教授
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大食らいの優秀な助手は泣く子をあやすのも得意らしい。
自分に見せる子供染みた笑顔は消え、大人びた優しい微笑みで男児をあやして抱きしめる。
きっといい母親になるだろう。
教師などやめて、いますぐ妻になればいい。
子供に囲まれて笑っている名無しを思い浮かべる。
薬草が咲き乱れる庭に出した大きなテーブルには沢山の手料理が湯気を立てている。
庭を走り回る子供達がスネイプを見つけると嬉しそうに駆け寄ってくる。
スネイプを見て嬉しそうに手を振る名無し…
「教師などやめてその道に進んだらどうかね。」
「…探偵とか?」
名無しは全くトンチンカンな回答をしながら、べったりマシュマロがついたジーンズの後ろを見てくれと恥じらいも無くおかしなポーズを取った。
この助手はいったいいつ私のこの想いに気がつくのだろう。
甘い時間など程遠い。
しかしそこも嫌いではないのだ。
「…意外と立派だな。」
スネイプは憎まれ口を叩いて小さく笑った。