた。
『まだ食べるのか?S.S』
姿見の前で私はくるりと回転した。
うんうん、自分で言うのもなんだけど…きれい!!
今日の私はいい感じだと思う。
メイクも薄すぎず濃すぎず、髪はストレートにして揺れるピアスを付けた。
ホワイトシルバーのキャミソールドレス。
スカートがそんなにふわふわしてないところが落ち着いて気に入った。
いつか好きな人の前でこれを着たりするのかなぁ~?なんて思いながら購入したけれど、今日それが実現する!
机の上に置いた品の良い紙袋の中にはずっと以前に買ったまま渡せなかったカフスボタンが入っている。
今日は勇気を出してこれを渡そう!
がんばれ、私!
そっと扉をあけて廊下を伺う。
何があるってわけじゃないけど、はりきってオシャレした私を誰かに目撃されるのは気恥ずかしい。
よし…誰もいない。
きっと今頃、大広間にはクリスマスディナーの準備がされているはず。
すぐに行きたいところを我慢して先にクリスマスツリーを見に行くことにする。
教授が言ってたもんね、私宛のプレゼントがあるかもしれない。
右手に持った紙袋をちらりと見る。
これもツリーの下に置いちゃう?!
それとも自分で渡そうか…
そう悩んでいる間に、目の前に大きなツリーが表れた。
ツリーの下に座り込んで私は自分宛てのプレゼントを物色していた。
トンクスからのプレゼントは大きな箱で、私はワクワクしながら包み紙を開けた。
『あなただけに。』
バンっと大きな音がしておどけたメロディが流れる。
中からバネの恐ろしい顔をしたピエロが飛び出して、その手には魔法界の怖い話という本が添えられていた。
「あー!もうびっくりした!わははははは!!!これ、私が欲しがってたやつ!!!」
次はルーピン教授から。
あ、これはチョコレートね。
中を開けなくてもいい香りがするもん!
包みを開けてみたら、可愛い動物のチョコレートとチョコレートフレーバーの紅茶のセットだった。
嬉しい!!!
私へと書かれているけれど、名前のないプレゼントを見つける。
金色の紙袋に赤いリボンが付いていて、グリフィンドールみたいな配色だ。
何だろうと思って開けてみたら、小さなジュエリーケースが入っている。
蓋を開けると紫色の玉をつなげたブレスレットが入っていた。
「…わぁ!綺麗!これ、日本の数珠みたい…。」
嬉しいと同時に、日本の実家や学校を思い出して私は切ない気持ちになる。
凄く嬉しい。
「あ、カードがあった!」
ケースの裏に小さなメッセージカードが添えられていた。
『You make me randy. S.B』(君は俺を興奮させる)
一瞬、はて?と思った後、ギャッと私はカードを袋に戻した。
シリウス!!!
もう!!!なんてメッセージを書いてよこすのよ!
顔が熱くなって私は苦笑いする。
でもそんなメッセージがシリウスらしくて笑ってしまう。
少し胸が苦しくなって私はそっとジュエリーケースを紙袋に仕舞った。
校長先生や教授達みんなが日本に帰れない私を気遣ってプレゼントやカードを贈ってくれる。
私はその気持ちが凄く嬉しくて夢中になって眺めていた。
その時、派手な包み紙に隠れるようにして黒い小さな紙袋を見つけた。
…これ、スネイプ教授からだ…
一目見て私はこれがスネイプ教授からのプレゼントだとわかる。
心臓が跳ね上がって胸が熱い。
そっと手に取って、真黒なビロードのリボンを解く。
真っ黒なジュエリーケース。
蓋を開けると紫の小さな石がついた華奢なアンクレットが入っていた。
「…可愛い…。」
嬉しくて胸がいっぱいでそれだけ呟くのが精いっぱい。
私のためにこれを教授が選んでくれたと思うとなんだか泣きそう…。
玉の瞳の色に似ている小さな宝石。
今日のドレスにぴったりで、私は早速足首にそれをつけてみる。
足首が欲しく見えるデザインで、足を動かすたびに宝石がキラキラと輝いた。
その中にスネイプはそっと小さな紙袋を置いた。
顔中にスポンジケーキと生クリームをつけた雪だるまがケーキの中から顔を出すクリスマスカードを添えた。
『まだ食べるのか?S.S』
姿見の前で私はくるりと回転した。
うんうん、自分で言うのもなんだけど…きれい!!
