My Daily
第十二章を終えて
2021/11/10 12:56『迷ヰ犬達の行く道』の日記
読者の皆様、こんにちは!
作者の月華桜です!
第十二章を終わりました!!
初めに謝らせてください。すみません。イチャイチャ詰め込むつもりが、めちゃくちゃシリアスになってしまいました……。
でも、書き上げられて満足してます!
今回の内容は色々頭を捻って考えた部分も多く、上手く伝えられたかどうか不安だったんですけど、如何でしたでしょうか?
今回のテーマを一つ挙げるとすれば、“永遠”でした。
皆様は永遠を願った事はありますか?誰でも楽しい時間や幸せな時間があれば、「こんな時間がずっと続けばいいな」と思った事はありませんか?私も何度も思います。
けれど、一概には言えませんがどの作品でも不老不死者という人物は永遠を手にして苦しんでいる描写をよく見ると思います。感情移入したとしても、本当にどれだけ苦しい事なのか私には到底図り知れません。
それでも、やはりふとした時に永遠って願ってしまいますよね。
少ししんみりしてしまいましたが、此処で少し第十二章で語り尽くせなかった部分を簡単に書こうと思います。
まず、何故太宰があの小箱を持っていたのかと言うと、それはただの偶然でした。川を流れていた時に発見したその小箱。太宰はそれに触れた瞬間にこれが異能によって作られた物だと悟ったのです。そして、その小箱を開けました。
実はその小箱は今回登場したルイス・キャロルという天才異能技師が細工したものだったのです。その細工とは、“もし異能無効化の能力を持つ者がこの小箱を開けた時、この小箱のメッセージはアリス宛ではなく、その者に向けてのメッセージが流れる”というものでした。アリスの祖父はその者が善良な者である事を願い、危険を冒してまで、鏡の世界の事、アリスの事、そして彼女の異能力の事を伝え、救って欲しいと頼んだのです。その小箱がいつの時代に現れるかも、手元に届くかも判らないのに、何年も何年もかけて漸く反異能者である太宰の許へ辿り着いたという訳です。だから、太宰はアリスの祖父の事を「依頼人」と言っていたんですね。
そして、もう一つ。
実はルナが小箱を買った骨董屋の老人店主はアリスの恋人だった男性の子孫です。現実世界では、アリスが住んでいたお屋敷はとうの昔になくなっていたのですが、その屋敷にあった物は未だに残っていて、何の因果かそれをあの老人店主が趣味で集めていたのです。昔老人店主が鏡の湖に行った時、その湖を懐かしく思ったのは、屹度自分の中に流れる先祖の血がそう感じているのかもしれませんね。
、、、。
と、まあこんな感じを本編の方に入れようとしたんですが、長くなりそうだったので書きませんでした。なので、この場でちょっと解説みたいにしてみました。
改めて、第十二章如何でしたか?
もう少し中也とのイチャイチャ書きたかったな、とか思ったりしました…。
けれどルナが此処で初めて“友達”という者に出会えたんです。嘗て“友”という存在の本当の意味を探していたルナですが、アリスと出会ってルナがその存在の意味を理解したのかはまだ語られませんが、そこで動くルナの心を感じていただけたら嬉しいです。
第十二章の終わり方は何だかこれからまた一悶着ありそうなフラグを立てての終わり方でしたが、次の章、第十三章で楽しんでいただけたら幸いです。
最後に、ここまでこの日記に目を通してくださってありがとうございました。
文スト4期制作決定など嬉しい情報も沢山ある今日この頃、またもや文ストの永遠を願ってしまいますね。
この小説も文ストが続く限り、そして私のネタが降ってくる限り続けたいと思っております。笑
(ぶっちゃけ、そろそろ完結に持っていってもいいかなと思ったり……)
今後とも『迷ヰ犬達の行く道』を宜しくお願いします!
コメントなど頂けたらとても嬉しいです!!!
また、アンケートもやってるのでよかったらお願いします!2回目でも全然大歓迎です!
