この終焉なき舞台に拍手を -落陽異伝-

「文豪ストレイドッグス BEAST」の原作沿い夢小説です。
「黒の時代」、「太宰治の入社試験」、「BEAST」の内容を含みます。

「終焉なき」本編第4幕までの読了を推奨します。
また、本編よりも残酷シーンを多く取り入れている他、
本来のストーリーと異なる展開をする場面があります。
ご留意のほど、よろしくお願いします。
文スト・BEAST/夢小説/原作沿い/最強夢主/国木田寄り

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落陽異伝(らくよういでん)
本作品の夢主は「終焉なき」本編と異なる”可能性”を辿った同一人物であり、英国出身です。
カタカナでの名前を推奨しております。
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目次

  • 落陽異伝 -邂逅

    港街、ヨコハマ。裏社会組織が乱立するこの街は、今、海外から流入してきた元傭兵集団に脅かされている。次々と壊滅していく敵組織、そしてついに攻撃を受けるポートマフィア――その様子をビル最上階から見下ろしつつ、若き首領は言う。

    「奴は亡霊だ。己の望みのためなら相手をも死地へ引きずり込む、呪いを振りまく虚像だよ」

    とある”可能性”が実現した偽りの世界。その”可能性”を守るための道筋。全てを知る黒き青年の前に現れたのは、全てを覆す異質な少女だった。

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