今日の私はいい感じだと思う。
メイクも薄すぎず濃すぎず、髪はストレートにして揺れるピアスを付けた。
ホワイトシルバーのキャミソールドレス。
スカートがそんなにふわふわしてないところが落ち着いて気に入った。
いつか好きな人の前でこれを着たりするのかなぁ~?なんて思いながら購入したけれど、今日それが実現する!
机の上に置いた品の良い紙袋の中にはずっと以前に買ったまま渡せなかったカフスボタンが入っている。
今日は勇気を出してこれを渡そう!
がんばれ、私!
そっと扉をあけて廊下を伺う。
何があるってわけじゃないけど、はりきってオシャレした私を誰かに目撃されるのは気恥ずかしい。
よし…誰もいない。
きっと今頃、大広間にはクリスマスディナーの準備がされているはず。
すぐに行きたいところを我慢して先にクリスマスツリーを見に行くことにする。
教授が言ってたもんね、私宛のプレゼントがあるかもしれない。
右手に持った紙袋をちらりと見る。
これもツリーの下に置いちゃう?!
それとも自分で渡そうか…
そう悩んでいる間に、目の前に大きなツリーが表れた。
ツリーの下に座り込んで私は自分宛てのプレゼントを物色していた。
トンクスからのプレゼントは大きな箱で、私はワクワクしながら包み紙を開けた。
『あなただけに。』
バンっと大きな音がしておどけたメロディが流れる。
中からバネの恐ろしい顔をしたピエロが飛び出して、その手には魔法界の怖い話という本が添えられていた。
「あー!もうびっくりした!わははははは!!!これ、私が欲しがってたやつ!!!」
次はルーピン教授から。
あ、これはチョコレートね。
中を開けなくてもいい香りがするもん!
包みを開けてみたら、可愛い動物のチョコレートとチョコレートフレーバーの紅茶のセットだった。
嬉しい!!!
私へと書かれているけれど、名前のないプレゼントを見つける。
金色の紙袋に赤いリボンが付いていて、グリフィンドールみたいな配色だ。
何だろうと思って開けてみたら、小さなジュエリーケースが入っている。
蓋を開けると紫色の玉をつなげたブレスレットが入っていた。
「…わぁ!綺麗!これ、日本の数珠みたい…。」
嬉しいと同時に、日本の実家や学校を思い出して私は切ない気持ちになる。
凄く嬉しい。
「あ、カードがあった!」
ケースの裏に小さなメッセージカードが添えられていた。
『You make me randy. S.B』(君は俺を興奮させる)
一瞬、はて?と思った後、ギャッと私はカードを袋に戻した。
シリウス!!!
もう!!!なんてメッセージを書いてよこすのよ!
顔が熱くなって私は苦笑いする。
でもそんなメッセージがシリウスらしくて笑ってしまう。
少し胸が苦しくなって私はそっとジュエリーケースを紙袋に仕舞った。
校長先生や教授達みんなが日本に帰れない私を気遣ってプレゼントやカードを贈ってくれる。
私はその気持ちが凄く嬉しくて夢中になって眺めていた。
その時、派手な包み紙に隠れるようにして黒い小さな紙袋を見つけた。
…これ、スネイプ教授からだ…
一目見て私はこれがスネイプ教授からのプレゼントだとわかる。
心臓が跳ね上がって胸が熱い。
そっと手に取って、真黒なビロードのリボンを解く。
真っ黒なジュエリーケース。
蓋を開けると紫の小さな石がついた華奢なアンクレットが入っていた。
「…可愛い…。」
嬉しくて胸がいっぱいでそれだけ呟くのが精いっぱい。
私のためにこれを教授が選んでくれたと思うとなんだか泣きそう…。
玉の瞳の色に似ている小さな宝石。
今日のドレスにぴったりで、私は早速足首にそれをつけてみる。
足首が欲しく見えるデザインで、足を動かすたびに宝石がキラキラと輝いた。