では、次回、
第十三章「 Hidden pieces of Heart 」
お楽しみに!
作者の月華桜です!
第十二章を終わりました!!
初めに謝らせてください。すみません。イチャイチャ詰め込むつもりが、めちゃくちゃシリアスになってしまいました……。
でも、書き上げられて満足してます!
今回の内容は色々頭を捻って考えた部分も多く、上手く伝えられたかどうか不安だったんですけど、如何でしたでしょうか?
今回のテーマを一つ挙げるとすれば、“永遠”でした。
皆様は永遠を願った事はありますか?誰でも楽しい時間や幸せな時間があれば、「こんな時間がずっと続けばいいな」と思った事はありませんか?私も何度も思います。
けれど、一概には言えませんがどの作品でも不老不死者という人物は永遠を手にして苦しんでいる描写をよく見ると思います。感情移入したとしても、本当にどれだけ苦しい事なのか私には到底図り知れません。
それでも、やはりふとした時に永遠って願ってしまいますよね。
少ししんみりしてしまいましたが、此処で少し第十二章で語り尽くせなかった部分を簡単に書こうと思います。
まず、何故太宰があの小箱を持っていたのかと言うと、それはただの偶然でした。川を流れていた時に発見したその小箱。太宰はそれに触れた瞬間にこれが異能によって作られた物だと悟ったのです。そして、その小箱を開けました。
実はその小箱は今回登場したルイス・キャロルという天才異能技師が細工したものだったのです。その細工とは、“もし異能無効化の能力を持つ者がこの小箱を開けた時、この小箱のメッセージはアリス宛ではなく、その者に向けてのメッセージが流れる”というものでした。アリスの祖父はその者が善良な者である事を願い、危険を冒してまで、鏡の世界の事、アリスの事、そして彼女の異能力の事を伝え、救って欲しいと頼んだのです。その小箱がいつの時代に現れるかも、手元に届くかも判らないのに、何年も何年もかけて漸く反異能者である太宰の許へ辿り着いたという訳です。だから、太宰はアリスの祖父の事を「依頼人」と言っていたんですね。
そして、もう一つ。
実はルナが小箱を買った骨董屋の老人店主はアリスの恋人だった男性の子孫です。現実世界では、アリスが住んでいたお屋敷はとうの昔になくなっていたのですが、その屋敷にあった物は未だに残っていて、何の因果かそれをあの老人店主が趣味で集めていたのです。昔老人店主が鏡の湖に行った時、その湖を懐かしく思ったのは、屹度自分の中に流れる先祖の血がそう感じているのかもしれませんね。
、、、。
と、まあこんな感じを本編の方に入れようとしたんですが、長くなりそうだったので書きませんでした。なので、この場でちょっと解説みたいにしてみました。
改めて、第十二章如何でしたか?
もう少し中也とのイチャイチャ書きたかったな、とか思ったりしました…。
けれどルナが此処で初めて“友達”という者に出会えたんです。嘗て“友”という存在の本当の意味を探していたルナですが、アリスと出会ってルナがその存在の意味を理解したのかはまだ語られませんが、そこで動くルナの心を感じていただけたら嬉しいです。
第十二章の終わり方は何だかこれからまた一悶着ありそうなフラグを立てての終わり方でしたが、次の章、第十三章で楽しんでいただけたら幸いです。
最後に、ここまでこの日記に目を通してくださってありがとうございました。
文スト4期制作決定など嬉しい情報も沢山ある今日この頃、またもや文ストの永遠を願ってしまいますね。
この小説も文ストが続く限り、そして私のネタが降ってくる限り続けたいと思っております。笑
(ぶっちゃけ、そろそろ完結に持っていってもいいかなと思ったり……)
今後とも『迷ヰ犬達の行く道』を宜しくお願いします!
コメントなど頂けたらとても嬉しいです!!!
また、アンケートもやってるのでよかったらお願いします!2回目でも全然大歓迎です!
では、次回、
第十三章「 Hidden pieces of Heart 」
お楽しみに!