素直
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「…浮気されててん。」
『まじ?お前んとこ付き合うて長かったよな?』
「3年。」
『長いな。んでいつからされてたん。』
「知らん、けど、多分…い、ちねんとかは、してたん、ぢゃう゛ん。」
『えぐいな。〇〇ちゃんはなんで気づいたん。』
そう聞くと、〇〇ちゃんは当時のことを思い出したんやろうな。涙と言葉を同じくらい出しながら
「昨日なあ、向こうの携帯のLINEの通知たまたま見てん。で…さぁ…っ、知らん女から、“昨日はありがとう♡ちょっとしか会えんかったけどめっちゃ楽しかった!また今週の日曜日デートすんの楽しみにしてる”って。』
『……は?』
「その女が言ってた"昨日"は仕事で遅くなるって言われて会えんかった日やったし、あと…」
そうよな、だって
「……日曜日ってさ『お前の誕生日やろ。』
〇〇ちゃんの言葉に被せた俺の言葉に更に被せるようにまた大音量で泣き出した。
ふっかいふっかい溜息をついて思わず大きな声で言うてしまう。
『ほんっっっまにきっっっしょいやつやな!!!!!なんなん、あいつそういうやつやったん。』
〇〇ちゃんの彼氏はよう知っとる、俺ら3人とも同じ中学やったし。付き合い始めたんは大人になってからみたいやけど。特別仲良くはなかったけど、まあ害はなさそうな奴やったのと、何より〇〇ちゃんが選んだ男に口出す義理もなんもないと思ってた。けど、
『お前なんっっっも悪ないやん!!!何を泣いとるん?むしろそんなやつ別れられてハッピーやろ!てかブチギレるところやで。え、はぁ?』
〇〇ちゃんが何も悪口を言わない代わりに俺の中の怒りのバロメーターが沸々と上がっていく。
「…なんか、何も言えんかってん。」
…もう、どいつもこいつも意味がわからん。
「私が、あいつのこと好きすぎてん。可愛くて理解のある物分かりのいい彼女でいたくてさー。そのLINEも通知見ちゃっただけで、別に浮気してるやろとか何も問い詰めてない。」
そう言いながら今日初めて弱々しく笑う〇〇ちゃんを見たら、俺ん中のようわからん感情が沸き立ってきた。
『え、じゃあ何?ほんまに浮気してるかわからんまま終わったん?』
「確証はない。…でも、今まで怪しい連絡とか行動とか本当はいろいろあってん。けど言ってしまったら一緒におれんくなるやん。知ってしまったら、終わりやん。それに、仕事忙しくてなかなか会えてなかったし、少しでも一緒におれる時は、そういう険悪な雰囲気になりたくなかったんよ。」
『…ちなみにその、仕事で遅くなるから会えへんって言われた日は晩御飯も一緒に食べんかってん?』
「うん。しばらく会えてないし、遅くなってもええから晩御飯くらい食べへんーって言うたけど、会議とか準備とかで終電ギリギリになりそうやから申し訳ないわって断られた。」
俺が喋ろうとした瞬間に、家のインターホンが鳴る。
『まじ?お前んとこ付き合うて長かったよな?』
「3年。」
『長いな。んでいつからされてたん。』
「知らん、けど、多分…い、ちねんとかは、してたん、ぢゃう゛ん。」
『えぐいな。〇〇ちゃんはなんで気づいたん。』
そう聞くと、〇〇ちゃんは当時のことを思い出したんやろうな。涙と言葉を同じくらい出しながら
「昨日なあ、向こうの携帯のLINEの通知たまたま見てん。で…さぁ…っ、知らん女から、“昨日はありがとう♡ちょっとしか会えんかったけどめっちゃ楽しかった!また今週の日曜日デートすんの楽しみにしてる”って。』
『……は?』
「その女が言ってた"昨日"は仕事で遅くなるって言われて会えんかった日やったし、あと…」
そうよな、だって
「……日曜日ってさ『お前の誕生日やろ。』
〇〇ちゃんの言葉に被せた俺の言葉に更に被せるようにまた大音量で泣き出した。
ふっかいふっかい溜息をついて思わず大きな声で言うてしまう。
『ほんっっっまにきっっっしょいやつやな!!!!!なんなん、あいつそういうやつやったん。』
〇〇ちゃんの彼氏はよう知っとる、俺ら3人とも同じ中学やったし。付き合い始めたんは大人になってからみたいやけど。特別仲良くはなかったけど、まあ害はなさそうな奴やったのと、何より〇〇ちゃんが選んだ男に口出す義理もなんもないと思ってた。けど、
『お前なんっっっも悪ないやん!!!何を泣いとるん?むしろそんなやつ別れられてハッピーやろ!てかブチギレるところやで。え、はぁ?』
〇〇ちゃんが何も悪口を言わない代わりに俺の中の怒りのバロメーターが沸々と上がっていく。
「…なんか、何も言えんかってん。」
…もう、どいつもこいつも意味がわからん。
「私が、あいつのこと好きすぎてん。可愛くて理解のある物分かりのいい彼女でいたくてさー。そのLINEも通知見ちゃっただけで、別に浮気してるやろとか何も問い詰めてない。」
そう言いながら今日初めて弱々しく笑う〇〇ちゃんを見たら、俺ん中のようわからん感情が沸き立ってきた。
『え、じゃあ何?ほんまに浮気してるかわからんまま終わったん?』
「確証はない。…でも、今まで怪しい連絡とか行動とか本当はいろいろあってん。けど言ってしまったら一緒におれんくなるやん。知ってしまったら、終わりやん。それに、仕事忙しくてなかなか会えてなかったし、少しでも一緒におれる時は、そういう険悪な雰囲気になりたくなかったんよ。」
『…ちなみにその、仕事で遅くなるから会えへんって言われた日は晩御飯も一緒に食べんかってん?』
「うん。しばらく会えてないし、遅くなってもええから晩御飯くらい食べへんーって言うたけど、会議とか準備とかで終電ギリギリになりそうやから申し訳ないわって断られた。」
俺が喋ろうとした瞬間に、家のインターホンが鳴る。