教授
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家の神社の裏にある河原の大岩に私は座っていた。
川面に赤や黄色の紅葉がサラサラと流れていく。
ヒトガタたちが嬉しそうに私の周りを飛び回る。
「何を迷うの?」
突然横から私の声がして、私は顔を向ける。
瞳が紫色の私が白い着物姿で笑っている。
裾が捲れて真っ白な太ももが川の飛沫に濡れていた。
「玉なの?」
「私はあなたよ。」
風が吹いて紅葉がざわめく。
「あなたはどちらも愛せる。
知識か勇気か…私はどちらも好きよ。」
「私が好きなのはスネイプ教授だけよ。」
紫の瞳の私が笑う。
「嘘つきね。
愛し始めてるくせに。」
そう言われて、鼓動がひどく早まった。
「誰かと交われば私達は強くなる。
あなたを強くできるのはあなただけ。
私は待っているわ。」
紅葉の嵐が私達を包み、目の前が真っ暗になった。
目を開けるとそこは見慣れた自分の部屋。
何か夢を見ていた気がするけれど…なんだっけ?思い出せない。
…そうだ。
今日は待ちに待ったスネイプ教授とのクリスマスイブ!!
毛布の中から外を見ると窓枠に雪が積もっている。
どうしよう!
嬉しすぎてどうにかなりそう!
私は壁に掛けたお気に入りのワンピースとその横にある、昨日教授が貸してくれた黒いローブコートを交互に見つめた。
ドキドキ自分の心臓がうるさい。
今日は絶対プレゼントを渡して、思い出に残る楽しい日にしよう!!
私は背伸びをすると暖かい布団から抜け出しシャワールームへと急いだ。