教授
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最近何故だか日中眠い。
割と早い時間に就寝している筈なのに。
春が近いから眠いのかもしれない。
私はのろのろとベッドから起き上がってシャワーを浴びる。
今日は暖かそうだから、ニットのシンプルなカットソーとジーンズにする。
お気に入りのスニーカーを履いて、髪にワックス、耳にピアスをつけた。
さぁ、シリウスとのクディッチ観戦に出発しよう。
地元のクディッチチームは大きな大会でなくても人気があるみたい。
チームのユニホームを着ている人がたくさん歩いていて、日曜日の街は活気付いている。
少し早く着いた私は、待ち合わせ付近の店を見て回ることにした。
当たり前だけれど、日本の街並みとはまったく違う。
店も目新しいものが多くてワクワクした。
ふと目をやると、すごくお洒落なお店がある。
ショーウィンドウを覗くと、アンティークだろうかステキなカフスボタンがズラリと並んでいた。
その中に一際私の目を引くものがあった。
光が反射すると、黒から紫に変わるガラス玉がついたカフスボタン。
スネイプ教授と玉の瞳が一つになったみたいで、私の目はそのカフスに釘付けになった。
私の足は自然と店内に入り、気がついたら綺麗に包装されたカフスボタンが私の手の中にあった。
何でもない日に、いきなり私がカフスボタンなんてプレゼントしたら教授は困るだろう。
しかも、貴方と玉が一つになったみたいで気に入りましたなんて言えない。
でもいつか…いつか胸を張って渡せる日がくるかもしれない…
そんな淡い期待を抱いて、私は小さな紙袋をそっとカバンにしまった。
次はどこに行こうか。
まだ少し時間がある。
見渡すと、楽器を扱う店が目に付いた。
店内でたくさんの人が音楽を視聴していて、賑わっている。
入店してみると、音楽を視聴しながら丁度待ち合わせの場所が見える。
ここにしよう。
洋楽はあまり聞かないので新鮮でもあるし、時間潰しにはもってこいだ。
ノリの良い洋楽が流れて、私のテンションがあがる。
今日は天気もいいし、スネイプ教授にプレゼントも買えた。
クディッチ観戦も楽しみだし、シリウスとお昼ご飯は何を食べようか…
スネイプ教授と手を繋いで、朝からデートができたらどんなに楽しいだろう!!
シリウスは待ち合わせ場所に着くと、辺りを見回した。
どうやらはまだ来ていないようだ…と目の前の楽器店に目をやると、沢山の魔法使い達が並んで音楽を聴く中に名無しの姿を見つけた。
美しい名無しが微笑みながら洋楽の歌詞カードをめくっている。
何か楽しいことを考えているのか、今度は目をつぶり両手を耳に当て、音楽に合わせて微かに顔を動かしていた。
その無邪気な仕草が愛らしくて、シリウスはニヤリと顔がほころんだ。
なんて可愛らしい。
もうしばらくそんな名無しを見ていたくて、ショーウィンドウ越しの名無しの目の前に立ってみる。
名無しは音楽に夢中でシリウスに気がつかない。
この曲良い感じ!凄く好き!
音楽の世界にいた私は現実に戻るために目を開いた。
「!!」
ガラス越しにシリウスが私を見て、それから俯き肩を揺らして笑っている。
顔から火が吹きそうになった私は慌ててイヤホンを外すとシリウスの所に駆け寄った。
「…笑いすぎです…!!」
「名無し、なんて君は…わはははは!」
「……ふふふ…あはははは!!」
シリウスの笑う姿を見ていたら、私も自分が可笑しくなって一緒になって大笑いしてしまった。
割と早い時間に就寝している筈なのに。
春が近いから眠いのかもしれない。
私はのろのろとベッドから起き上がってシャワーを浴びる。
今日は暖かそうだから、ニットのシンプルなカットソーとジーンズにする。
お気に入りのスニーカーを履いて、髪にワックス、耳にピアスをつけた。
さぁ、シリウスとのクディッチ観戦に出発しよう。
地元のクディッチチームは大きな大会でなくても人気があるみたい。
チームのユニホームを着ている人がたくさん歩いていて、日曜日の街は活気付いている。
少し早く着いた私は、待ち合わせ付近の店を見て回ることにした。
当たり前だけれど、日本の街並みとはまったく違う。
店も目新しいものが多くてワクワクした。
ふと目をやると、すごくお洒落なお店がある。
ショーウィンドウを覗くと、アンティークだろうかステキなカフスボタンがズラリと並んでいた。
その中に一際私の目を引くものがあった。
光が反射すると、黒から紫に変わるガラス玉がついたカフスボタン。
スネイプ教授と玉の瞳が一つになったみたいで、私の目はそのカフスに釘付けになった。
私の足は自然と店内に入り、気がついたら綺麗に包装されたカフスボタンが私の手の中にあった。
何でもない日に、いきなり私がカフスボタンなんてプレゼントしたら教授は困るだろう。
しかも、貴方と玉が一つになったみたいで気に入りましたなんて言えない。
でもいつか…いつか胸を張って渡せる日がくるかもしれない…
そんな淡い期待を抱いて、私は小さな紙袋をそっとカバンにしまった。
次はどこに行こうか。
まだ少し時間がある。
見渡すと、楽器を扱う店が目に付いた。
店内でたくさんの人が音楽を視聴していて、賑わっている。
入店してみると、音楽を視聴しながら丁度待ち合わせの場所が見える。
ここにしよう。
洋楽はあまり聞かないので新鮮でもあるし、時間潰しにはもってこいだ。
ノリの良い洋楽が流れて、私のテンションがあがる。
今日は天気もいいし、スネイプ教授にプレゼントも買えた。
クディッチ観戦も楽しみだし、シリウスとお昼ご飯は何を食べようか…
スネイプ教授と手を繋いで、朝からデートができたらどんなに楽しいだろう!!
シリウスは待ち合わせ場所に着くと、辺りを見回した。
どうやらはまだ来ていないようだ…と目の前の楽器店に目をやると、沢山の魔法使い達が並んで音楽を聴く中に名無しの姿を見つけた。
美しい名無しが微笑みながら洋楽の歌詞カードをめくっている。
何か楽しいことを考えているのか、今度は目をつぶり両手を耳に当て、音楽に合わせて微かに顔を動かしていた。
その無邪気な仕草が愛らしくて、シリウスはニヤリと顔がほころんだ。
なんて可愛らしい。
もうしばらくそんな名無しを見ていたくて、ショーウィンドウ越しの名無しの目の前に立ってみる。
名無しは音楽に夢中でシリウスに気がつかない。
この曲良い感じ!凄く好き!
音楽の世界にいた私は現実に戻るために目を開いた。
「!!」
ガラス越しにシリウスが私を見て、それから俯き肩を揺らして笑っている。
顔から火が吹きそうになった私は慌ててイヤホンを外すとシリウスの所に駆け寄った。
「…笑いすぎです…!!」
「名無し、なんて君は…わはははは!」
「……ふふふ…あはははは!!」
シリウスの笑う姿を見ていたら、私も自分が可笑しくなって一緒になって大笑いしてしまった。