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この終焉なき舞台に拍手を

※本作品は連作長編となっております。
第2幕(冒頭〜三社鼎立編)
第1幕(過去編)
幕間 -DEAD APPLE-(林檎編)
第3幕(共喰い編)
幕間 -Note by a Reseacher-(真実編)
第4幕(天空カジノ編)
第5幕(準備中)
の順にお楽しみください。
文スト/夢小説/原作沿い/最強夢主/国木田寄り

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この終焉(おわり)なき舞台に拍手を
本作品の夢主は英国出身北米育ちです。
カタカナでの名前を推奨しております。
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舞台女優名

目次

  • 第2幕

    異能力者が点在する世界、日本の港町ヨコハマにある異能組織「武装探偵社」には、軍警の手に負えない荒事が持ち込まれる。そこに中島敦が現れる少し前のこと――少女は立ち寄った川辺で溺死めいた男と遭遇する。現場の陰惨さを無視するかのように鳴り響く彼の携帯電話を仕方なしに耳に当てれば、聞こえてきたのは几帳面そうな男の怒号だった。

    『や――っと出たかこの歩く包帯置き場ァ!』
    「少々声の大きさを下げていただけますか国木田独歩さん!」

    武装探偵社との邂逅、ポートマフィアとの遭遇、そして――現れるギルド。
    三つ巴の戦いの中、彼女は己の過去と思いを隠し続けるつもりだったが……

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  • 第2幕-続

    ギルド撃退に成功した武装探偵社。その監視下のもと、少女はヨコハマの劇団員としての短い日々を穏やかに過ごす。落ち着きを取り戻した街では連続通り魔猟奇殺人事件が市民の安全を脅かしていた。

    「素敵な時間をありがとうございました。――それでは、また」

    観客だという紫眼の男の到来。頻発する猟奇殺人。事件の犯人に仕立て上げられた少女は、遅すぎた決意と共に探偵社へと牙を剥く。

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  • 第1幕

    某所、敵対勢力の排除を行っていた傲慢な男を、生き残りの幼子は「神」と呼んだ――敦が武装探偵社へ入社する数年前、北米の異能組織「ギルド」へと拾われた少女。彼女の身に宿る才能と暴力はフィッツジェラルドを魅了するに足るものだった。一方、友人の殺害という過去を背負った彼女は、ギルド構成員との日々の中で明るい未来を夢見るようになる。しかし同時に自らの過酷な運命を思い知り……
    かつて「友」と呼び合った二人の、出会いと決別の物語。

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  • 幕間 -DEAD APPLE-

    霧が出た後、異能者が不可解な死に方をする「異能力者連続自殺事件」が世界中で発生している――異能特務課からの依頼はしかし、ヨコハマを覆う霧の発生により別物へと姿を変えた。敦の前に現れる虎、鏡花を追う夜叉白雪、そして。
    「相手になるよ、【テンペスト】」
    在りし日の幼い己を模した異能、差し向けられる英国の爆撃機、微笑む異国の鼠――見えざる手が、迫る。

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  • 第3幕

    国木田ら探偵社員と共に日々を過ごす中で、彼女は人が人を信じ助け合う「普通」の世界を知る。徐々にそちらの世界へと焦がれるようになっていた矢先、探偵社はドストエフスキーの策略により存続の危機に立たされ、彼女の元にも魔人の手が迫るのだった。

    「――共に世界を創りませんか? 異能のない、利用されることもない、あなたが普通でいられる世界を」

    明かされる真実、混乱する胸中。気付いてしまった思いを隠し、彼女は真実という名の絶望へ足を踏み出す。

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  • 第4幕

    ウィリアムの企みの全貌を知った少女は悲しみに己を見失う。それでも、探偵社は、国木田は彼女を見捨てなかった。それはまるで夢のような優しさで――夢とはいつか終わるものだと、彼女は知っている。
    日曜日、午後六時。
    〈本〉の一部である〈頁〉が悪用され、武装探偵社はテロ組織に仕立て上げられた。ちりぢりになり国から逃げ惑うこととなった探偵社員達。彼らが国に捕まり全てを暴露する前に、この手で彼らを殺さなくてはいけない――その事実を静かに受け入れた彼女の元へ、ドストエフスキーの策略と《猟犬》の牙が襲い掛かる。

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